畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
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食、農への思い

クン炭作り。

2012-10-11 18:35:14 | 農作業

10月11日(木)   いちじ 

夜間、雨がある。ほんの数ミリくらいの雨だが、地面を濡らしている。明るくなる頃には止む。

これから、秋から冬にかけては、クン炭作りが、作業始めとなる日が増える。もう、何日かやっているが、今日も外に出たら、籾殻を窯に詰める。新聞紙と段ボールを燃し、籾殻に火を付ける。消火してしまわないよう、籾殻に充分火が回ったら、缶の上まで籾殻を足しておく。真ん中の煙突から勢いよく白い煙を出しながら、籾殻は下の方から、炭化してゆく。昼ころになると、煙は薄くなる。下の方はほぼ炭化し、ゆっくりと上の方に火が移ってゆく。昼を回ると、煙突の周りが炭化し始めてくる。間の周りは燃えにくいので、この頃全体をかき混ぜて、燃え残りが出ないようにして、しばらくしてから、ポリシートで、缶の上を塞ぎ、空気を遮断して、消火させる。缶の上まで入れた籾殻は、炭化すると約三分の一ほどになる。火が残ると怖いので、まる一日以上そのままにしておく。だから、クン炭作りは、少なくとも一日か二日置きということになる。

クン炭作りをしながら、コンバインの整備を終わらせ、エンジンオイルの交換もして、格納。これで、来年の夏までは、格納庫の中に鎮座していることになる。

トラクターの足回りも高圧洗浄して、グリスアップする。