畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

雨日

2010-10-21 18:25:19 | 農作業
10月21日(木)  

小雨が一日降り続く。肌寒い一日。こんな日は、秋の深まりを感じ、ちょっぴり、夏の暑さが、懐かしくなる。(なんと我儘なんだろう)
連れ合いは、上京。外仕事はできないので、比較的のんびり。動物の世話も、せわしくない。
19日の続きで、籾すり。終了後、機械類の清掃。片づけ。玄米を保冷庫に移動。
うす暗い雨降りの日は、4時を回ると、急に暗くなる。懐中電灯を頼りに、犬に餌をやり、最後のタマゴを取りに、鶏舎に向かう。ちょっと歩く分には、傘をさすほどではない小雨、まだ降り続いている。



一番と二番の柱  筋交をダブルに入れて、補強している。



奥の一番の柱の真ん中部分の斜めの材木も筋交
一番と三番の部分、両脇の斜めの材木が、方づえになる
赤茶色の部分が、合掌を受ける梁になる鋼材、二本で、柱や、束を挟んで固定する。
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歯を下さい

2010-10-20 18:26:49 | 介護日記
10月20日(水)    ときどき  

小雨がパラパラして、アスファルトが乾く間はなかった。止み間を見て、菜花の不織布を剥がし、間引きをする。ここも、ダイコンと同じに、サルハムシ、ヨトウムシが侵入し、喰い荒している所が多い。よさそうな株を整理し、葉物として出荷する。出荷作業が終わっても、外仕事をするには、濡れてしまうほどに、雨は続いている。ハウス内で、キュウリの整枝や、苗の移植などをして、早めに部屋に入る。

所で、今朝のこと。
朝食の御膳を持って行ってから、しばらくして、声がかかる。何だと尋ねると、
「歯を下さい」
(入れ歯のことだ。ショートステイに行っている間は、夜間、入れ歯は、施設で管理するらしい。就寝中に、飲み込んだりされると困るからだそうだ。しかし、我が家では、入れ歯の管理までは、やっていない。この数カ月、何度か、「歯を下さい」と云われ、そろそろ、こちらで、管理した方が良いのか、と思い始めていた所だ。)
入れ歯は、自分で外して、どこかに置いたのだから、よく探すように言う。
しばらくして、
「夜、寝るときに、歯をそっちに持って行ったんですよ」
もう何度も、繰り返された会話が始まる。
「あんたの入れ歯なんか知らない。机の周りを良く探しなさい」
「私がやったのなら、よく覚えていますよ。昨日、持って行ったでしょう」
「そんなことはないから、よく探しなさい」
「私が、どこかに置いたりするはずはありませんよ」
そろそろ、いらいらしてくる。今朝も、朝起きてトイレに行きながら、小便を漏らし、雑巾で拭いた所だし、洗濯機は、母のパジャマとシーツを、回している。
「お前の入れ歯など知らん! 自分でよく探すんだよ!」
と怒鳴り声。と、ふてくされるような声で、
「今に、判りますよ。私は、預けたのだから」
本人は、動いて探そうという気配は全くなく、ただただ座ったまま、口だけは、ぺらぺらと。そのうち、こちらから、歯が出てくると、云いはる。
一事が万事、この口達者。限界は、4~5回だ。
今朝は、ここで、切れてしまう。母の脇の一畳ほどの座り机。持ち上げて、放り投げる。
机の下は、ちり紙の山。パンパンのレジ袋や、ティッシュの箱、むき身のちぎられたトイレットペーパーや、ティッシュペーパー。
「このゴミはなんだ」
「私の大事な鼻紙ですよ」
以前に何度か見つけてやった経験から、
「このゴミの中に、お前の入れ歯はあるんだよ!!」
「こんなところに、あるわけありませんよ」
ポリ袋に入った、ティッシュの塊をつかんで、
「これはなんだ!」
目の前に付きだす。
「、、、、、、、、、、、、。」
無言を貫こうとするふくれっ面に、
「これは何だと聞いているんだ!」
「、、、。入れ歯です」
「誰が、こうして置いたんだ」
「、、、、。私です」

今朝の、入歯騒動の、顛末。
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雨天作業

2010-10-19 20:32:46 | 農作業
10月19日(火)  

昨日の天気予報は、今日は午前中から、雨。雨量は少なく、カウントされない時間もあるほどの小雨の予報だった。で、今日は、雨の日にやろうと思っていたことを予定しておいた。
起床して、外に出てみると、何時降り始めてもよいような、暗い曇り空。今日は、予定通り、雨の日行動の実践だ。とはいっても、洗濯ものは普通どおりある。母は、相変わらず、シーツを濡らす。何時もの朝と同じに、食事の支度をしながら、洗濯。朝の行事が終わっても降りだしては来ないが、洗濯ものは室内に干す。
デイサービスに、母を送り出してから、農協、郵便局。雨降り作業に組んでおいた、籾すりの準備。依頼を受けている、もち米の籾すりもある。機械の準備を終え、もち米で、試運転。
午後、引き続き、籾すり。すり上がった玄米を保冷庫に運び、貯蔵。
ニワトリの飼料を引き取りに行く。前から予定されていた日なので、雨では困るなと思っていたのだが、幸いにも、雨は落ちてこない。暗くなった鶏舎の前、400kgの餌を、飼料小屋に運び入れ、今日の作業は、終わる。
結局、一日、降ることはなかった。
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七十二候

2010-10-18 18:15:06 | 農作業
10月18日(月)    いちじ  

予報ほどには、晴天にならない。南ほど前線の影響を受けるのだろう。殆ど曇り、薄日も射すことはあるが、夕方近くには、かすかに雨粒を落とすほどの、黒い雲もかかる。
午前中は、秀畑。
ヤマイモの初掘り。今度の出荷に、送れるほど、掘っておく。作付けをしていない個所、耕しておいた所は、小さな草の芽が、びっしり。トラクターは置いたままなので、草を処理するため、耕しておく。
午後は、納屋建築。
三組目の合掌を組み、柱建て。一組目と、二組目の間は、筋交で補強してある。二組目と、三組目の間は、筋交入れず、振れ止めを兼ねた、外壁の下地の、胴縁だけで、固定する。隣がしっかり固定されているので、大丈夫だ。三組目を建てたことで、約、半分は完成。本日は、ここまでで、時間となる。次の工程は、向きを変えて、外壁になる五組目を先に建てることになる。

三組目の柱組を建てている所

右の柱から左の柱に斜めに取り付けてあるのが、仮筋交

蟋蟀在戸(しつそつこにあり) コオロギが鳴きやみ、姿を隠すころ
蟋蟀とはコオロギ、または、キリギリスのこと
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日記

2010-10-17 19:14:29 | 農作業

10月17日(日)   いちじ 

寺の護持会の共同作業。秋の草刈。墓地、寺周囲の草刈。
月末に、前住職の13回忌を行うので、前庭の樹木の整理など、何時もより、念入りに行う。

午後は、納屋建築。
昨日組んでおいた、二組目の柱建て。一組目とつなぎ、筋交を取り付ける。これで、柱および合掌部分で、立方体として、組み終わる。こうなると、全体で、支え合うことになるから、傾いたり、倒れたりする心配はなくなる。
プロのように、材木を加工して、組み合わせる技術はない。そして、一人で、建てて行くのだから、一組づつ建て、つなぎ合わせて、補強する。この工程の繰り返しで、全体を建てることとする。同じ作業をまとめてやった方が、能率は良いのだが、一人ではできない。どういう状況なのかで、作業の段取りも、やり方も変える、と云うことである。
まあ、一つの箱状ができ、安定したから、これからは、其処から補強して行けるから、それほど神経を使う必要はなくなる。

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日記

2010-10-16 18:15:36 | 農作業
10月16日(土)   ときどき 

畑作業。出荷の日なので、ダイコンの間引き、ゴボウ掘り。一回目の、太陽熱処理をした畝のダイコンは、一回目の間引き完了。不織布も撤去した。改めて、不織布を掛けておいたにもかかわらず、かなり、虫の被害にあっている状態に、愕然とする。猛暑と雨無天気が、今の虫の活動を促すようになったのだろうか。
家に帰り、間引きダイコン葉を整理、出荷用に調整する。
午後は、納屋建築。
二つ目の合掌を組む。昨日立ち上げたのは、脇の壁になる所。中にも柱が立つ。これからの三組は、柱は両サイドだけ。中は溝型鋼の上の方だけに、屋根を支える束を組む。夕方までに、床での組作業は終える。次は、二組目の柱建てからの作業。
10月も半ばになり、陽の暮れが早くなる。5時のチャイムが鳴ると、あっという間に暗くなってしまう。
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柱建て

2010-10-15 18:57:39 | 農作業
10月15日(金)   いちじ 

またもや、雨の夜明け。しとしと雨だが、濡れるほどには降っている。連れ合いは、犬の散歩を見合わせて、止んだら行こう、と云っている。それほど続く、雨、雨、、、雨である。幸いにも、7時を回るころには、降りやみ、曇り空になる。「犬の散歩から帰って、ご飯にする」、と出かける。朝食をとるのは一人、ご自由に。雨も上がるだろうと、洗濯を始めていたが、それも早めに終わる。ゆっくりと、新聞を読んだ後、雨上がりの外へ。
材木も濡れたままだが、しようがない。引き続き、納屋建築に取り掛かる。
仮組みしてあった、合掌を正式に組む。溝型鋼を柱に取り付ける。ボルトナットと、スクリュウ釘でしっかりとめる。角、角が直角になるように、斜めに角材を止めて、補強する。釘やボルトで、固定しただけでは、直角は安定しないし、揺れて角度は狂う。斜めに補強材を入れて、直角が狂わずに固定されるようにする。その役割をする部材を、(筋かい)とか、(方づえ)と云う。
両脇の柱を、溝型鋼で挟んで、とめて、方づえで固定する。幅の広い鳥居状になる。これを、ミニショベルで釣って、コンクリート基礎にゆっくりとのせ、基礎に取り付けてある羽子板状金物に、ボルトで取り付ける。前後に倒れないように、基礎と仮の筋かいで固定する。左右には、方づえが効いているので、揺れることはないから、仮筋交を打てば、とりあえずは、鳥居状の建築物は、倒れることはない。
一組の柱は、これで建ち上がった。
今後、順次、あと四組建ちあげると、納屋の骨格は、出来上がる。
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納屋建築

2010-10-14 18:43:34 | 農作業
10月14日(木)  

暗いうちに、パラパラ位はあったかもしれないが、曇り空ではあるが、雨は降らなかった。しかし、連日の雨と、陽の射さない曇りの天気だから、庭もぬかるみ、コンクリートの水溜りも、乾く気配はない。
朝から一日、納屋の建築工事。米の精米や、出荷の袋詰めなどをしながらだが。
屋根を支える合掌になる部分の加工。6mの幅を、柱なしで、支えるため、この部分は、鉄材を使う。リップ溝型鋼という鉄骨材を使い、両端の柱と組み、鳥居状にする。鉄骨だと6mの長さのものがあるが、材木だと、注文になり、値段もかなり高くなってしまう。鉄骨は加工が大変だし、手間もかかるが、合掌の受けになる部分だけは、使うことにする。
全部で、8本。柱や、材木を取りつける個所は、ドリルで、穴をあけ、ボルトや、釘を通せるようにする。なんだかんだで、200ほどの穴をあける。ときどきは錐を研がなくてはならず、ほぼ一日仕事。夕方には、合掌の仮組をやってみる。

所で、昨日、13日は七十二候だった。
菊花開(きくかひらく)  菊の花が開き始めるころ
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間引き菜

2010-10-13 18:20:04 | 農作業
10月13日(水)   いちじ  

今朝も明け方は雨で始まる。起床する頃は、ほとんど降ってはいなかったが、庭は水溜りで、グチャグチャ。どんよりの曇り空の一日。昼過ぎころから、再び降り始め、それほどの雨量ではないが、数時間降ったりやんだりを、繰り返す。
出荷の日なので、ダイコンを間引きに畑に行く。
不織布を除去し、丸めて片付け、間引く。二粒づつ種を蒔いてあるので、それを一本立ちにする。あまり育ちが悪かったり、虫食いのひどいものは、ニワトリに。それ以外は、間引き菜として、葉物として、食べてもらう。整理は大変だが、今の端境期、貴重な一品となる。作業していて思うのだが、これだけいろいろと手を掛けてやっても、ダイコンの葉っぱは穴だらけ。隣の畑は、一回か二回、発芽した葉っぱに、白い薄化粧をさせた。ほんのちょっとした時間、粉薬(農薬)を掛けただけなのに、葉っぱはきれいだし、我が家以上に生育している。農薬の威力と、例え自給用にしても、振りかけてしまう気持ち、何となくわかってしまう。
不織布を掛けなければ、全滅とまではいかなくとも、生育の遅れや、虫害から来る病気なども影響し、大幅な減収となる。
そんなことを考えながら、この穴だらけの葉っぱを、整理し、新聞紙に包んでいる。我慢して食べてください。

午後は、雨の合間を見ながら、納屋の建築作業。柱を長さに切り、加工する。コンクリートの床は水溜り、柱も濡れて水を吸い込み、作業しずらかった。
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予定外の雨

2010-10-12 18:37:56 | 暮らし
10月12日(火)   ときどき 

雨音で目が覚める。そんな予報ではなかったのにと、時計を見ると、4時少し前だった。そんなこともあり、起床は、6時をかなり回ってからとなる。かなりの勢いで降っている。午前中は、母の関係で、市役所と、病院の支払い等に行く予定だったので、まあ、雨でもよいかと、諦める。雨はほとんど上がるが、どんより曇り空は、予報に反して、回復の兆しはない。逆に、ときどき、ぱらつかせたりしている。昼近くなると、再び、雨音を立てて、降ってくる。ときどき弱まることもあるが、数時間降り続き、結局、外仕事は、やらせてくれなかった。
夏の少雨を取り戻す以上の、ここの所の雨量は、ゴボウや、ヤマイモ、サツマイモなどに、悪い影響を与えそうだ。ゴボウなども、上部が、黴のようなものにやられているものが増えてきた。当たり前の、穏やかさに戻ってほしいものだ。
そんな訳で、出かけたり、作業場で、雑用したり、程度で、一日済ませてしまった。
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