畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

苗代つくり

2009-03-08 19:42:20 | 米作り
3月8日(日)  いちじ 

朝から、小雨。時々、止み間はあるが、終日、こんな天気。
ハウス内で、稲の苗代つくりをする。一般には、苗は、畑の状態で作る。だから、育苗期間は、苗の水かけが重要な作業になる。時間もかかり、ほとんど毎日のことなので、かなりの時間になる。我が家は、この水かけをさぼりたいから、プール育苗にしている。苗が、ある程度成長したら、水を張って、水田状態で、苗を育てる。
農薬を使わない米作りでは、苗の時の病気が、一番困る。まだ、寒い時に、ハウス内と云う、特異な環境での育苗故、病気になりやすい。その対策として、プール育苗を取り入れた。水と云う環境が、寒暖の差を、いくらか和らげる。また、水の中では、畑状態で繁殖する、病原菌の働きを防止、ないし、弱めてくれる。その上、水かけと云う、毎日の作業から、解放してくれる。プール育苗、様様である。
しかし、その準備には、たっぷり時間をかける。まず、四隅に、杭を打ち、それぞれに、水平の印をつけて、糸を張る。この水糸に合わせて、板で、枠を作る。この板を止める、特殊な手作りの杭を土に打ち込む。その杭に板をはめ込み、幅2m、長さ20m強の、四角の枠を作る。
その後、枠の中の地面が、なるべく、水平に、浅、深の無い様に均す。今日はここまでの作業で、日暮を迎えた。
この後は、ポリシートで覆い、水を張れば、プールになるようにするだけ。ほぼ完成といってよい。終日、しゃがみ込んでな作業。腰が、、、、、。


水糸に合わせて、板で枠を作る


四角い枠ができる



最新の画像もっと見る

コメントを投稿