修行僧が行く

OCNブログから引っ越してきました。日々の彷徨の記録を綴ります。

縮景園に紫陽花を訪ねる

2019-06-25 06:28:55 | 散歩道

 梅雨に似合う花といえば紫陽花ですが、もう紫陽花の盛りが過ぎようかというのに今年の中国地方まだ梅雨がやって来ません。晴れ渡った一日となりましたが、出来るだけ美しい時期の紫陽花を見ておこうと縮景園に出掛けました。〔6月23日(日)〕

↓ 縮景園で紫陽花の美しい場所の一つはボタン園にある清風池の周りです。入園して先ず訪ねてみるとここの花はピークをやや過ぎた感じでしたが、大勢の同好の士の姿がありました。

 ↓ ボタン園の東屋を包むように咲く紫陽花。東屋からは休憩中のご婦人たちの元気な話し声が聞こえていました。

 ↓ 清風池畔に置かれた蓮の花をその後背となった紫陽花の花が引き立てていました。

 ↓ これはガクアジサイのひとつのようです。初めて見る紫陽花ですが、縮景園には多くの種類や珍しい種類の紫陽花があるようです。

 ↓ 縮景園のもうひとつの紫陽花の見所は売店から美術館前芝生広場への通路脇から芝生広場にかけてです。色とりどりの紫陽花の植え込みが通路脇に続いていました。

 ↓ こちらの紫陽花はちょうど見頃といった感じでした。多様な種類の紫陽花が交じり合って一大花の楽園を形成していました。

 ↓ この大きくしっかりとした紫陽花の花は目が覚める程に立派なものでした。

 ↓ 青と白の紫陽花の単純にして明確に対比できるコラボレーションでした。

 ↓ 何と多様で美しい紫陽花の植え込みでしょうか!!

 ↓ 冠の飾りのような美しいガクアジサイの咢には驚きました。

 ↓ 県立美術館のガラス張りの無機質な外壁を背に咲き誇る紫陽花です。

 ↓ 県立美術館前の芝生広場の紫陽花の植え込みには人々が集うように集まってくる瞬間が数多くありました。この時間帯は若きカップル達のための時間であったようです!
 

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三段峡入口を散策

2019-06-24 06:28:01 | 散歩道

 初夏の好日、井仁の棚田を散策した後に三段峡を訪ねました。花は端境期を迎えており、初夏の木陰と水を求めて訪ねたといったところでした。心地良い渓流沿いの散策を短時間でしたが楽しみました。〔6月20日(木)〕

↓ 長渕橋から三段峡に入りました。

 ↓ 長渕橋の橋上から眺めた三段峡の上流方向の深い渓谷の情景です。

 ↓ 心地良い木陰の遊歩道が続きます。


↓ 気の早いイワタバコ(イワタバコ科イワタバコ属)の花がないかと期待していましたが皆無! 見頃はまだ1か月は先のようです。

↓ 三段峡の最初の見所の「姉妹滝」。水量は少なめでしたが、心地良く碧なす渕に落下していました。

↓ 姉妹滝の落下点に続く名所「竜の口」。狭い岩の間の水路を激流が流れています。

 ↓ 姉妹滝の渕近くの渓谷の崖にコアジサイ(アジサイ科アジサイ属)が咲いていました。

 ↓ 花の少ない時期ですが、晩期ながらもシライトソウ(シュロソウ科シライトソウ属)だけは沢山見ることが出来ました。

↓ 水際を求めて長渕の河原に下りてみました。

↓ 長渕の河原から長渕橋と三段峡ホテルを仰ぎ見ました。

 ↓ 平日で閑散とした三段峡の旅館・土産物屋街。

 ↓ 三段峡入口近くの湿地に咲いていたのはショウブ(ショウブ科ショウブ属)のようです。

↓ こちらは畑で栽培されていました。チダケサシ(ユキノシタ科シダケサシ属)でしょうか!?

↓ こちらは紅のチダケサシのようです。あるいは園芸種のアスチルベ(ユキノシタ科シダケサシ属)でしょうか!?
 

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井仁の棚田~タチアオイ咲く頃

2019-06-23 10:39:00 | 散歩道

 梅雨の季節がなかなかやって来ない好天の一日、芸北に車を走らせて安芸太田町田之尻から井仁に上がりました。田植が終わり稲が育ち出した初夏の棚田を見てみようとの想いでしたが、集落のそこここにちょうどタチアオイ(アオイ科タチアオイ属)の花が咲いて棚田を彩るところとなっていました。これはちょうど良い被写体と暑い中でしたが棚田を半周する形で写真を撮りながらの散策となりました。〔6月20日(木)〕

↓ 柿の木畑に咲いたタチアオイ越しに臨む井仁の棚田です。
ぜっこう

↓ 美しき初夏の井仁の棚田

↓ 棚田の稲も青々としてきました。

↓ 柿の木畑で満開のタチアオイです。

↓ 休耕田の一画に植えられたタチアオイの花越しに棚田を俯瞰しました。

↓ タチアオイの花園から井仁の集落を見上げました。

↓ 初夏の緑溢れる井仁の棚田の中を歩き下りました。

↓ 好天続きで稲の成長も順調な様子でした。

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芸北の山里を歩く

2019-06-22 06:41:32 | 散歩道

  雲月山に行く前に旧芸北町のちょっと気になる所などに立ち寄りました。雲月山のレポートとは別にちょっと小さなレポートです。〔6月18日(火)〕

↓ 昨年初めて見たバイカツツジ(ツツジ科ツツジ属)に再会しました。

 ↓ 満開のバイカツツジ。名前の通り梅の花の形に似ていますが、雄しべは全く別物で5本のうちの3本が長く伸び、残り2本は短めです!

 ↓ スイカズラ(スイカズラ科スイカズラ属)、花は白から徐々に黄色に変わって行きます。一つの花でその両方の色を見ることが出来るのが面白いところです。

 ↓ 前日に引き続いてササユリの咲く丘を訪ねました。新しい個体の開花です!

 ↓ 前日に見ていない区域に足を踏み入れてみました。大樹の樹間からこぼれる光を受けてまだ若い花が輝いていました。

 ↓ 今は花園の殆どの花が若く生気に満ちており、見る者をも元気づけてくれます。


↓ とある駐車場にあった植生のヤマボウシ(ミズキ科ミズキ属)です。大きな樹に目いっぱいに咲き誇っていました。

 

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ササユリを求めて雲月山を歩くも・・・・

2019-06-21 06:32:02 | 山歩き

  吉和冠山への登山道や芸北の山里でササユリを見ることが出来たので雲月山(911.2m)でももう咲き始めた頃ではと考えてチャコと山歩き方々出掛けました。雲月峠からの周回コースを採りましたが、山の様子は例年と少し異なり、山上の花々は少なくどうも全般に諸々の花の開花は遅れ気味のように思われました。肝心のササユリもなかなか現れてくれずやきもきすること頻りでした。〔6月18日(火)〕

↓ 広島、島根県境の雲月峠に近い登山口から登り始めました。遅い出発になったので、スタート前に登山口のキャンプ場で昼食を摂りました。

 ↓ 例年は登山口周辺からウツボグサ(シソ科ウツボグサ属)の群落が現れるのですが、今年は岩座山への登山道に入ってやっとチラホラと姿を現してくれました。


↓ 一つ目のピークの岩座山に上がりました。テーブル付のベンチがありますが、まだここで休憩とは早すぎます。

 ↓ 岩座山のピークから雲月山々頂に向かう尾根筋にはノアザミ(キク科アザミ属)が群落をなして咲き誇っていました。

 ↓ ノアザミの群落は蝶にとっては楽園のようでした。蜜を求めて沢山の蝶の乱舞が見られました。

↓ 岩座山のピーク付近から見た雲月山々頂(911.2m)方面の眺望です。今春は山焼きがなされたことから草原は一際青々としている感じでした。

 ↓ 山焼きが行われて見事な草原に生まれ変ったようですが、残念ながら今年も牛の放牧はないようです! かつてこの辺りには牛たちがよく集まっていたものです!

 ↓ 二番目のピークの高山へのちょっときつい上りです。


↓ 山焼きで真っ黒くなった杭が草原に残っていました。

 ↓ 登山道沿いの叢にヤマツツジ(ツツジ科ツツジ属)が縮こまるようにして咲いていました。

 ↓ 高山のピークから雲月山々頂への尾根筋を眺望しました。この尾根筋に例年ササユリが姿を現すのですが、この日は咲いた姿も蕾も一株も見ることが出来ませんでした。ここのササユリはかなり遅れ気味のようでした。

 ↓ 尾根筋に咲く花のこの日の主役はニガナ(キク科ニガナ属)でした。

 ↓ ニガナの変種のシロバナニガナ(キク科ニガナ属)もチラホラと見ることが出来ました。


↓ 雲月山々頂(911.2m)です。この日の山頂は無人で日差しはきついものの風が吹くと心地良い天候でした。

 ↓ 雲月山々頂からの眺望です。芸北の樹海の先に天狗石山、高杉山など西中国山地の連山が並んでいました。

↓ 雲月山々頂から南に続く周回路を採って下山の途に就きました。


↓ 尾根筋の周回路の直ぐ下のブッシュには満開のウツギ(アジサイ科ウツギ属)の群落が見られました。

 ↓ 登山道沿いに咲くコアジサイ(アジサイ科アジサイ属)はもう花期の終盤に入る頃でした。

↓ クサアジサイ(アジサイ科クサアジサイ属)は咲き始めのようでした。

↓ 周回路の南側から見た岩座山のピークから高山のピークにかけての尾根筋です。

↓  周回路を飾るニガナとシロツメクサ(マメ科シャジクソウ属)の爽やかなコラボレーションです!

 ↓ 周回路ではそれまで一株も見れなかったササユリ(ユリ科ユリ属)が最終局面の仲の谷から東屋下の駐車場への上り坂でやっと姿を現してくれました。

 ↓ 最後の大逆転! 蕾に続いて開花したササユリが出現しました!!

 ↓ 駐車場から見上げた岩座山のピークと東屋です。この東屋下の駐車場から雲月峠への車道沿いには数株のササユリの蕾がありました。雲月山のササユリの見頃はまだ少し先のようです!

コメント (2)
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