畑のつぶやき

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これからは

2023-01-19 16:58:17 | 膵臓癌

1月19日(木)  今日もどんよりとした、寒い一日。

ガンの治療を受けてから、3年の経過は、もう3年もたったのかという感じだ。サバイバー生存率でもはっきりしているが、経過年数がたつほどに、生存率は上がっている。4年では71.8%、5年は78.8%となる。術後の抗がん剤治療が終わり、以後は治療ではなく、経過観察に移るときに主治医に言われたこと。最初の数年、特に一年が注意が必要、と。その間に転移や再発が見られなければ、その後は、安心できるでしょう、と。その、注意すべき、前半、3年間が無事に過ぎてくれた。サバイバー生存率も、3年をピークに、以後は、増加率は少なくなる。当たり前のことで、年齢もプラスされ、体力的にも弱っていくのだから、受け入れるしかない。

72.68歳。これは、高齢社会白書かで発表された、男の健康寿命です。一人の人として、制限なく自立して生活できているじょうたいです。その平均年齢が男の場合は、73歳前に終わるのです。今年4月の誕生日には、満75歳になります。運転免許証も返納せずに、少しではあるが、経済活動もできて、生活できています。日本社会の平均を超えて生きていることになります。だから、生存率がどうのこうのに、一喜一憂することなく、これからを、淡々と暮らしてゆきたい、と思っています。

身体が動き、計算もできる状態なら、できる範囲で、農業はやりたいし、できたものは、食べてもらいたい。それが生業として、経済活動にもなる。けれども、無理はしたくない、苦痛なことはしたくない。楽しくやりたいし、うれしく感じたい。また、農業以外のこともやりたいと思うことがある。趣味はあまりない。人とかかわるようなことにもあまり関心はない。今のところ、やたらめったらと、中古文庫本を買いあさり、読みまくっている。パソコンでは、エクセルの参考文を積んである。農業を生業にと、移住してきたときに段ボール箱に詰め込んだままの未整理の本。今更読み始める気持ちはないが、ちゃんと整理したい。そして、これまでの生き方を、一度見つめてもみたい。そんな、もろもろを。

健康寿命に何年プラスできるのか、サバイバーとして、何年積み増しできるのか。


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