明石屋さんま氏の娘さんの名前が「いまる」ちゃん。それは「生きてるだけで丸儲け」から採ったそうな...。その言葉を知らなかった私は、その後、NHKの朝ドラの中で、南田洋子さん演じるお婆ちゃんが「生きちょるだけで丸儲け」という台詞を何度も言うのを聞いて、ポピュラーな言葉だったんだ...。と、認識を新たにしたものです。
実は、「年男 年女」である今年、中学校の同窓会をやろうという話が具体化して、その準備に動き出しているところです。情けないことに、同級生に会う度に「同窓会やろうよ!」と言われながら、なかなか実現せずに時は流れ...。その中の、何度か同窓会を開いていた小学校の人たちが動き出してくれて、ようやく実現できそうになってきたわけです。
私は、自分の出た小学校の女子の部の名簿作成を担当することになり、その中の地区ごとにめぼしい人にTEL.し、調べてもらってまとめる形をとり、ようやく完成しました。
その矢先のこと。A地区のとりまとめとを頼んだ彼女が、亡くなったという...。思えば、会うたびに「いくらでも協力するから、やろうよ!」と言われ続けてきた人だった。今回も、ようやく実現できそうになり、大喜びしていたところだったのに...。
そういえば、2回目にかけた電話口で、「このところ調子が悪くて、仕事をひと月ほど休んでいる」と言う...。でも、余命宣告されているような病気ではなく、快復するものとばかり思っていた。
不明だった最後の一人の情報を調べてくれて、電話をくれたのがほんの1週間前くらい。電話口での声は、変らないはっきりした感じだった。
昨日は、お通夜に行ってきた。中3だという下の息子さんは、式の間じゅう、ずっと泣いていた。家族のみんなも、まさか死ぬような病気とは思っていなかったようで、突然の出来事だったに違いない。
このブログで、こういう話題を書くのは2度目。あまり触れたくない話題だけど、あの息子さんの涙が忘れられず、つい書いてしまった。
その前日にあった、同窓会の実行委員会?と言う名の飲み会にて、「健康が一番だな!」と、みんなが口をそろえて話していた。
とにかく今は、彼女のご冥福を、心から祈りたい。
亡くなったのは数年前だったので名簿にその由を載せて終わったのですが、、、お通夜で目の当たりにしてしまうとイロイロ考えてしまいますよね
でも、なるべく 長い方が良いですよね。
亡くなられた同級生の方 ご自身も無念だったことでしょう。
せめて、下のご子息が成人されるまでは・・。
ご冥福をお祈りいたします。(合掌)
私は男女共学の都立高校の出身で、2、3年生の時に同じだったクラスのクラス会幹事を最初に幹事を務めた時から数えると40年近く続けています。
この間、二人の級友が亡くなりました。
そのうちのひとりは、授業の合間に廊下でよくボクシングをやった男子で、亡くなった時は大学病院の医師として働いていました。
もうひとりは、とても努力家で亡くなった時は国家公務員として働いていました。
昨年、3年ぶりにクラス会を開いた時のことです。
4年前のクラス会に欠席した女子が涙を浮かべながらこんな話をしました。
「私は癌にかかり、もうだめかと思っていましたが、手術をして命をとりとめることができました。今日、こうして皆さんとお会いできたことに感謝します」
私自身、寝たきりの母を抱え、毎年開いていたクラス会の間隔をあけていただけに、幹事冥利に尽きる話でした。
寝たきりだった母は今年2月、眠るように旅立ちました。
若輩者の私が言葉を寄せるべきかためらいましたが、やはり自分の子供のまなざしを毎日見ていると、自分自身が元気で健康でいることの大切さを感じています。
私共の家族も10年前に女将、大女将の2人が次々と亡くなった時は、仕事も生活も不安定となり、半年ぐらい呆然とした頃がありました。あの頃、何をしていたか記憶がほとんどなくて。。。時間の経過が必要でした。
次第に状況を受けとめられるようになって、今日まで残された家族でよく支え合ってきたと思います。
今ではうちの娘が笑顔で仏壇の女将(祖母)に毎日ご飯を用意しており、女将も喜んでいると思います。
同級生の方の息子さんも、いつかきっと亡くなったお母さんに笑顔で話ができる日が来ることと思います。
心より冥福をお祈りします。
「フリーになる」ことの重大さを、なってみて初めてわかったんじゃなかろうか...?
合わせて、ご冥福を...合掌。