修行僧が行く

OCNブログから引っ越してきました。日々の彷徨の記録を綴ります。

年の瀬の散策

2014-12-31 20:26:22 | 散歩道
12月31日(水)

 帰省した大晦日の一日は正月準備と買物で過ごしました。その間に日課のウォーキングも組み入れました。新しい所を歩くのは清新で楽しいものですが、その間にもちょっと驚く景観に巡り合うことが出来ました。

 「フジグラン重信」のショッピングモールの周りを散策していると、小さな川の堤に豊かに実った柿の木の小群落を見付けました。


 たわわに実った柿の木ですが、その稔り様といえば尋常の数や密度ではありませんでした。渋柿のようですが、既に熟しており、もうこのまま熟し切って落ちるか鳥たちの餌になるしかないよです。良く手入れされているので所有者のいる木なのでしょうが、この状態で放置しておくというのも豪気なものです。


 青空をバックに豊穣に稔った柿の枝の広がりを見上げていると、心が晴れ晴れとしてきました。この時には、その後急速に天気が下り坂となり雨になるなどと考えもしませんでしたが・・・・。


 所を変えて、重信川の河川敷の「かすみの森公園」を散策していると、近くの泉から流れ出て来た小川に早くも水仙の花が咲いているのを見付けました。まだ年の変わらない12月末の水仙の花は、やはり早咲きという印象です。


 水仙の花を見ていると、小川の水も温んできてもおかしくないように思ってしまいましたが、ちょっとそれはまだ早すぎるようです。これから本格的な冬の季節がやってきます。しかし、水仙の花の咲く小川の畔には、その厳冬の季節にあっても春の温もりの芽が宿っているようにも感じられました。

 

ライトアップされた来島海峡大橋

2014-12-30 23:41:23 | 風物詩
12月30日(火)

 年末年始の帰省でしまなみ海道を通り四国へ渡りました。今治に上陸したのがちょうど黄昏時、幻想的なトワイライトの中を来島海峡大橋を渡り、来島海峡サービスエリアに立ち寄ると橋は見事にライトアプされて、その全貌を見ることができました。この時期に移動すると、何か良いことに出逢えるものです。

トワイライトの中、来島海峡大橋を渡りました。


ライトアップされた来島海峡大橋


年末年始の12月30日~1月4日の間、来島海峡大橋はライトアップされるとのことです。



餅つき

2014-12-29 15:45:57 | 風物詩
12月28日(日)

 歳末の我が家ではこじんまりと正月に備えて餅つきを行います。臼と杵でペッタン、ペッタンと搗けば情緒があるのでしょうが、我が家では電動餅つき機が登場します。2軒分のお飾り餅と雑煮用の餅などを3升(4.5㎏)搗きましたが、慣れない我々には意外と大変な作業でした。

餅つき機の中で蒸しあげた餅米がクルクルと回って搗き上がっていきます。


搗きあがったばかりの餅です。これから餅を一つ一つ取るのが一苦労です。


搗きあがった餅です。小さなこの餅はお雑煮に入ることになりそうです。


大きな餅は正月のお飾り用です。




今年最終の岩トレ

2014-12-26 15:47:09 | 山歩き
12月23日(火)

 天応誕生日は久し振りに気持ち良く晴れた好天に恵まれました。この日はアイゼンボッカを兼ねて天応の烏帽子岩山へ出掛けて今年最後の岩トレを楽しみました。

岩場から江田島が綺麗に見えます


この黒ナメラでの岩トレを楽しみました。


黒ナメラの凹角ルートにトップロープを張ってのフリークライミングに励みました。


凹角ルートのトップまで登ってゲレンデの基部を俯瞰してみました。


トップから見た烏帽子岩山の銀座尾根です。


 この日はこのところ難渋していた凹角ルートをスムースに完登出来て、今年最後の岩トレを気持ち良く締め括ることが出来ました。







荒天迫る大山へ

2014-12-22 22:41:42 | 山歩き
12月21日(日)

 冬山の第一弾は山の会メンバー10名での伯耆大山。本来の計画では前日に登頂して山頂避難小屋で一泊の予定だったのだが、雨に降られるという想定外の天気に大山寺の集落に停滞することとなった。
 この雨の原因は二つ玉低気圧の通過であった。この気圧配置は、低気圧の通過後に冬型の天気となり日本海側の山では大荒れが続くのが一般的なところで、登山には最悪の天気と言えた。ただ低気圧が通過して北から寒気団が張り出してくるまでの束の間に好天となることがあることから、この間を狙ってこの日早朝に登り始めることとした。

早起きをして早朝4時前に大山寺から入山した。


大山の積雪は少なく、登山道脇のブッシュが頭を出していた。


6合目の避難小屋もまだ完全に姿を現していた。


8合目を過ぎると、風雪が激しくなってきた。


山頂避難小屋は本来の入口から出入り出来るものの、風雪の中で凍て付いていました。


避難小屋に入って一息をついてから、天気の急変に備え20分程の休憩で下山の途に就いた。


下るほどに風雪はより厳しくなって行った。


5合目上から行者コースを採った。


大神神社まで下って”ヤレヤレ”と言ったところ。


 未明には米子の街灯りがはっきりと見えていたが、登るほどに天気は下り坂となり、夜明け後は眺望は一切望めない天気となってしまった。8合目を過ぎると冷たい風雪が顔面を叩くようになり、山頂避難小屋で一息ついてからの下りは天気の悪化するスピードとの競走と言ったところであった。それでも約7時間を費やして山が大荒れになる前に無事大山寺の集落に下山出来た。狙った通りに、束の間の気圧配置が緩んだ時間帯に山を駆けることが出来たようであった。

この日の軌跡です。