修行僧が行く

OCNブログから引っ越してきました。日々の彷徨の記録を綴ります。

金毘羅さんへの小旅行(その4)

2018-01-11 13:53:23 | 旅行記

 琴平駅発高松駅行きの普通列車を丸亀駅で降りました。行動可能時間は1時間半ほどで、その間に丸亀城に寄り、時間があれば讃岐うどん店に寄ろうとの心算でした。自動車で丸亀城址の側を走って高い石垣に驚いたことは何度かありましたが、JR丸亀駅から歩いて行くのは多分初めてのことでした。これが思ったよりも少し遠く感じました。下から眺める石垣は素晴らしい限りでした。もっと詳細に見てみたい気持ちが残りましたが、それはまたの機会に・・・。そして三の丸へ上がる坂道と天守閣内の階段が急だったことには驚きました。〔1月6日(土)〕

↓ 堀端から見上げた丸亀城。大きく広がった高い石垣の上に小さな天守閣がちょこんと載っています。

 ↓ 4層に重ねられた石垣は高さ約60メートルもあるとのこと。いつか時間をかけてつぶさに観察してみたいものです。

 ↓ 大手門前から丸亀城天守閣を見上げてみました。大手門、大手一の門とのバランスがピッタリの感がします。

 ↓ 大手門への通路の欄干でカモメが休憩中でした。海が直ぐ近くの城址ですので、海鳥も当然にやって来るのでしょう。

 ↓ 立派な大手一の門です。大手門を入った右手にあります。ここが第1防御点だったのでしょう。

 ↓ 三の丸に向かう通路沿いに咲く山茶花とその後には高い石垣が聳えます。

 ↓ 大手門から上がって来る通路(右)と高い石垣(左)。

 ↓ 見事な石垣の一端です。石垣に近付くと石垣の全体が見えないのが残念です。

 ↓ 三の丸に上がる急坂沿いの石垣です。この上の方も観察したいところでした。

 ↓ 二の丸まで上がると十月桜が満開となっていました。

 ↓ 全国の現存12天守のひとつに数えられる丸亀城天守閣。三層三階の最も小さな天守です。

 ↓ 天守閣から眺めた丸亀市街地と瀬戸内海。

 ↓ 天守閣からは遠く瀬戸大橋も望めました。

 ↓ 丸亀城から眺める讃岐富士(飯野山)は美しい。

 ↓ あまり時間もなかったので早々に城から下りました。うどん店は人気のところで急いで訪ねたものの売り切れで営業を終了していました。丸亀駅に戻り高松行きの快速列車で二つ目の坂出駅へ、そこで岡山行の快速マリンライナーに乗り換えて広島への帰路に就きました。

 ↓ 瀬戸大橋を走る快速マリンナイナーから見た西に傾いた太陽は眩しい限りでした。

 ↓ 西陽が車内にまで射し込む快速マリンライナーの車内。

 ↓ 岡山駅に近付いた頃、日没の時間となりました。

 ↓ 岡山駅で広島行きの普通列車に乗り換えました。広島駅まで約3時間。暫し呑み鉄に宗旨変えして、琴平の”金陵”を戴きました。容量200mlは少し多めでした。

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金毘羅さんへの小旅行(その3)

2018-01-10 16:27:23 | 旅行記

  金刀比羅宮奥の院への参拝は果たせなかったものの、御本宮への参拝を無事終えて今度は785段の石段を門前町へと下りました。登って来る人が多く、午後になって参拝者は益々増えてきているようでした。今回の旅の計画では琴平には3時間程の時間を割り振っていました。門前町に下ってまだ1時間余りの時間が残っていたので、許される限り町のあちこちを回ってみることとしました。

↓ 下り途中に銅鳥居越しに見た参道は登って来る人下る人で混み合っていました。午後になって登って来る人が一段と多くなっているようでした。 

 ↓ 「五人百姓」の前を通って大門を潜ると聖なる神域から俗なる門前町に出ます。

 ↓ 大門のすぐ側の金刀比羅本教総本部の玄関です。厳かな雰囲気が漂っていました。

 ↓ 神域を出て門前町に入ると、両側に土産物屋が続く石段の道は登り下りする参拝者で溢れんばかりでした。

 ↓ 石段が終わる直前に参道を離れて旧金毘羅大芝居(金丸座)に寄ってみました。天保6年(1935年)に建てられた現存する芝居小屋としては最古の小屋とのことです。

 ↓ 再び表参道に戻ってみると、午後1時過ぎの「こんぴらうどん参道店」前には順番を待つ長蛇の列がありました。この建物は築百数十年を数え、国の登録有形文化財に指定されているそうです。

 ↓ 門前町のあちこちで個性的なソフトクリームを売っていました。我々は途中でここに寄って小休憩を取りました。

↓  金毘羅さんの土産といえばやはりこれ”灸まん”でしょうか。表参道の石段やで小さなパックを求めました。

 ↓ 石段が終わって平らになった表参道です。多くの観光客が行き交います。

 ↓ 金陵の郷です。地酒「金陵」の資料館で、酒造道具や酒の醸造工程が学べます。売店も併設されており各種の金陵が購入できます。

 ↓ 金陵の郷の入口に設置されたとにかく大きい酒瓶のデコレーションです。

↓ 琴平の町中を流れる金倉川です。季節の良い時には何かイベントがありそうな雰囲気でした。

 ↓ 琴電琴平駅の駅舎です。電車は高松と琴平を結んで讃岐平和を縦断します。


↓ こちらはJR四国の琴平駅の駅舎です。何故か北欧風が自慢の駅のようです。

↓ JR四国琴平駅の内部も外観に合わせてデザインされているようでした。約3時間の滞在を終えて、ここ琴平駅から高松駅行きの列車に乗りました。
 

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金毘羅さんへの小旅行(その2)

2018-01-09 19:52:12 | 旅行記

  JR四国の琴平駅で列車を降りて金毘羅さん(金刀比羅宮)へと向かいました。琴平の街を抜けて長い参道が続きました。表参道に入ると参拝客の姿が一際多くなり、土産物、飲食店などが賑わっていました。御本宮まで785段あるという石段が始まると少しばかり身を構えます。両側に土産物屋が並ぶ急な石段道を登って行くとやがて大門に行き着きました。この門を潜ると金比羅宮の神域となります。土産物屋などはなくなりましたが、石段はなおも続きました。最後の御前四段坂を登り切ってやっと御本宮着。暫し参拝を終えて、展望台から広々とした讃岐の平野を眺望しました。


↓ 参道沿いの琴電琴平駅隣の広場に建つ高灯籠。安政7年(1860年)に完成したという高さ27メートルの木造の灯籠です。ここの灯りが丸亀沖の船まで届いたという。

 ↓ 表参道に入ると初詣客の姿が一際多くなりました。行く手に金比羅宮のある象頭山(521m)が聳えます。

 ↓ 時刻は昼前。参道には多くの讃岐うどんの専門店がありました。ここも当地では名代の店のようです。

 ↓ 我々も昼食は讃岐うどんと決めて何軒かの店をリストアップしてきました。参拝前に食すことにして表参道にあるこの店に決めました。

 ↓ 満員の「こんぴらうどん参道店」の店内。我々はこの奥の部屋へと案内されました。

 ↓ この日食した「しょうゆとり天」。トッピングされた食べ応えのあるとり天と花かつおが特製醤油を塗した腰のある麺とよく馴染み、満足の1杯となりました。

 ↓ 昼食後、先ずは御本宮に向け再出発となりました。ここから石段道が始まりました。御本宮は785段先です。

 ↓ 行く程に石段の傾斜が厳しくなってきました。土産物屋が並ぶ石段道を右側通行で登り下りします。

 ↓ 急な石段を登り続けて少し疲れてきた頃、一の坂の上に大門が見えてきました。

 ↓ ここまで365段、大門に到着です。二層入母屋造の立派な門です。ここまでの参道は門前、ここから先は神域となります。

 ↓ 大門入ったところに加美代飴を売る「五人百姓」の露店がありました。神域で商売が許された唯一の人達です。

 ↓ 正月6日の週末、まだまだ大勢の初詣の参拝客です。

 ↓ 参道沿い建てられた寄進の名標の列、その金額にも驚かされる!

 ↓ こんぴら狗(いぬ)の像。飼い主の代わりに金比羅宮にお参りした犬とのこと。ここで一緒に記念撮影する多くに参拝客の姿がありました。

 ↓ 混雑する参道を上から振り返って見てみました。皆さん真剣に登ってきているようでした。

 ↓ 最後の難所の「御前四段坂」を登り切ると御本宮前です。785段を登り切ったこととなります。

↓ 檜皮葺きの屋根が美しくも有り難い御本宮の社殿です。「御前四段坂」を登った勢いで一気に参拝を終えました。

 ↓ 御本宮前の展望台からの讃岐平野の大眺望です。讃岐富士(飯野山)が一際美しく見えました。

 ↓ この日は皆体調が良く奥の院までの1368段の道を登る予定でしたが、御本宮横の掲示では台風の被害のためその道が通行止めとのこと!残念ながら再来の時までお預けとなりました。

 ↓ 境内に安置されていた「流し樽」。参拝出来ない船主などが海に流し、それを拾った漁師などが代わりに奉納したという。

 ↓ 水に浮かぶお賽銭です。
 

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金毘羅さんへの小旅行(その1)

2018-01-08 11:54:41 | 旅行記

 四国は香川県の金毘羅さんまで家族3名で初詣も兼ねて鈍行列車の旅に出掛けました。早暁に広島を発ち、青春18きっぷを使っての片道235キロメートル、所要時間4時間56分の旅でした。〔1月6日(土)〕

↓ 山陽線河内駅を出て広島中央フライトロードの広島空港大橋を潜る頃に夜明けを迎えました。

↓ 山陽線本郷駅付近で見られた日の出直後の朝日です。

↓ 山陽線糸崎駅でちょっと長い停車。JR西日本広島支社と岡山支社との管轄の境界の駅で、列車の乗務員の交代が行われていました。

↓ 広島駅から2時間55分で岡山駅着。ここから瀬戸大橋線に乗り換えです。

↓ 岡山駅8番ホームに入線してくる高松からの快速マリンライナー。折り返しの高松行きとなります。

↓ 瀬戸大橋を渡るマリンライナーから備讃瀬戸を眺める。

↓ 開放的な感じのマリンライナーの車内。左右の窓から備讃海峡の海や島が望めます。

↓ 列車の最後尾から備讃瀬戸を渡る瀬戸大橋を眺めることが出来ました。

↓ 列車の窓から瀬戸大橋を潜ろうとしている大型タンカーとその航跡を見ることが出来ました。

↓ 四国に入って讃岐富士(飯野山)が間近に見えてくると、もう坂出駅に到着です。

↓ 坂出駅で琴平駅行きの普通列車に乗り換えました。独特の座席配置の新しく気持ちの良い2両の気動車を連結した列車でした。

↓ 金毘羅さんの門前の琴平駅に到着しました。まだ正月6日、初詣客も多いようでした。

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ありがとうJR三江線(その3)

2017-12-24 15:47:24 | 旅行記

  三次から江津まで三江線を乗り終えると次の課題は「如何にして広島に帰るか」でした。「青春18きっぷ」で来ていたので、普通列車か快速列車しか乗れないとの制約がありました。山口線を経由しても何とか帰ることが出来ましたが広島着が深夜になるのでここは早く帰るためにも、また夕暮れ時の三江線の姿を見てみるためにも同ルートを引き返すことが最善と判断しました。かくして来た列車に再び、いや三度乗って三次へ、広島へ引き返すこととなりました。〔12月20日(水)〕

↓ 江津駅3番ホームで出発を待つ三江線の2両連結の気動車。石見川本から乗って来た列車が折り返し運転します。

 ↓ 江津から三次まで三江線全線108.1㎞を完走する列車です。江津発15:15、三次着18:59、所要時間:3時間44分で、表定距離は29.0㎞。

 ↓ 江津駅を出ると列車は直ぐに江ノ川沿いに出ます。河口部に架かる山陰道の橋梁と山陰線の鉄橋が見送ってくれました。

 ↓ 列車の先頭部から進行方向を撮ってみました。三江線は従順に江ノ川に沿って三次へと向かいます。

 ↓ 「乗り鉄」、「撮り鉄」で過ごした一日でしたが、帰路は暫し「呑み鉄」に変身! 酒は三次市の美和桜! 甘口でまろやかな酒でした。

 ↓ 陽が西に傾いて山々の影が水平に伸びてきました。間もなく日没のようです。

 ↓ 列車の後部から南西方向を望むと、冬の意外に眩しく輝く太陽が山の端に沈みかけるところでした。

 ↓ 陽が沈むと西の空には茜色の夕焼けが残りました。

 ↓ 夕焼けの中に延びる三江線の線路です。旅情を誘います。

 ↓ 茜色に染まった三江線沿線です、夕暮れに旅する者へのプレゼントでしょうか!?

 ↓ 夕焼けの中を三江線は走り続けます。石見簗瀬駅付近。

 ↓ 陽が沈むと三江線の沿線は暗闇の中に沈んでいました。列車行き違いのために16分間停車した口羽駅では列車の光が一際明るく感じられました。

 ↓ 夜陰に輝く駅!

  ↓ 3時間44分の三江線の長い列車旅を終えて三次駅3番ホームに到着した列車。向かいの2番ホームには広島行きの列車が待っていてくれました。

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