畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

穴掘り

2012-10-12 18:35:50 | 農作業

10月12日(金)  ときどき 

「出荷する野菜の種類が少なくなった。少しぐらい小さくとも、ヤマイモを使わない?」

ということで、明日の出荷分のヤマイモを掘りに行く。午前中はそのまま、花畑で、畝間の草取り。ダイコンや、菜花なども順調に生育している。しかし、不織布のべたがけの中でも、虫害は、点々と起きている。部分的に、2~30㎝の欠けている部分がところどころある。不織布の下なので、はっきりとは見えないが、そんな近くは、食害を受けた葉っぱが見られる。透明マルチの下で、二月も、太陽熱で高温下にあっても、命をつないでいたのだろうか。それとも、不織布のどこかから侵入したのだろうか。

午後は、秀畑に行き、ゴボウも初収穫。発芽が悪かったし、夏の高温、生い茂る夏草に覆われる、などの障害を乗り越え、生き延びてくれたゴボウだ。どうにか使えるように育ってくれた。短根、股根、細いなど、難を上げれば限りないが、一品にはなってくれる。

ただ、午前も午後も、スコップを使っての穴掘り作業。特にゴボウは、少しは深く掘らなければならないし、途切れている所もあるから、能率が悪く、身体にこたえるのが難点だ。

夕方は、早めに家に帰り、トラクターのクローラーの調整。時間を経過すれば、クローラーも少しづつ伸びてくる。それに合わせて、張を強くしないと、外れてしまう。田んぼの中などで外れてしまったら、大仕事を作ってしまう。こんな調整も、機械を使うためには大事なことだし、時間もとられる。