24時間テレビの中で、生まれつき手の指が2本ずつしかない韓国人の若い女性が紹介されていました。私は、途中から見たので、詳しいいきさつはわからないのですが、足も、膝から下がない状態でした。
その彼女、お母さんが、指の力を付けさせようと、ピアノを習わせ、そのため、今では驚くほど上達していました。2本ずつ計4本しかない指を器用にこなし、ショパンの「幻想即興曲」まで弾いてたのには、驚きでした。
彼女の、現在の夢が、憧れの「平原綾香」と、「ジュピター」の歌で共演したい、というもの。番組は、それに協力した形のようでした。武道館のステージの上で、彼女の伴奏による、平原綾香本人の歌声が披露されました。彼女の音は、指が2本ずつとは思えない、しっかりしたもので、普通は、オーケストラが入る箇所もピアノだけで対応。とても素晴らしい演奏でした。途中から、日本語の歌詞で一緒に歌う場面もあり、とても感動的でした。平原さんも、歌いながら、涙ぐんでいましたね。
病気の後遺症で右手が麻痺し、左手だけで演奏しているピアニスト「館野泉」氏も凄いと思うけど、合計4本の指で弾いた「ジュピター」も凄かった。
昨日は、「ジュピター」の楽譜を引っぱりだし、練習してみたり...。(^^;)
人間ってやる気になればなんでもできるものね。
本人はもちろん、親の力ってすごい。
刺激を受けますよね~。
その彼女の表情は、自信満々といった感じでしたよ。「芸は身を助ける」...「一芸に秀でる」ってことは、自信に繋がるんでしょうね。