5月23日(金) 仕事で松江を訪ねました。松江しんじ湖温泉の宿で早朝目を覚まして宍道湖畔を散策しました。湖では早朝から宍道湖名物の蜆(しじみ)漁が行われていました。この蜆漁は旅行者にとっては仲々に風情があり旅情を感じさせるものです。地元の人の話では、約300名の人たちが蜆漁の漁業権を持っており、漁の出来る時間は午前7時から11時の間に自主規制されているとのことでした。
【写真↓】宍道湖大橋から蜆漁の船を俯瞰してみました。沖には嫁が島も見えます。この朝この辺りには約30隻の船が出ていました。
【写真↓】宍道湖北岸から蜆漁を望遠してみました。背景は南岸にある島根県立美術館です。猟師はお腹あたりまで水に浸かって漁をしています。宍道湖は意外に浅い湖とのことです。
5月11日(日) 台所原は広島・島根両県の最高峰の恐羅漢山の西側、県境尾根の広島県側直下に拡がる森です。広島県西端の奥山といえましょう。ここのブナの素晴らしさは特筆ものです。今そのブナの新緑が最高の時を迎えています。訪れたこの日は、頭上の枝の高みまで新緑に彩られて、森の空気全体が緑色に染められているようでした。こんな森を歩くのは、何と楽しいことか!
【写真↓】夏焼峠(なつやけのきびれ)から恐羅漢山への稜線から少し下った管理林道への登山道にあったブナの巨木を見上げてみました。晴れ始めた空の下、無垢な新緑の枝が伸びています。
【写真↓】恐羅漢山山頂へと続く登山道を覆う新緑のトンネルです。将に森全体が緑色に染まっているようです。」
【写真↓】ブナの古木が重層的に大きく枝を拡げて、森の雰囲気を重厚な感じにしています。この台所原の存在が恐羅漢山の自然をより豊かなものにしています。恐羅漢山へ登るときに台所原を経由すると、山の感じが全く別なものとなること請け合いです。