ポテト姫の気まぐれ雑記 part2

つれづれなるままに、気ままに綴るエッセイ集

歌声喫茶

2009-03-27 | 地域の話題

 私が大学時代所属していたサークルの、学園祭での出し物は、毎年「歌声喫茶」と決まっていました。私たち音楽科の学生は、その伴奏を担当するので、楽譜を探したり、伴奏譜を書いたりして、当日(3日間)は、2人組ずつシフトを組んで、1時間交代で行っていました。

 あとは、飲み物やおつまみのメニューを考えたり、食器の調達をしたり、調理担当班、ウェイター・ウェイトレス班、PR班....等、今考えれば、自分たちでよく運営したもんだと、感心しますね。(自画自賛?

 さて、学園祭での「歌声喫茶」は経験あるものの、「本物」は見たこともない私、かつて「歌声喫茶」が流行っていた頃は、どんな雰囲気だったのか? 長年思い続けてきました。 そんなある日、茨城放送を聞いていると、「歌声喫茶を水戸で開きます。」とのお話が飛び込んできました。もちろん、「お店」としてではなく、会場を借りて、「行事」としての話でしたが...。

 それを主催しているのは、「歌声喫茶」を楽しんだ世代の方で、ラジオにPRのために登場されたときも、軽やかな歌声でロシア民謡を歌ってらっしゃいました。

 話を聞いて、興味を持った私は、いろいろ迷ったものの、第一回である昨日の午後、結局「見学」と称して参加してみました。200903261415001 200903261416000

 主催者の吉川 篤三郎(きっかわ とくさぶろう)氏は、思い立ったのは一月前で、それから知り合った仲間たちと始めてみたそうで、予想を上回る反響に、ご自身の方が驚かれたそうな...。

 行ってみると、ざっと60人は超えるくらいの人たちが集まっていました。 世の中に、「歌好き」は多いんですね。そして、いざ始まってみると、皆さん、クラシック系の正当な発声法で歌っているので、ちょっとビックリ! 吉川氏のお話では、当時も、こういう感じで歌っていたそうです。中には、とにかく美声の持ち主の方も...。

 「カラオケ」では味わえない感じの歌、それを求めている方々が、けっこういらっしゃるってことなのかな?

 私も、始めは、「見学」のつもりで、遠慮しながら歌っていましたが、周りの皆さんたちがあまりにもノリノリなので、気がつけば、かなり悪ノリして歌ってましたね。

 予定では、水戸会場の場合、毎月第4木曜日の午後に、定期的に開催していく見通しだそうです。場所は、芸術館わきにある「びよんど」。サークル名は「歌声喫茶‘う・旅人(うたびと)’」だそうです。興味のある方には、ぜひお勧めです。

 尚、主催者の吉川氏は、ウィークデイは茨城町の古民家に在住だそうで、やがては、茨城町での開催もお考えだそうです。

200903261609001 200903261609000

 ← 帰り際に見上げた、芸術館のタワー。

 この下の広場に並んだ、寒い頃のことを思い出すなァ。 (「第九」の時)

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14 コメント

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私も学生の頃、東京の亀戸、新宿、吉祥寺にある「... (子猫)
2009-03-27 21:57:54
私も学生の頃、東京の亀戸、新宿、吉祥寺にある「歌声喫茶」に行きました。
その頃よく唄われていたのは、ロシア民謡、労働歌、フォークソングなどでした。
そんなわけで、「歌声喫茶」で以下のロシア民謡を憶えました。

1.灯火
2.カチューシャ
3.カリンカ
4.仕事の歌
5.一周間
6.赤いサラファン
7.トロイカ
8.黒い瞳の

今はこの頃のことがとても懐かしく思います。
八王子にも「歌声喫茶」があるようですが、まだ一度も行ったことがありませんので、機会があれば行ってみたいと思います。

追伸
籐の猫ですが、25日に先方に電話したところ、ご主人が出られ、快く宅配に応じて下さいました。
26日に送られて来た猫は丁寧にお菓子の缶の中に入れられていました。
今日も帰宅後、猫の姿を見たら疲れが一気に飛んでしまいました。
疲れた時、私には栄養ドリンクよりも猫の姿の方がよっぽど効くようです。
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 紹介した主催者のお話では、最近あちこちで復活... (ポテト姫)
2009-03-28 03:15:22
 紹介した主催者のお話では、最近あちこちで復活しているらしいですね。

 調べてみたところ、ある喫茶店にて、生演奏をしていた際、ロシア民謡を演奏したところ、そこにいいた客たちが、一緒に歌ってしまい、それがきっかけで「歌声喫茶」が誕生したらしいですね。ロシア民謡が多いのは、そのせいなのかな? 集団就職などで、地方から都会へ出てきた若者たちの、心のより所だったそうな...。

 籐の猫ちゃんの件は、そうでしたか。よかったですね。(^^)
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こんにちは~神立のNeNeと言う洋食レストランで... (つくばぁさん)
2009-03-28 16:50:10
こんにちは~神立のNeNeと言う洋食レストランでは 昔オーナーが歌声喫茶で活動していたらしく年何度か 演奏会などひらいて歌ったりしてますよ。ランチでは オーナーのギターの弾き語りでうたも聞けます。もちろんリクエストOK楽しいレストランです。
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 やはり、「歌声喫茶」時代に青春を過ごした人た... (ポテト姫)
2009-03-29 04:58:11
 やはり、「歌声喫茶」時代に青春を過ごした人たち世代が、定年を迎え、ボチボチ再現したくなってきた...って感じなんでしょうかね。(^_ー)
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一日中、歌いっぱなしなんですか? (しゃあ あずなぶる)
2009-03-29 05:59:21
一日中、歌いっぱなしなんですか?
ちょっと、うるさいかな?
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 たぶん。(^^;) でも、さすがに「一日中」い... (ポテト姫)
2009-03-29 08:30:25
 たぶん。(^^;) でも、さすがに「一日中」いる人は少ないだろうから、お店にいる時間は、「歌ってる」んでしょうかね。

 まあ、「歌好き」じゃないと、参るかも...。(^_ー)
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歌声喫茶って、ロックとかレゲエとかヒップホップ... (暇 耕作)
2009-03-29 16:04:26
歌声喫茶って、ロックとかレゲエとかヒップホップってのは禁止ですか?
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 たぶん、「歌声喫茶」が全盛の頃は、そういう類... (ポテト姫)
2009-03-30 03:32:26
 たぶん、「歌声喫茶」が全盛の頃は、そういう類の音楽は流行ってなかったんじゃ?

 又は、「ゴーゴー喫茶」(後の「ディスコ」?)みたいな、都会的な華やかな場所とは対照的に、地方から出てきた「素朴な」人たちが、安心して集えたのが、「歌声喫茶」だったのかもしれませんね。(実際を知ってる世代ではないので、想像するだけですが...。)
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今回、この「うたごえ喫茶・う・旅人」を「企画」... (ポテト姫さんありがとう!!)
2009-03-30 21:54:17
今回、この「うたごえ喫茶・う・旅人」を「企画」いたしました、「よしえもん」です、よろしく!!
彼女の紹介していただいたことで、言い尽くされておりますが、県南の「牛久・取手・龍ヶ崎・土浦」ETC県央の「ひたちなか」等にても、たくさんの「うたごえの集い」が開催されていますよ!
それも、団塊世代が主流とはいえ「青年」のような熱い思いで歌っています、世代を超えた広がりは、まだ感じられませんが、「ポテト姫」のブログでの紹介が「契機」に他の世代の皆様にも、是非一度「百聞は一見にしかず」の諺のように、見に来ていただき「経験」されることを、おねがいいたします。様々なジャンルの歌を「ご紹介」いただけたら、さらに楽しい会になると今から楽しみです!!
尚、次回4月は23日14時から同じ「びよんど」5階遊戯室にて開催決定!
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>よしえもんさん (ポテト姫)
2009-03-31 03:05:50
>よしえもんさん
 ようこそ。(^^) 先日は、いろいろお話を聞かせていただき、ありがとうございました。
 「田舎の家」の方に、戻られましたか? (^_ー) 次の開催日に、時間が取れたら、また行ってみようと思います。どうぞよろしく。
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