愛媛での2日目、シロヤシオ咲く石鎚山系の峰などを歩いてみたいものの今回はそれに割く時間はなく潔く諦めて空き時間に重信川河畔の散策に出掛けました。堤防上の護岸道路を歩きますが、その沿道に咲く草花を観察するのも楽しいものです。特別な草花があるわけではありませんが、いつも良く見る花々ながらも名前をはじめそれらの花々についてあまりにも知らないことが多いことに気付きます。〔5月30日(木)〕
↓ いつもながらに皿ヶ嶺連峰を眺めながらの重信川河畔の散策です。重信川の川床には一筋の水もありません。今春は少雨の渇水で、この地域は田植えの水を確保するのも大変なようです!
↓ 堤防上の草むらにネジバナ(ラン科ネジバナ属)の群落が見られました!
↓ 小さなニワゼキショウ(アヤメ科ニワゼキショウ属)の花が綺麗に咲いていました。各所で良く見掛けますが外来種の雑草のようです!
↓ 川岸を埋めるように咲いたオオキンケイギク(キク科ハルシャギク属)の群落です。
↓ オオキンケイギクは国内在来の植物の生育に多大な影響を与えることから「特定外来生物」に指定されています。
↓ 重信川の堤防上にもオオキンケイギクに関する告知の立て看板がありました。
↓ 重信川の右岸堤防上には自転車歩行者専用の道が敷設されています!
↓ 実を付けたコバンソウ(イネ科コバンソウ属)が草むらの中にたくさん見えていました!これもヨーロッパ原産の外来植物のようです。
↓ たわわに花を付けたイタドリ(タデ科イタドリ属)が各所に姿を見せていました!
↓ こちらもイタドリと同じような花穂を付けていますが、名前が思い浮かびません!
↓ 花の形が実に面白いヘラオオバコ(オオバコ科オオバコ属)です。輪をなして外に伸びているのはオシベとのこと!これもヨーロッパ原産の外来植物。
↓ ナヨクサフジ(マメ科ソラマメ属)の姿をよく見るようになりました。これも飼料用にヨーロッパや西アジアから持ち込まれた外来植物のようです!
↓ 重信川の堤防上は外来種の植物のオン・パレードといった様相でした。仰ぎ見る”花の山”皿ヶ嶺に咲く花々の希少価値に改めて気付きました。