昨日は、小学校のPTA奉仕作業で、草取りをしました。私は今年で10年目、そして、最後のご奉仕ということになります。その間、学校やそれをとり巻く事情はいろいろと変わり、以前は、取った草を一箇所に集めるだけだったのに、やがて、全て袋詰するようになりました。
少子化は年々進み、したがって参加する保護者の数も年々少なくなり...。でも、掃除する場所は変わらないわけで、一人一人の労働がきつくなっていきました。
そして、昨日感じたことは、グラウンドに、やけに草が多いということ。以前は、グラウンド周辺が中心だった。見渡しても、グラウンドには草はなかったと思う。それはなぜなのか、考えてみたところ、原因がわかりました。以前は、校門を常に開けたままだったので、休日や夏休みなどの長期休暇でも、子どもたちが遊んでいたわけです。よく野球をやっている少年たちを見かけました。そして、裏口も開放的な作りだったので、近所の幼児連れの大人たちも、お散歩がてら、ブランコやジャングルジムで遊ばせる、公園代わりに使われていたのでした。
ところが、昨今の事件多発の影響で、校門は閉められ、裏口も入れないように鎖がかけられ、子どもたちは遊び場を失い、無料で遊べたプールも、老朽化で修理が必要となり、しかもその修繕費の予算がないため、閉鎖。ますます遊び場はなく、したがって、家の中でゲームザンマイとなっている状態です。
話が反れました。こんなに、グラウンドに草が生えた原因は、おそらく子どもが遊ばないから。そして、今までなかった、グラウンドの草取りのお陰で、周辺まで手が廻らない状態に。
無差別殺人など、凶悪な事件がおこること、そして、それに、過剰に反応せざるを得ないこと、でも、そのために、子どもたちが、外で自由に遊ぶ機会を奪っていること、そして、社会性のない子どもが増え続けていること、etc.
どうにかならないものか、ふと考える私です。
我が家には、男の子が2人いるせいか、男の子たちがよく遊びに来てます。そこでの会話。「ゲームばかりで飽きたな~!」「何する?」「『わくわく』(科学館のこと。庭に遊具も置いてある。)は?」「あそこも飽きた!」「じゃ、『タグチ』(町にただ一軒のおもちゃ屋さん。ゲームセンターもないわが町では、少年たちのたまり場となっている。脇の小さな空き地が、カード対戦の場所でもある。)行く?」「う~ん...。」
こんな会話が普通である。「ゲームばかりして!」と、世の大人たちは言うけれど、彼らには、ゲームくらいしか、することがないのである。
これで来年からは、中学校だけとなります。ホッ!
ポテト姫様、お疲れ様です。
我が家のご近所の小学生の親御さんも、今日はPTA奉仕作業です。
6年生がいっしょになって、掃除をします。
まだ、小さなお子様のいる家庭では、子供をお祖母さんに預けたりして、参加されています。
ご近所の幼児や低学年の子を現在、我が家で預かっています。
お昼には、作業も終わり、親御さんたちは帰宅されることでしょう。
暑い中、本当にお疲れ様です。