修行僧が行く

OCNブログから引っ越してきました。日々の彷徨の記録を綴ります。

国宝・金堂が威容を誇る不動院を訪ねる

2021-06-30 06:55:26 | 散歩道

 所用で東区スポーツセンターに行く妻を送った足ですぐ近くの不動院(広島市東区牛田新町)を訪ねました。よく手入れがなされた境内は夏とて涼やかでなかなかに気持ちの良いところです。広島市内では珍しい国宝の金堂を始めとする建造物を見て歩くのも楽しいものです。〔6月27日(日)〕

↓ 楼門を潜ると先ずは国宝の不動院金堂が姿を現します。


↓ 不動院金堂の側面です。この涼やかな姿が大好きです。不動院は現在は真言宗の寺院ですが、天正年間に山口から移築されたこの建物は禅宗様式です。

↓ 楼門、金堂の二つの建物が並ぶ威容には圧倒されそうです!

↓ 金堂の裏手に紫陽花が咲いていました。

↓ 均整の取れた美しい建物です。1945年8月の原爆の惨禍にも被害を受けず、被災者の収容に使用されたと聞いています。

↓ 境内の一番奥まったところにある不動堂です。日常の法要はこの建物で行われているようです。

↓ 不動堂から参拝者の話し声が漏れてきていました。昼下がりの長閑な時間でした。

↓ 不動堂前に安置された不動明王像です。智證大師の作で、豊太閤念持仏と伝えられています。

↓ 境内の中ほどに建つ禅宗様の軒を持つ鐘楼です。中に納められた高麗様式の銅製梵鐘と共に国指定の重要文化財です。

↓ 不動院への入口に当たる楼門です。国指定の重要文化財の禅宗様の二重門です。

↓ 楼門への参道にアガパンサス(ユリ科アガパンサス属)が咲いていました。

↓ 境内に配置された放生池(ほうしょういけ)越しに不動院金堂を眺めました!

↓ 石橋が影を落とす放生池。

↓ 放生池の中島の岩の上で大きなスッポンが昼寝中でした。

↓ スッポンと共存するミドリガメも甲羅干しを決め込もうとしていました。

↓ ヒメヒオウギズイセン(アヤメ科ヒオウギズイセン属)も放生池に影を落としていました。

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太田川中流域・船場集落を歩く

2021-06-29 06:02:00 | 散歩道

 井仁棚田からの帰路に安野花の駅公園で休憩を取りました。今は園内に花のない季節ですので、隣接した船場集落とそこを流れる太田川沿いを暫し散策しました。川の流れの中に鮎釣りの釣人の姿もあって、この時期らしい景観に満足しました。〔6月25日(金)〕

↓ かつて船場の渡し場があった辺りの太田川の流れの中に鮎釣り人の姿がありました。

↓ 腰近くまで水に浸かって真剣に竿先を見詰める姿には豊漁を願うばかりでした!

↓ 釣り場の直ぐ下流には旧可部線の鉄橋(第二太田川鉄橋)が残っていました。

↓ 船場の集落に沿って太田川の渕と河原が広がっています。

↓ 透き通った碧なす水を湛えた渕の畔でひと休憩しました。

↓ 河畔の狭い平地に船場の集落が形成されています。古の街道が今も集落のメインロードです。

↓ 集落の一角に咲いたネジバナ(ラン科ネジバナ属)。

↓ 集落の外れ近くに八幡宮が祀られていました。「矢かけの八幡さま」とのことです。

↓ 八幡宮のすぐ上には安野花の駅公園のトロッコ用の線路が敷設されています。

↓ 線路脇にホソバウンラン(ゴマノハグサ科ウンラン属)の花が咲いていました。

↓ 花のない安野花の駅公園は静寂の世界でした!

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初夏の井仁棚田を周回する

2021-06-28 06:46:26 | 散歩道

 タチアオイ咲く井仁棚田の景観を堪能した後、稲が青々としてきた棚田の中をいつものように周回しました。ちょっと湿度の高い日でしたが、まだ汗だくになる暑さではなく、処々に咲く初夏の花なども観察しながら、麗しい棚田の佇まいを楽しみました。〔6月25日(金)〕

↓ 下方の展望所付近から見上げた井仁棚田です!

↓ 石組の段々の棚田に一株の紫陽花(アジサイ科アジサイ属)が色を添えています!

↓ 標高550メートルほどの高地ですので、民家の庭先の紫陽花の花はこれからが見頃です!

↓ 棚田を彩る満開の紫陽花の花!

↓ 田圃の畔にホタルブクロ(キキョウ科ホタルブクロ属)が咲いていました。

↓ タチアオイ(アオイ科タチアオイ属)越しに上方から棚田を見渡しました。

↓ 南側の車道沿いの高台から見渡した井仁棚田です。

↓ 5月の連休の頃に植えられた稲は青々として順調に育っているようでした。

↓ 民家の庭先の畑にはハナショウブ(アヤメ科アヤメ属)が見事に花開いていました。

↓ 様々なハナショウブ咲いてお花畑は賑やかでした。

↓ 高台の車道沿いにアラゲハンゴンソウ(キク科オオハンゴンソウ属)が咲き誇っていました!

↓ 稲の生育状態などを眺めながら棚田の中を下って行きました。

↓ よく整備された棚田と集落が美しい井仁地区です!

↓ 民家の庭先の石崖にウチワサボテン(サボテン科オプンティア属)が花を開いていました。

↓ 棚田の中の荒れ地を埋めたヒメジオン(キク科ムカシヨモギ属)の群落!谷間には高地の気が漂っています!

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タチアオイ咲く井仁の棚田

2021-06-27 06:12:12 | 散歩道

 田植えを終えてからヵ1ヵ月半余が経って棚田の緑も濃くなり、そこに咲くタチアオイの花も満開の頃合を迎えているだろうと考えて井仁の棚田(広島県安芸太田町)を訪ねました。棚田の緑とピンクや紅のタチアオイの花の織り成す景観は初夏の棚田を飾る風物詩と言えるかと思います。〔6月25日(金)〕

↓ 祇園坊の柿畑に咲くタチアオイ(アオイ科タチアオイ属)越しに井仁の棚田を見渡しました!

↓ 棚田の稲も青々として来て、色鮮やかなタチアオイの花とのコントラストに目が奪われてしまいました。

↓ 青々とした田圃と満開のタチアオイの花のコラボが桃源郷の佇まいを思わせます!

↓ タチアオイも今一番美しい頃かと思います!

↓ 梅雨の中休みの晴れ間の空高くまで茎を伸ばしてタチアオイの花は咲きます!

↓ 柿畑で競うように咲き誇こるタチアオイです!

↓ 棚田の中ほどの休耕田にも一群のタチアオイが植えられて咲いていました。

↓ 集落の中の民家の庭でも棚田を見下ろすようにタチアオイが咲いていました。

↓ タチアオイの花越しに棚田の天辺まで見上げました。

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初夏の風渡る縮景園

2021-06-26 05:19:00 | 散歩道

 ちょっと遅めの紫陽花の花を楽しんだ後、久々に開園した縮景園を散策しました。新緑から落ち着いた初夏の緑に変化した園内は、陽射しは強めのように感じられたもののそこを渡る初夏の風は肌に心地良く、快適な周回を楽しむことが出来ました。〔6月24日(木)〕

↓ 芝生広場の隣の清風池の蓮が開花していました。

↓ 濯纓池越しに悠々亭を望みました。

↓ 超然居に立てば跨虹橋の右肩に悠々亭が懸かります。

↓ 濯纓池畔から池越しに清風館、超然居の佇まいを楽しみました。

↓ 池畔の楓の林の中に佇むのは夕照庵の建物です!

↓ 夕照庵の茅葺の屋根の上を初夏の風が渡って行きます!

↓ クサガメ上陸!暫く甲羅干しでしょうか!?

↓ 濯纓池の飛び石の上でテナガエビが休憩中でした!? 縮景園では初見でした。暫く観察していると自力で池の中に戻って行きました。

↓ 積翠巌(せきすいがん)辺りから見た対岸の清風館!

↓ 落ち着いた佇まいの明月亭!

↓ 白龍泉(はくりゅうせん)辺りから濯纓池越しに跨虹橋と清風館を見渡しました。

↓ 縮景園は今では珍しい赤松の美しい公園です。いつまでも健全でいて欲しいものです。

↓ 清風館と跨虹橋を間近から眺めました。

↓ 悠々亭から濯纓池を眺めました。

↓ 濯纓池の鯉は産卵期を迎えているようでした。雌と数匹の雄の絡み合いのような姿が見られました。

↓ 迎暉峰(げいきほう)から濯纓池の全般を見渡しました。

↓ 縮景園入口の正面にも鉢植えの蓮が開花していました。

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