ルンルンピアノ

ピアノ教室の子どもたちとの楽しい毎日。。。。。。

566        グース閉店

2007-01-21 22:38:24 | Weblog
※レジ前でグースのオーナー御夫妻と。
クリック♪


きょうは日曜教室
先日、図書館から借りっぱなしだった本 (猛禽類の衣食住) の督促状が来ていたので、開館前にあわてて走ってこっそりとブックポストに投函。
その後、久しぶりで1人散歩をする事にした。

JRの踏切を越え、米谷 (まいたに) へ入る。
毎年きれいな 「ボケ」 を咲かす家の前を通ると、今年も淡いピンクのボケが咲いていて嬉しかった。
いつもはズンズン真っ直ぐ行く道を、きょうはちょっと左手に入ってみる。
せまい路地を入ると、小さな家や古い板塀が続いていた。
時おり小さな畑などもあって、少しばかりの白菜や葉の黄色くなりかけた大根が寒そうに植わっている。
どこも人の出入りはなくシーンと静かだ。

しばらく路地裏散歩をしていつも通りの道へ出る。
ちょうど 「旧和田家住宅」 の前だった。
そのまま真っ直ぐ歩いて 「国府橋」 を渡ると住所版は 「小浜 (こはま)」 に変わる。
左側に折れ小浜資料館のある辺りへ出るが、人の姿はほとんど無い。
ここも震災後は一生けんめい復旧工事に努めていたようだが、以前よりもキレイになり過ぎ (手をかけ過ぎて) しまい、昔の素朴な味わいが失われてしまったような気がする。

そこからすぐそばの 「真宗寺院・毫摂寺」 へ入る。
ここもなかなか由緒のあるお寺で、秀吉が立ち寄った際、利休がお茶を点てたという話も伝わっているようだ。
反りぐあいの美しい本堂の大きな屋根に見入っている間じゅう、けたたましい声で鳴くヒヨドリ達の声が途切れることなく響き渡る。
庭のすみのあちこちに小さなスイセンが植えられているのが目についた。
近寄って眺め回すとどれもまだ堅いツボミばかりだったが、何気なく足元に目を向けると、まるで生まれたてのような、薄緑がかった透き通るような花が咲いていた。

境内を出て、つい先頃県の文化財に指定されたという 「皇太神社」 へ寄る。
前にはなかった、朱塗りの大鳥居がそびえ立っていた。
しめ縄のかかった立派なムクノキをジッと見つめるうち、御神木の下に死体を埋める楳図かずおのマンガを思い出す。
(でも、あの御神木は 「ムク」 ではなく、確か 「サクラ」 だったと思う)

きょうは普段に比べちょっと寒いようで、つま先と手の甲がジンジンしてくる。
そろそろ帰ることにした。

帰宅して子ども教室の写真を何枚か撮った後お昼ご飯を作る。
きょうはインスタントの 「肉うどん」 と 「カレーうどん」 (ゆでた麺を入れるだけ) なのでラクだった♪

午後からの教室のあいだ図書館へ行く。
本もちゃんと返却した事だし堂々と入る。
窓際の席に座ると、ちょうど目の前に 「オウム」 の本があったので読んでみた。
あまり知らないジャンルだったので、かなり刺激的で疲れる。

何も借りずに図書館を出て、気分転換にベガの 「フルートアンサンブル定期演奏会」 を聴く。
「パッサカリア」 や 「カノン」 「ジーグ」 もいいけれど、私は 「日本の詩情メドレー」 と 「童謡メドレー」 が1番よかった♪
春が来た・・もみじ・冬景色・七つの子・シャボン玉・あめふり・月の砂漠・・・・・などなど。
気分スッキリで外へ出るとちょうど3時半なので自宅へ戻る。

きょうは長年お世話になった駅前の喫茶店 「グース」 の最終日。
手伝いの西田1級 (きのう昇級したばかり)、阪上4級も一緒に4人で行く。
Nはホット、阪上4級はココア、西田1級はミックスジュース、私はシナモンティー。
私以外の3人は全員ケーキをつける。

何度グチを繰り返しても仕方ないが、本当にいい雰囲気の店だったので残念でならない。
最後にレジ横で記念撮影  (なぜか激しくピンボケ) のあと、Nが 「山崎・安用寺・糸谷タオル」 と、扇子と本を渡す。
別れ際、なかなか言葉が出てこなくて 「体だけは大切にして下さい」 とだけしか言えなかった。

さようなら・・・・グース


おわり
コメント (4)
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