修行僧が行く

OCNブログから引っ越してきました。日々の彷徨の記録を綴ります。

稀代の花を探して三段峡を歩く

2018-06-30 06:38:52 | 山歩き

  梅雨の時期に咲く乱獲によって今では珍しくなった花に逢いたくて三段峡へ行ってきました。曇時々雨の予報が出た平日の渓谷に登山者や観光客の姿はなく、幸いにも雨に遭うこともなく誰にも会わない静かな山行を楽しむことが出来ました。〔6月28日(木)〕

↓ 逢いたかったのはこの花、ウチョウラン(ラン科ウチョウラン属)です。

 ↓ 早朝の三段峡水梨口から探査行のスタートを切りました。

 ↓ 少雨ながら梅雨の時期の渓流の水嵩はやや多めのようでした。

 ↓ 静寂に満ちた渓谷に激流が立てる怒涛の水音が響き渡ります。

 ↓ 休憩所のある大淵はちょと静かでした。

 ↓ 南峰橋、蛇杉橋の2本の吊り橋を渡りました。写真は蛇杉橋です。

 ↓ 三段峡・柴木川に落ちる雌滝です。

 ↓ 渡船場から見た黒淵です。黒淵の山荘も渡船もこの日は休業中でした。

 ↓ 樹木に着生したヨウラクラン(ラン科ヨウラクラン属)です。

 ↓ 樹木に着生した茎から穂状の花序が出、花序に沢山の小さな花が付いています。

 ↓ 花序をトリミングしてみました。小さな花をみるとラン科であることが納得出来ます。

 ↓ 高い岩壁の上の棚にウチョウランが咲いていました。この花で出逢えて嬉しい限りでした。

 ↓ 高い岩の上の草付きに大きなウチョウランの群落が咲いていました。とても人間は近付き難い所でした。いつまでも咲いてくれることを願うばかりです。

 ↓ 紫色の花が実に美しい花です。

↓ トリアシショウマ(ユキノシタ科チダケサシ属)

 ↓ ヤマアジサイ(アジサイ科アジサイ属)

 ↓ イチヤクソウ(ツツジ科イチヤクソウ属)

 ↓ シライトソウ(ユリ科シライトソウ属)

 ↓ 岩を食む三段峡の激流です。ここは大淵から見た直ぐ上流部です。

 ↓ 水梨口に戻ってきました。
 

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合歓の木咲く散歩道

2018-06-29 07:22:00 | 散歩道

 梅雨入り23日目は曇空のいかにも梅雨と言った一日でした。馴染みの景色を眺めながらの午後のウォークングを楽しみました。暫く立ち寄っていなかった住宅団地で賑やかに咲いている合歓の木に出逢いました。夏の到来、季節は確実に進んでいます。〔6月27日(水)〕

↓ 綺麗に咲き揃った合歓の木(マメ科ネムノキ属)。

↓ 梅雨らしい曇天の空、厚い雲の間から午後の光芒が射していました。

 ↓ 生き生きと育つ稲、棚田の先に白木山塊を望む。

 ↓ こちらは、阿武山の山塊を棚田の先に望む。

 ↓ まだ蕾のノカンゾウ(ユリ科ワスレグサ属)が棚田に登場!

 ↓ 間もなく開花しそうなノカンゾウの蕾もありました。

 ↓ 横一列で咲く合歓の木。

↓ 大きな合歓の木が満開の状態でした。

 ↓ 合歓の木も夏の訪れを強く感じさせてくれる花です。

 ↓ 合歓の木の後背には白木山塊の鬼ケ城山や中尾山が横たわっていました。

 ↓ 付近の民家の庭先に咲いていました。半夏生(ドクダミ科ハンゲショウ属)の花、白い斑入りの葉が面白いですね。(友人のT沢から名前をご教示戴きました。)

 

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梅雨の古川河川公園を歩く

2018-06-28 04:02:04 | 散歩道

  中国地方が梅雨入りして22日目、鹿児島県奄美地方が今日梅雨明けしました。これからは梅雨晩期の大雨などに備えなくてはいけません。この日は晴後雨との予報でしたが、朝から低い雲に覆われて如何にも梅雨といった天気でした。晴れていれば山歩きをしたかったところでしたが諦め、午後早めに広島市安佐南区の古川沿いの散策に出掛けました。2月と3月に各一度歩いていますので、今度で今年3度目、梅雨の古川の河川公園の探訪といったところでした。〔6月26日(火)〕

 ↓ 国道54線の八木2丁目辺りから見上げた阿武山(586.4m)の山頂部は完全に雲に隠れていました。この近くで国道を潜る古川の河岸に下りました。

 ↓ 河畔に下りると早速にネジバナ(ラン科ネジバナ属)が出迎えてくれました。

 ↓ 時折細かい雨が降る天気となり、古川に架かる七軒屋橋から梅雨の雨雲に包まれた阿武山を見上げました。

 ↓ 雨は気になる程でもなく、緑に覆われた夏姿の古川の河川公園を気持ち良く歩き始めました。

 ↓ 完全に人為的にコントロールされている古川の水量の筈ですが、梅雨のせいか心持ちいつもより多いような気がしました。

 ↓ 幼稚園帰りの親子が園地の散策道を帰り行きます。園内の通路は地元の人たちの生活道路としても使われています。

 ↓ 古川沿いの緑地の各所に今ネジバナが盛んに咲いています。他の花が少ない中で目立ちます。

 ↓ カルガモの親子が忙しなく古川の流れで遊泳していました。子ガモが10羽を超える大家族でした。

 ↓ 親を先頭に陸地を列をなして移動中です!

 ↓ 安佐南区川内5丁目で古川に第二古川が合流します。第二古川は川内、八木地区に開発された一大商業地域に整備された親水緑地です。

 ↓ 合流点近くの古川を鵜が一羽泳いでいました。

 ↓ 第二古川の流域はせせらぎ公園として一般に開放されています。

 ↓ せせらぎ公園の北端部です。この先の太田川右岸に第二古川の水源がある筈です!

 ↓ 第二古川はこの水門が水源でした。高瀬堰からこの水門に引かれた水が放出されているようです!
 

 

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今日も太田川河畔を散策

2018-06-27 07:28:58 | 散歩道

  梅雨20日目の日曜日は梅雨は中休みの一日となりました。日の入りと夕焼け空が見られるかと夕刻に太田川河畔にウォーキングに出掛けましたが、夕方の空には随分と雲がかかっていました。やはり梅雨らしい空の下での散策となりました。前日には沖縄が梅雨明けとなったので、此の地もそろそろ本格的な梅雨空になってもいいのかも知れません。〔6月24日(日)〕

↓ 散歩道の何カ所かの路傍にヒメヒオウギズイセン(アヤメ科ヒオウギズイセン属)の花が見えるようになってきました。外来種とのことですが随分と広がって今や夏の到来を感じさせる花となりました!

 ↓ アベリア(スイカズラ科ツクバネソウ属)は大きな塊となって咲いているのがこの花らしいと思います。

 ↓ 太田川の土手で長く延びてきた葛(マメ科クズ属)の蔓です。この蔓が先兵となって葛が爆発的に繁茂して盛夏にはこの辺り一帯は葛の葉で覆い尽くされることになるでしょう。

↓ 太田川の中州の樹々が大きく成長して中州の存在を忘れてしまいそうな位の大きな森となっています。でもこの樹々の周囲は水で囲まれており、謂わばちょっとした水郷となっています。

 ↓ 太田川に流れ込む中小河川の流入口にはこうした水門が設けられており、その陸側には必ずポンプ所が置かれています。

 ↓ 安佐南区の荒谷山(631.3m)に間もなく日が沈みそうです!

 ↓ 太田川の静かな夕暮れです!

↓ 今日もお一人鮎の釣り人の姿がありましたが早々に帰路に就かれました。

↓ 太田川はまだ水量が多く、流れも強いので釣舟を出すのは無理なようでした。

 ↓ 河岸に佇む鳩の群れ。揃って何を見ているのか?何を狙っているのか?

 ↓ 草叢にこんな花がひっそりと咲いていました。
 

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夕刻の散歩道

2018-06-26 07:44:38 | 散歩道

 梅雨19日目の週末土曜日は朝のうちに雨は上がったものの、一日中鬱陶しい曇り空が続きました。晴れることを期待していましたが、夕刻にウォーキングに出掛ける時にもまだ曇空でした。馴染みのルートを歩いていると太田川に鮎釣りの釣り人の姿が見えたのでちょっと河岸にも立ち寄ってみました。〔6月23日(土)〕

 ↓ 散策路に面した花壇を埋めていたルドベキア(キク科オオハンゴンソウ属)、なかなかに面白い風貌でした!

 ↓ 安佐北区口田のはすが丘団地の外れに広島県指定の史跡である西願寺墳墓群があります。4世紀初頭から5世紀にかけて造られた墳墓とのことです。

 ↓ 川原石を積み上げて造られた墳墓です。古墳群の中に再現されています。

 ↓ アベリア(スイカズラ科ツクバネソウ属)は公園の生垣などに咲いています。

 ↓ 雨上がりでまだ水量が多めの太田川です。山にも雲がかかるあいにくの天気でしたが、河畔には暫く姿を見なかった鮎の釣り人の姿がありました。

 ↓ 久々に見る釣り人の姿でした。解禁後もう20日以上が経過しましたが、水量の多いこの辺りでは釣り人を見る機会は殆どありませんでした。

 ↓ さてこの日の釣果は?!

 ↓ 太田川の河川敷にコマツヨイグサ(アカバナ科マツヨイグサ属)が咲いていました。

 ↓ 上り、下りの両線に列車が入ったJR芸備線安芸矢口駅です。太田川の土手の下にある駅です。

 ↓ 車道が拡張されて綺麗になった安芸矢口駅の駅前です。
 

 

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