畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

間引

2012-10-26 19:09:45 | 農作業

10月26日(金)    ときどき  

一日、花畑。

午前中は、ヤマイモの収穫。少しは大きくなったが、やはり不作で、収量は少ない。もう少し置いておけば、もっと太るだろうが、そうもゆかない。霜が降り、寒くなると、腐り始めるから、その前に掘り上げなければならない。貯蔵性もよくないから、まとめて掘るわけにもゆかない。旬の今のうちから、収穫し、都度、出荷することになる。

午後は、しゃがんでの作業。ジャガイモの草取り。黒マルチに穴を開けて植え付けたのだが、イモの芽が出るまで、日数がかかり、その間に、発芽の早い草が覆うことになる。イモの方が生育がよいので、うまく行けば、草に負けない。今年のワセシロは、発芽まで時間がかかり不ぞろいだ。まだようやく芽を地表に出し始める位のものもあり、そんな所は草の勢いがよい。

昨日、不織布を外した、菜花やダイコンの間引き。大根葉や、間引き菜としても出荷もするのだが、それだけでは、間引きが遅れる。一か所に二本づつになっているダイコンは、一本立ちにしないと太らない。早めに一本立ちにした方が太りが早い。間引いたものは、ニワトリたちの緑餌となるから、無駄ではない。

菜花も早蒔きしたものは、漬菜程度の生育だ。こちらも間引き遅れだ。不織布を外して間引いて、再び不織布を張ると云う工程を、面倒に思い、虫害の少なくなるまでと思ってしまった、付である。このままだと、株が大きくならないから、細い蕾にしかならない。コンテナに三つほど間引くが、ようやく、二割ほどといった状態。生育が進んでいるから、根が絡んだり、葉が重なりあったりで、能率も悪い。作業姿勢は、腰に来る。

日暮れが早くなると、夕方は早く冷えてくる。早々に引き揚げ、作業場で、ヤマイモの整理。