修行僧が行く

OCNブログから引っ越してきました。日々の彷徨の記録を綴ります。

河原はもう初夏の風情

2022-04-30 22:27:42 | 散歩道

 青天の好日となった大型連休2日目の週末、久しぶりに太田川河畔を散策しました。驚いたのは、ちょっと来ぬ間に河川敷でノイバラ(バラ科バラ属)が満開になっていたことでした!この花を見ると、もう初夏、夏の到来を感じます。〔4月30日(土)〕

↓ 午後遅くの低い陽光を浴びるノイバラの花!いつの間にか太田川の河川敷の繁みで開花していました。

↓ 太田川河川敷に広く繁茂して多くの花が開いたノイバラです!

↓ ノイバラの花もあまり注目されませんが、こちらの太田川の堤防に繁茂したスイバ(タデ科スイバ属)も雑草であまり人から注目されることはないようです!

↓ 堤防上を歩きながら太田川の岸辺に憩う鴨の番い(?)を観察しました。岸辺に佇む1羽のところに別の1羽が飛来しました!

↓ 2羽は向かい合うと瞬く間にハグ状態となりました!愛の表現でしょうか?

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春の今高野龍華寺

2022-04-29 22:47:16 | 散歩道

 広島の桜紀行を終えて10日程になりますが、紀行中に紹介できなかったポイントの中で、ここは是非にも御覧に入れたいと思い、遅ればせながら今高野龍華寺の春の模様をレポートします。4月9日(土)に尾道から三次に赴く途中に立ち寄りました。

↓ 秋の紅葉で有名な今高野龍華寺ですが、春の桜はどうなのだろうかと思い立ち寄ってみると、総門の周辺と総門を入ってからの暫くの参道のソメイヨシノは見事なものでした!

↓ 参道入口の総門の周囲のソメイヨシノは満開でした。総門を潜って山内に入ると満開の桜のトンネルが続いていました。

↓ 総門から入ると参道を覆う桜並木が待っていました。

↓ 参道を少し歩いてから総門からの来し道を振り返ってみました!

↓ 境内に入ると桜の花は殆ど見ることが出来ませんでした。太鼓橋から見える桜は後背部に少しだけ!

↓ 山内には僅かな桜の園が見られました!

↓ 上方の展望台から見ると総門からの参道沿いに幾種類もの桜があることが分かりました。

↓ 総門(仁王門)周辺の桜が春の今高野龍華寺のセールスポイントかと思います!

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もう薫風の候!

2022-04-28 21:07:03 | 風物詩

 「薫風」は5月の季語かと思いますが、郊外を車で走っていると、山野はもう新緑の極のように感じられます。昨今の気象条件では自然の歩みは従前より遥かに早く既に実質的には「薫風の候」となっているように思えます!

↓ 県北の野の鯉幟が遊泳していました。山野はヤマザクラの花と新緑が混淆していました。

↓ 新緑と八重桜のコラボレーションも見られました!

↓ わが家の庭のアザレアです! 今年は花をいっぱい付けてくれました!!

↓ 目一杯に満開!

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オキナグサとの出会い

2022-04-27 20:14:16 | 散歩道

 約1か月に亘って広島の桜を追っかけていましたが、いつもながらにその間はその他の季節の花々とつい疎遠になってしまいます。今シーズンはそれでも桜を追っ掛けている間にオキナグサ(キンポウゲ科オキナグサ属)の花に出会うことが複数回ありました。絶滅危惧種Ⅱ類にリストされる植物ですが、各地でいろいろな形で保護、育成されているようです!

↓ 田圃の畔にオキナグサが咲いていました。

↓ 見事に一斉に顔を上げてこちらを向いて微笑んでくれました!

↓ 一群をなして咲くオキナグサです。農家の方が十数年に渡って保護、育成してきた株とお聞きしました。

↓ 県北に桜が咲く頃に一緒に開花してきたオキナグサです!

↓ 春らしくなってきた草原の陽だまりで開花してきた株です。毛むくじゃらの咢片も、この花にあっては愛しさを感じます!

↓ 道路端の法面に群落をなして咲き始めていますが、草刈りなどの保護活動があってのこの姿かと思います。

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千鳥別尺のヤマザクラ

2022-04-26 16:29:23 | 散歩道

 今年の広島の桜紀行もファイナルを迎えました。今年もフィナーレは「東城三本桜」のひとつの千鳥別尺のヤマザクラとなりました。4月12日(火)に他の2本の東城の桜を訪ねた時、千鳥別尺はまだ蕾と言われていましたが、すぐその翌日には満開となり、散るのも早い桜なので一日も早く訪ねることが肝要でした。前日に芸北の7か所の桜を回遊したばかりでしたが、是非もなくこの日庄原市東城へと車を走らせました。〔4月18日(月)〕

↓ 県内第一位の巨樹とされるヤマザクラが千鳥別尺の山野を一望出来る丘の上で明日は散り始めかという満開の極にありました。

↓ 白いスモモの花を交えた三重連の花模様も圧巻でした!

↓ 巨樹は根元から身の丈の四分の一程上がったところで枝分かれを始めます。節くれだったその部分が超満開の花の間から迫力満点で覗いていました。

↓ 枝分かれを始めると基幹はなくなり、細めの幹が勝手気ままに分岐を繰り返す感じで上へ上へと伸びていっている様子が厚い花のカーテン越しに観察出来ました!

↓ 背が高く大きな樹の全体が潤沢な花弁で包まれていました!

↓ この太い幹が樹高27メートルの巨体を支えます!

↓ 丘陵の下側から見上げた巨樹の姿です。左右の幅が一段と大きくなって、より巨樹感が漂います!

↓ 千鳥別尺の山野を一望して立つ姿です!

↓ 田圃の畦道を辿って巨樹の裏側を覗く位置に行くと、樹形はまた変化をしてよく締まった丸みを帯びてきました。

↓ さすがにヤマザクラです!杉林の景観ともうまくマッチした感じです!

↓ 千鳥別尺の集落を睥睨する巨樹の根回りです。根周り幹囲6.7メートルと巨大です!

↓ 根元には荒神さんを祀った祠が安置されており、地域の人々の厚い信仰を集めていると聞いています。

↓ この日は時折晴れ間が見える一日でしたが、明日には散り始め、桜吹雪のシャワーもの予測もあってか次々に花見客がやって来ていました。

↓ 徐々に天気は回復傾向でしたが、遠隔の地ゆえ後ろ髪を引かれる想いで帰路に就きました。

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