朝広島を発って愛媛へ。この日の用件を済ませた午後遅く皿ヶ嶺に向かいました。翌日には梅雨入りが予想され、この日が初夏の好天の最後の日と考えられたことから夕刻の山歩きとなりました。午後4時過ぎ期待していたヒマラヤの青い芥子を見てから竜神平まで上がり、午後7時頃に下山しました。山中は花の端境期でしたが、それでも樹々に咲く花や小さな花など結構な数の花々に巡り会うことが出来ました。〔6月25日(火)〕
↓ この日の目的のヒマラヤの青い芥子(ケシ科メコノプシス属)が冷風の吹き出る風穴に咲いていました。
↓ 麓の定点から見上げたこの日の皿ヶ嶺です。
↓ 風穴の冷気の中に咲くヒマラヤの青い芥子です。この日は大小9輪の花が咲いていました。
↓ ブルーポピーなどとも呼ばれますが、正式にはメコノプシス・ベトコニキフォニアという名前のようです!
↓ お花畑ではギンバイソウ(アジサイ科ギンバイソウ属)が斜面を覆ってきていました。
↓ 気の早いギンバイソウが蕾を付けて、その蕾が若干色づき始めていました。
↓ ウバユリ(ユリ科ウバユリ属)が蕾を付け始めていました。
↓ モミジガサ(キク科コウモリソウ属)も蕾を付け始めていました。
↓ 北面の巻き道に入ると直ぐにミズナラ(ブナ科コナラ属)の古木が現れます!
↓ 登山道沿いに咲く花でこの時期の主役はヤマアジサイ(アジサイ科アジサイ属)でした。
↓ 逆光の中の高木に何やら白い花が咲いていました。写真に納めてみるとエゴノキ(エゴノキ科エゴノキ属)であることが分かりました。
↓ ヤマボウシ(ミズキ科ミズキ属)も高木の上に咲いていました。
↓ サワルリソウ(ムラサキ科サワルリソウ属)の姿を所々で見受けました。
↓ 高みに何やら変わった形をした花か実がぶら下がっていました。
↓ 目線に高さに現れた姿がこれでした。クマシデ(カバノキ科クマシデ属)の実のようです!
↓ 線香花火の火が散ったように咲くのはコゴメウツギ(バラ科コゴメウツギ属)です。
↓ 咲いたばかりのクサアジサイ(アジサイ科クサアジサイ属)のようです。
↓ 竜神平に近付いてくるとヤマトウバナ(シソ科トウバナ属)を多く見受けるようになりました。
↓ トリアシショウマ(ユキノシタ科チダケサシ属)が一輪だけ咲いていました。
↓ ヤマシグレ(スイカズラ科ガマズミ属)はまだ蕾の状態でした。
↓ ブナ林の尾根筋まで上がって来ると竜神平はもう直ぐです!
↓ 西日が山の端に沈む直前の龍神平です。ササユリを探しましたが開花はまだ先のようでした。
↓ 竜神平でコーヒーブレイクを取りました。
↓ 下山途中に出逢った西日を浴びる古ブナ群。
↓ 登山道脇の樹間から夕日を反射する瀬戸内海が望めました。20キロメートル以上離れた海がよくぞ綺麗に見えるものです!
↓ 西日を浴びるミズナラの古木です。
↓ 日没前に上林森林公園に下山できました。