畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

稲作

2008-07-26 20:22:29 | 米作り
7月26日  ときどき 

稲作について、一言。米は日本全国、どこでも作られている。けれど、田植え、稲刈りは、各地域でかなりのずれがある。しかも、南(西)が早く、北(東)が遅い、ということもない。
一般的に、稲の生育と気温の関係から、田植えが5月、6月で、収穫期は、9月から10月である。しかし、品種改良にもよるが、一部地域が、早場米地域として、8月の収穫ができる。九州、四国の一部と、関東では千葉県の一部が早場米地域だ。最も早いのは、宮崎、鹿児島だと思う。(沖縄は除く)
暖かい所が、早く採れるとは限らない。稲の授粉時の気温が高すぎると、(要するに、穂の出る時に、)花粉は生きられず受粉できない。真夏の出穂は稲にとって危険なのだ。なぜ、梅雨明けの気温の高い時に受粉できるかというと、早場米地域は、たいがい、気候が、海洋性気候で、内陸気候のように最高気温が極端に高くない、そういう地域だと思う。
田植頃の、一定の気温の確保、出穂から実りまでの条件に合う気温。それが早場米地域の条件だ。早場米のメリットは、秋の台風シーズンの前に収穫が終わることだ。(市場流通米では、いち早く、新米と、はためかせるから)それ以外は、かなり無理をした作り方だと思う。

今日は、この処の暑さに疲れ、出荷を手伝うだけで、あとは何もしなかった。

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水かけ

2008-07-26 14:16:15 | 我が家の畑
7月25日  ときどき 

昨日に続き、少し残っている大豆を植える。水かけも同じように。
同時に、昨日植えた苗には、二回目の水かけを行う。大豆は丈夫な作物。この水かけで、まず確実に根付いてくれる。
夕方も、5時を過ぎると、ようやく、日差しも弱まる感じだ。6時過ぎ位から水かけ。水のせいばかりでなく、吹く風も涼しく感じる。1300Lの水かけは、やはり8時近くまでかかった。
午前中は、大豆が足りそうもないので、追加の種まき。床土を作りトレイに入れて、種まき。覆土して、たっぷりとかん水する。6トレイ作る。連結ポットに茶豆、黒豆を播く。これで、今年の大豆は良しとする。例年より少ないが、味噌には間に合うだろう。
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