畑のつぶやき

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農家の暮らしの日記
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食、農への思い

長い一日

2008-07-21 19:49:27 | 暮らし
7月21日 

梅雨明10日という。晴天が続き、夏の最盛期だ。
隣の家に、8時少し前に集合し、長い一日が始まる。最近の葬儀は、葬儀会社がほとんどのことは行う。隣組の近所はほとんどやることがない。実際の葬儀の儀式は葬儀会社のホールで行われる。しかし、細かいところで、自宅葬の風習も残る。だから、やることはほとんどなくても、早朝出勤が必要だ。
私たち隣組の、隣の隣組が重要な役割を担う。お墓への納骨の準備を一切取り仕切る。土葬のときは棺桶を納める穴を掘る重要な役目だ。火葬になり、お墓に納骨室のできた今では、お墓の掃除などをしてもらう。
彼らの接待が、私たち隣組の重要な役割だ。昔は、彼らの昼食も隣組で作った。しかし、今は、ほとんどの場合、喪主が仕出しや、食堂に用意し、我々は形式的に提供する形になっている。
その辺で、喪主と、昼食を用意する業者、われわれ隣組の、ちょっとしたずれで、トラブルが起きることもある。それが今回も出た。
12時30分を過ぎても食事が届かない。催促電話をして、1時近くにやっと届くが、昼の弁当には程遠い、精進落としの料理セット。料理は少し豪華かもしれないが、作業後の昼飯としては、腹にたまるものはない。
隣組が作っていれば、こうしたミスはない。しかしいまは、簡略化して、業者発注が増えている。良いことでもあるが、過渡期のミスもままある。
こうしたことも、過渡期の笑い話になってくれればよいのだが。
とまあこうしたこともあり、長い一日は終わる。
コメント
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