畑のつぶやき

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食、農への思い

役職

2013-02-13 18:48:04 | 農作業

2月13日(水)  

出荷作業後、午後からは、共済組合の会議。

この時期は、いろいろの役員の改選が続く。農業関係だけでも、農協、農業共済組合、土地改良区などがあり、 それぞれに、理事だとか、総代、各種係と役職は多い。それらの役職を選出する単位は、農家組合で、各集落が1~3に分かれる単位で、おおむね、10~20世帯ほどでできている。その農家組合で、すべての役職を選出する訳ではなく、昔の小学校区を一つの大きな単位として、その中で、一人とか、地域的に近いいくつかの農家組合から一人とかを、組み合わせて選出する。どの地区から選出するかは、大まかな順番があり、何年か置きに回ってくるようになっている。

各農家組合も、以前は、ほとんど全世帯で、稲作をやっていたから、その中で、誰かが役員になることで済んでいた。しかし、現在、実際に稲作をやっている農業者は、三分の一ほどになっている。農家組合の役、は、組合長と会計の2役。これは、ほぼ慣例で、地区の全員が順番にやるようになっていて、全くのサラリーマンでも、順が来れば付かなくてはならない。そして、農業関係の書類等の回覧などの雑務をすることになる。対外的な、役職は、稲作をやっている人が望ましい、との要望もあり、数少ない中で、やりくりするので、誰かが、何かの役に着くと云うような状況だ。

一年を通すと、一、二回、半日ほどをつぶすだけのことだが、とにかく、役が多すぎる。