畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
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田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

大豆

2008-07-10 21:07:33 | 食、農への思い
7月10日  ときどき 

一日大豆作付けの準備。午前中は畑のロータリー耕。今年の春までキャベツ類を作付けした畑。最近やっと、マルチを片づけてもらった。草も多いから、何回も耕し、草も細かく切断、土も細かくする。
午後は、大豆の苗作りのため、赤土の砕土、篩がけ。赤土ともみ殻くん炭を混ぜて苗床の土にする。トレイに新聞紙を敷き、床土を入れる。
大豆を作るのに、苗を作って植えるなんて聞いたことがない。少量を枝豆で収穫する場合は別だろうが。しかし、鳥害がひどいから、苗を作り植えている。畑に豆をまくと、芽が出かかったときに、ハトやカラスにつつかれ食べられてしまう。防鳥ネットを張ったこともある。けれど、ネットを張るのも大変だし、張ったら、片づけなければならない。これも大変だ。片づけないと、機械での中耕徐草ができない。遅れると、草に茂られ、大豆が生育しない。なんだかんだで、結局、苗を植え続けている。
これも大変だ。梅雨明けが早い時や、空梅雨の場合、定植した苗が枯れる場合がある。トラックに、水とポンプを積んで、水かけをする場合もある。とにかく、一番手間のかかる割には、合わない作物の一つだ。
しかし、味噌を作り続けるためにだけ、今年も、億劫だが、明日にも大豆を伏せよう。
コメント
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