2月7日(木) のち
連れ合いは出かける。夕方には、母も帰る。そんな訳もあり、家での作業を選ぶ。
まず、鶏舎の修理。西側の外壁は、修理したが、南側の金網に、何箇所か穴があいていると云われ、点検してみたら、育雛舎も含め、水飲み器の貯水タンクの近くが、錆びて、千切れている。水道の水が常時溜まっているから、そんな関係で、他の場所より、錆びやすいのだろうか。適当な幅の金網を、上から打ちつけたり、結束したりで、補修する。その後は、機械類の引っ越し、入れ替えをやっていると、もう母の帰る時間となる。
4時過ぎ、車の止まる音。母の到着だ。母とドライバーの会話が聞こえる。
「どうしてここに連れてくるんですか」
「お家に着きましたよ」
「私の家は、新潟県〇〇町ですよ。ここは長男の家ですよ」(そこのところは、ちゃんと理解しているようだ)
ドライバーの話だと、ちょうど便所に入っている時、帰りの時間になり、そのまま帰りの車に、乗せたのだそうだ。それで、自分の意に反して、車に乗せられ、どこかに連れて行かれると、少し興奮していると云うことらしい。玄関を上がり、自分の部屋には、迷わずスタスタと行く。が、興奮は、まだおさまらない。
「トイレに入っているのに、私に何の話もなく、勝手に連れてこられた」(そのことは、20分ほど前のことでも、しっかり覚えている。怒りの継続性ゆえだろう)
ステイ先をどう認識しているかはわからないが、自分の家にいたのに、勝手に、長男の家に連れてこられたと、怒っている。自分に何の相談もなくと、ブツブツ文句を言っている。ここで生活していたこと、するだろうことは、認識はしている。だから、最後に、
「また、よろしくお願いします」