畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

田んぼ

2008-07-22 19:46:44 | 田んぼ
7月22日  ときどき 

田んぼが危機的状況になってきた。梅雨後半の一週間、大気が不安定で雷雨の予報は、当地では無縁だった。蒸し暑い曇り空だったが、雨はお湿りにもならない霧雨だけだった。期待した18日の雨予報も空振り。そして19日は、梅雨が明けた。梅雨明10日、の例え通り、今月いっぱいは、雨は降らないだろう。
田んぼの水がなくなってきた。この三日間、自分の仕事ができなかったつけも回って、大きく割れ目ができた田んぼもある。あまりひどくなると、水が溜まらなくなる。すでに危機的な田んぼもある。
バルブをひねれば、水を入れれる田んぼはどうにかなる。役員にポンプを動かし、配管の一部を止めてもらわないと水が上がっていかない、高い所にある田んぼの水入れをする。水の具合を見ながらだから、ほっておけないから、水を入れながら、畔の草刈り。
その他に4か所、水を入れる。バルブを開けたり、ポンプを動かしたりしているから、時々様子を見に、東奔西走。忙しい一日だった。とりあえず、一安心。明日も水入れになる。

だいぶ穂が出そろってきた。

まだ青いが、しっかり稲穂をつけている




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長い一日

2008-07-21 19:49:27 | 暮らし
7月21日 

梅雨明10日という。晴天が続き、夏の最盛期だ。
隣の家に、8時少し前に集合し、長い一日が始まる。最近の葬儀は、葬儀会社がほとんどのことは行う。隣組の近所はほとんどやることがない。実際の葬儀の儀式は葬儀会社のホールで行われる。しかし、細かいところで、自宅葬の風習も残る。だから、やることはほとんどなくても、早朝出勤が必要だ。
私たち隣組の、隣の隣組が重要な役割を担う。お墓への納骨の準備を一切取り仕切る。土葬のときは棺桶を納める穴を掘る重要な役目だ。火葬になり、お墓に納骨室のできた今では、お墓の掃除などをしてもらう。
彼らの接待が、私たち隣組の重要な役割だ。昔は、彼らの昼食も隣組で作った。しかし、今は、ほとんどの場合、喪主が仕出しや、食堂に用意し、我々は形式的に提供する形になっている。
その辺で、喪主と、昼食を用意する業者、われわれ隣組の、ちょっとしたずれで、トラブルが起きることもある。それが今回も出た。
12時30分を過ぎても食事が届かない。催促電話をして、1時近くにやっと届くが、昼の弁当には程遠い、精進落としの料理セット。料理は少し豪華かもしれないが、作業後の昼飯としては、腹にたまるものはない。
隣組が作っていれば、こうしたミスはない。しかしいまは、簡略化して、業者発注が増えている。良いことでもあるが、過渡期のミスもままある。
こうしたことも、過渡期の笑い話になってくれればよいのだが。
とまあこうしたこともあり、長い一日は終わる。
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通夜

2008-07-20 20:32:46 | 暮らし
7月20日 

集落の共同作業。農道、排水路の草刈り。朝、8時から一日。初めての試みなので、ほとんど草を刈ったことのない水路周りの草刈りなどもあり、非常に疲れる。真夏の炎天下の作業。久しぶりに、本当に疲れた。

夜は通夜。通夜振舞のビールが心地よい眠気を誘っている。
おやすみなさい。
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梅雨明

2008-07-20 16:47:23 | 暮らし
7月19日  いちじ 

朝から真夏の太陽。案の定梅雨明けだ。畑には酷な季節に入る。とにかく、
夕立がほとんどない地域なのだ。大豆の定植に頭を悩ます。

昨晩、隣のおばあさんが亡くなった。私たちが移住した時から、一人暮らしだった。年齢は90歳少し前。子どもたちは何人か、同じ町に住んでいる。時々、訪ねては来ていた。高齢ということもあって、この数年、地元に住む、一番下の息子が、来ては泊まったりしていた。
一年くらい前、癌が見つかり、手術した。退院して、快方に向かっているといっていたが、最近再入院。転移が見つかり、結局、再び帰ることなく、病院で亡くなった。
長い一人暮らし、喪主になる息子も、住む場所は違う。葬儀のいろいろのしきたりも違いがある。相談を受け、ほとんど一日明け暮れる。明日、通夜。21日、葬儀。また長い一日が。

夜は、以前から頼まれていた、地元の団体の帰農塾で、私の経験談を。一応、講師ということで。

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じゃま雨

2008-07-18 19:52:24 | 暮らし
7月18日  いちじ 

冬の間に、刈集めておいた茅を車に積んで畑に行く。畔草では足りない部分の草マルチのために。まだ、草取りが終わっていない畝間の草を取っていると、急に山のほうが、けむってきて、ぽつぽつと雨が落ちてきた。結構しっかりした雨だ。とりあえず車に避難。
ここのところ、10日位、雨が降っていない。あちこちで、雷雨や急なにわか雨が降っているようだが、ここは全く降っていない。畑も少し渇き気味。田んぼも水が自由にならないところでは、なくなってきた。そろそろ雨がほしい所。
それほど、大降りではないが、止む気配はない。濡れるのを覚悟で、急いで、荷台の草を畝間に敷く。敷けない草は、やむを得ず山にしておく。仕事になりそうもないので、家に帰る。ワイパーを動かしながら、この際、ある程度しっかり振ってもらいたいな、などと思っている。
家に帰って、濡れたシャツを着替えて、ピンポイントの天気予報を。予報はあまり降りそうもない。雨雲の動きをみると、次々にかかってくる予報。どちらがほんとだろう。
一時間ほどで雨は上がる。その後、降りそうな空模様になるが、全く降らずに日が沈む。雨量は、せいぜい、1~2ミリ。畑の土を潤すほどもない、じゃま雨だった。
午後は、大豆を定植。雨を期待しながらの作業だったが、渇き気味の畑土。活着してくれるだろうか。

とまと



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気楽

2008-07-17 20:04:13 | 暮らし
7月17日  ときどき 

今日も暑い一日。
朝起きる。今日は一人。朝ごはんは必要ない。珍しく、炊事をしない朝。しかし、犬三匹の散歩をしてやらなくてはならない。連れ合いがやるほど時間はかけない。しかし、小一時間はかかる。
コーヒーを飲みながら、ゆっくりと新聞を読む。(毎日のことだが、新聞だけは、しっかり目を通す)昼には、ラーメンでも作って食べようと、トッピングする野菜炒めを作っておく。
動物たちに、朝飯をやる。その後、連れ合いの代わりに、卵の配達。ついでにホームセンターで、金物類を購入。トラクターのロータリーを修理するために。
切断機や溶接機を用意して、修理を始める。溶接はめったにやらないからなかなか上手くならない。自己流の修理だから、時間はかかる。部品の交換というわけにはいかず、なんだかんだで、結局夕方まで。昼には、ゆっくりと、夏のお昼寝を挟んだが。
そして夕方になると、また動物たちが、、、、、。
でもなんとなく、気楽な一日だった。
さあ、今夜は、何を肴にしようか?

ゴーヤ畑 香りが良い


ゴーヤの雌花






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新盆

2008-07-16 20:30:09 | 暮らし
7月16日  ときどき 

連れ合いは早めに出荷を終わらせて、静岡へ。昨年、癌で亡くなった兄の新盆なので、仏参りに出かける。作業の都合もあり、お盆の最後の日になってしまった。ついでに、趣味の練習もということで、帰りは明日の夜。動物の世話をしなくてはならない。夕方には、少し早めに畑から帰り、猫に餌。犬も一匹づつトイレに。そして餌。
母はショートステイなので、ひとり。適当におかずを作って、これから一杯だ。

今日は一日畑仕事。田んぼの刈り草を集め、畝間のマルチ。マクワウリの防虫トンネルを撤去し、草取りなど。

ナスとピーマン畑 (畝間の刈草マルチ)

ナスに病気が出ている






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刈草マルチ

2008-07-15 19:54:38 | 我が家の畑
夏野菜の畑。畝間の草取りと刈草マルチも大分進んだ。今日も午前中は、畔の刈り草を集めて、軽トラックに一台、畑に運ぶ。一抱えずつ抱えて、草取りの終わった、ナスやピーマンの畝間に運び敷いていく。この作業で畑の雰囲気はがらりと変わる。
黒のポリマルチと畝間の草、草取りの終わった裸地。そこに、刈り草が、たっぷりと敷かれる。雑草の種は、芽を出せなくなる。ポリマルチだけでは、地温は上昇するが、刈り草を株下まで敷いてやると、日陰になり、地温の上昇は和らげられる。
本当なら、ポリマルチをやめて、全部、刈草などの有機物でマルチしてやれれば、理想なのだが、手間が足りないし、体もしんどい。雑草に閉じ込められて、悲惨な運命の夏野菜を想像すると、ポリマルチは欠かせない。
役目が終われば、マルチは片づけなければならない。ポリマルチの撤去は一仕事だ。しかも、リサイクルするといっても、産業廃棄物だ。しかし、刈草は、三~四ヶ月もするとかなり腐ってきて、畑に必要な、有機物として、すき込むことができる。畑の土壌改良材に変身してくれる。
午後は、畔の草刈り。この草も、畑が待っている。
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お盆

2008-07-14 19:41:54 | 暮らし
7月14日  ときどき 

今日も暑い。午前中は、畔の刈り草を集め、軽トラで畑に運ぶ。畝間に敷く。刈り草マルチだ。もう何回か、運べば、夏野菜の畑は、土が露出している所はなくなる。午後は、畔の草刈り。夕方、大土手の刈り草を燃す。

子供のころのお盆を思い出した。小学生のころだが(中学以後はそうした行事はほとんど参加しなかった)、生まれ育った新潟県の農村地域では、8月だった。夏休みの期間のお盆だった。
13日は、仏迎えの日。夕方になると、家族打ち揃って、提灯にロウソクの火を灯し、お墓まで仏様を迎えに行った。集落の共同墓地は、子供の足でも、歩いて10分位のところだったと思う。40戸位の集落だったから、お墓まで、提灯の行列が点々と続く。「お晩です」。早い家と遅めの家と、すれ違っては、挨拶を交わす。
黄昏時を過ぎ、幻想的なうす明りが、続いたり、ポツンとあったり。
16日は、仏送りだ。お盆の間、仏壇で過ごした仏様が、再び帰っていく。仏送りは、迎と違って、あまり大々的ではなかったと思う。送って行く時間も遅いこともあり、子供たちは行ったり行かなかったり、父が一人で行くこともあったようだ。
そして、盆踊りが、小学校の校庭で行われた。その地には、「だいのさか音頭」というものがあったと記憶している。

稲穂がだいぶ出てきた





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お盆

2008-07-13 19:22:19 | 暮らし
7月13日  のち 

お盆である。といっても日常とほとんど変わらない。ただ、前もって、連れ合いが、お墓の掃除をして、花を飾ってくれてある。そして、今日、迎え火を焚いた。この地方では、麦藁を燃す。麦藁は、稲藁に比べ、軸が固いストロー状になっているから、パチパチ勢いよく燃えるからだそうだ。お盆の迎え火と送り火のためにだけ、少しだけ小麦を作っている家が多い。小麦(実)は鶏の餌にとよくもらう。
お盆の期間も、なにもない。お寺さんがお経をあげに来るわけでもなく、最後の日に、送り火を焚いて、お盆は終わる。
我が家にはお墓がある。ここに移住して、両親も同居することになったので、生まれ故郷にあったお墓を移設した。農業をやるため、農村に住むことになったとき、故郷の懐かしさより、この地に住むことを第一に考えた結果だ。住む地にお墓があれば、お寺を通しての檀家付き合いもやることになる。地域に溶け込みやすくなると考えた。
三年前、同居していた父が死んだ。お寺の付き合いは父が長いことやっていた。故郷でない、晩年のたかだか20年くらいを生きただけの、この地のお墓に永眠している。許してくれているだろうか?

今日も暑さのためだらだらと。大豆のトレイ播種。夕方、一時間強、草刈り。ハウス内パプリカなど水かけ。

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