畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

間引き菜

2010-10-13 18:20:04 | 農作業
10月13日(水)   いちじ  

今朝も明け方は雨で始まる。起床する頃は、ほとんど降ってはいなかったが、庭は水溜りで、グチャグチャ。どんよりの曇り空の一日。昼過ぎころから、再び降り始め、それほどの雨量ではないが、数時間降ったりやんだりを、繰り返す。
出荷の日なので、ダイコンを間引きに畑に行く。
不織布を除去し、丸めて片付け、間引く。二粒づつ種を蒔いてあるので、それを一本立ちにする。あまり育ちが悪かったり、虫食いのひどいものは、ニワトリに。それ以外は、間引き菜として、葉物として、食べてもらう。整理は大変だが、今の端境期、貴重な一品となる。作業していて思うのだが、これだけいろいろと手を掛けてやっても、ダイコンの葉っぱは穴だらけ。隣の畑は、一回か二回、発芽した葉っぱに、白い薄化粧をさせた。ほんのちょっとした時間、粉薬(農薬)を掛けただけなのに、葉っぱはきれいだし、我が家以上に生育している。農薬の威力と、例え自給用にしても、振りかけてしまう気持ち、何となくわかってしまう。
不織布を掛けなければ、全滅とまではいかなくとも、生育の遅れや、虫害から来る病気なども影響し、大幅な減収となる。
そんなことを考えながら、この穴だらけの葉っぱを、整理し、新聞紙に包んでいる。我慢して食べてください。

午後は、雨の合間を見ながら、納屋の建築作業。柱を長さに切り、加工する。コンクリートの床は水溜り、柱も濡れて水を吸い込み、作業しずらかった。
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