畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

お盆

2008-07-13 19:22:19 | 暮らし
7月13日  のち 

お盆である。といっても日常とほとんど変わらない。ただ、前もって、連れ合いが、お墓の掃除をして、花を飾ってくれてある。そして、今日、迎え火を焚いた。この地方では、麦藁を燃す。麦藁は、稲藁に比べ、軸が固いストロー状になっているから、パチパチ勢いよく燃えるからだそうだ。お盆の迎え火と送り火のためにだけ、少しだけ小麦を作っている家が多い。小麦(実)は鶏の餌にとよくもらう。
お盆の期間も、なにもない。お寺さんがお経をあげに来るわけでもなく、最後の日に、送り火を焚いて、お盆は終わる。
我が家にはお墓がある。ここに移住して、両親も同居することになったので、生まれ故郷にあったお墓を移設した。農業をやるため、農村に住むことになったとき、故郷の懐かしさより、この地に住むことを第一に考えた結果だ。住む地にお墓があれば、お寺を通しての檀家付き合いもやることになる。地域に溶け込みやすくなると考えた。
三年前、同居していた父が死んだ。お寺の付き合いは父が長いことやっていた。故郷でない、晩年のたかだか20年くらいを生きただけの、この地のお墓に永眠している。許してくれているだろうか?

今日も暑さのためだらだらと。大豆のトレイ播種。夕方、一時間強、草刈り。ハウス内パプリカなど水かけ。

コメント
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