7月4日(土) 梅雨の晴れ間の一日、福岡・大分県境部にある英彦山を歩いてきました。山塊北側の高住神社から登り始め、北岳、中岳(中宮)、最高峰南岳(1,199.6m)を越えて南側の鬼杉を訪ね、奉幣殿へと下りました。山麓には杉の美林が多くありましたが、この登山道で有名な二つの老杉に出会うことができました。
【写真↓】北側の登山口がある高住神社の境内にあるご神木「天狗杉」。樹齢850~900年ほどの老巨木である。
【写真↓】山塊南側の谷間深くの森にある「鬼杉」。樹齢およそ1,200年で、上半分が折れた状態で高さは38メートルあるという。峰を越えてここまで行くのは一大修行である。
【写真↓】苔蒸し、樹皮も浮き上がった「鬼杉」の根元。樹の外周は12.4メートルあるという。森閑とした環境の中で、自然の霊気をも感じられるようであった。