修行僧が行く

OCNブログから引っ越してきました。日々の彷徨の記録を綴ります。

わびすけ

2017-11-30 21:57:01 | 

 愛媛に帰省して庭木の剪定に精を出していると知り合いがやって来て、庭に咲いている花は「わびすけ」ではないかと言う。ずっと山茶花(さざんか)と思い込んでいたが、そう言われて観察すれば、山茶花とは違う花の姿であることに気付いた。翌日散歩コース沿いにある愛媛県森の交流センターの生垣にちょっと色合いは違ってはいたがこの花が使われていることに気付いた。

ワビスケはツバキとチャノキの雑種とのこと。多くの色合いや形状のものがあるらしく、この花はその一種なのであろう!?

 雨の降る中、大きく花弁を広げて咲いたワビスケ。古くから茶花として好まれる花という。

 昨年刈り込みをして形を整えた樹に、今年は沢山の花を付けてくれた。今は花の盛りのピークをやや過ぎた頃合。

 愛媛県森の交流センター(旧緑化センター)では生垣としてワビスケが咲いていた。

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初冬の皿ヶ嶺を歩く

2017-11-29 20:31:18 | 山歩き

11月28日(火)

 皿ヶ嶺を8月30日以来久しぶりで歩きました。季節は進みこのところもう初冬の風情となっていましたが、この日だけはちょっと暖かい一日で、冬装備での山行は衣類を一枚、二枚と脱ぎながらの汗掻き歩行となりました。

今年は花期に見ることのできなかったタカネハンショウズル(キンポウゲ科)の果球です。上林森林公園内の例年咲く所に集団で残っていました。

風穴の中に雪が残っていました。11月20日に皿ヶ嶺が初冠雪したとのことですので、その時の雪が残っているようです。

春から秋までお花畑となる斜面は樹々の葉も落ちてもうすっかり冬の佇まいです。

稜線上に上がると、ブナの古木もすっかり葉を落として冬の訪れをひたすら待っているかのようでした。

十字峠から山頂に向かう途中の、今年間伐された杉や桧の林が累々たる倒木の山となっていました。10月16日に到来した超大型の台風21号の被害のようです。お気の毒というよりほかに言葉がありません。

 山頂を経由して竜神平に下ってくると、回復してきた好天の下で、竜神平は穏やかな表情でした。

竜神平に残っていた赤い実は色彩の少ない季節にあって鮮やかに写りました。これはガマズミ(レンプクソウ科)でしょうか!

 正面登山道に立つミズナラの古木も完全に葉を落としていました。葉を落とした樹々の先に松山平野が望めました。
 
樹々も葉を落として上林森林公園も初冬の風情へと様相を変えて行っているようでした。

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冬のひまわり

2017-11-28 20:59:27 | 風物詩

 11月27日(月)から愛媛へ。今治市朝倉を車で走っているとひまわり畑が一面に広がっていました。冬のひまわりには驚かされます。昨年11月の初めの立冬の日に初めて出会った時には「何故この季節に!?」と心底驚愕しました。今年はもう咲かないのだろうかと思っていましたら、少し遅れて今咲き揃い始めていました。地域の農家の方々の共同活動による景観形成のための農水省資金交付事業とのことです。この地域の冬の風物詩になるかも知れません!

田圃一面に咲き揃い始めた冬のひまわり!

列をなして皆同じ方向に向いて咲くのは、季節を問わずひまわりの習い性のようです!?

愛媛県今治市の郊外ののんびりとした田園地帯に出来た冬のお花畑です!

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紅葉の宮島を歩く(その2)

2017-11-27 20:50:24 | 山歩き

 もみじ歩道が終わると大聖院の門前である。大聖院境内の紅葉も美しい。その紅葉を愛でてから、あせび歩道に入り大元公園へ。海岸部なれど樅の樹の繁る大元公園の紅葉も派手さはないが樅の緑色との対比や幽谷の佇まいもあってなかなかに味わい深い。〔11月21日(火)〕

紅葉に包まれた仁王門をくぐって大聖院の境内に入る。

 大聖院境内に入り摩尼殿を見上げる

境内に安置された観音像も紅葉に包まれていた。

手水鉢も錦色に彩られる!

大師堂を望む境内の樹々はピークをやや過ぎたもののまだ美しい!

 紅葉に包まれた八角堂、大師堂を望む境内の回遊路を進む!

 大師堂の裏手にある一願大師

 大師堂の背後には燃えるような紅葉の森が広がっていた!

 大聖院を出て「あせび歩道」を大元公園へと向かった。この辺りは人通りも少なく静かに紅葉を楽しめるところ。

大元公園に入ると、樅の林の間に紅葉した樹々が現れる。

 大元公園の渓流に沿ったところに紅い紅葉が!

 大元公園の最奥部近くに見事に紅葉した樹が一本残っていた!

 ここは海岸から近いところだが、深い幽谷の雰囲気に包まれていた。

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紅葉の宮島を歩く(その1)

2017-11-26 18:18:57 | 山歩き

  広島の紅葉を代表するのはやはり安芸の宮島のそれであろうか。晩秋の好日に宮島を歩いて深まり行く秋を存分に楽しんできました。先ずは、要害山から塔の岡~紅葉谷公園~もみじ歩道へ!〔11月21日(火)〕

佳境を迎えた宮島の紅葉!!

要害山から秋色に染まった塔の岡、大聖院を遠望する。

 塔の岡への道から五重の塔を望む!


紅葉に彩られた紅葉谷公園へと続く道(岩惣本店前)。

 
紅葉谷公園内の紅葉は残念ながら盛りを大きく過ぎていたが、訪ねる観光客の姿は多かった。

紅葉谷公園の最奥部のロープウェイ乗り場直下の紅葉が一際輝いていた。


もみじ歩道の起点となる藤の棚公園近くの一本の紅葉が観光客を集めていた。

平松茶屋直下のもみじ歩道を黄金色に彩る紅葉。宮島の街並みの眺望も良い!

もみじ歩道を歩きながら頭上を見上げれば、錦色の世界が広がっていた。

 柚子胡椒を想わせるこの黄緑の色合いの歩道もなかなかに好ましい。

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