修行僧が行く

OCNブログから引っ越してきました。日々の彷徨の記録を綴ります。

ススキに彩られた深入山

2022-10-20 18:42:41 | イベント

 秋の花々を求めて深入山を訪ねましたが、花々とは別に登山口から山頂までずっとススキと共に歩いた山行でもありました。早春の野焼きで維持されている草原の山ゆえに、秋のススキもまた情緒があり、白い穂の織り成す景観は実に美しいものでした。〔10月16日(日)〕

↓ 東登山口からススキの繁る深入山を見上げました。

↓ 東登山口周辺にもススキの原が広がります。

↓ 登り行く程に登山道はススキの原の中に突入して行きます。

↓ 浅い谷筋には上方に向かってずっとススキの原が続いています。

↓ 登山道中腹から登山口のある「いこいの村ひろしま」を俯瞰しました!

↓ 風が吹くと斜面を埋めたススキが白く波打ちます!

↓ 東尾根に乗ると、ブナの樹が点在するススキの尾根が上方へと伸びています。

↓ 東尾根からススキ越しに天上山(972.6m)を望みました。

↓ かつての東尾根ルートのランドマーク的存在であった松の枯れ木がススキに包まれて立っています。

↓ 百畳岩付近から深入山々頂部を仰ぎ見ました。

↓ 山頂から靄に霞んだ恐羅漢山(1,346,4m)、十方山(1,328m)方面を見渡しました。

↓ 山頂上空には気持の良い秋の空が広がっていました。

↓ 眼下には聖湖が垣間見えていました。

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「伝説から神話へ」の復活

2020-10-04 07:36:08 | イベント

「伝説のコンサート”山口百恵1980.10.5”日本武道館」(10月3日(土)21:00~23:30 NHK BSプレミアム)を見ました。山口百恵さんのファイナルコンサートビデオ「山口百恵 伝説から神話へ」のデジタルリマスター版です。感動的な夜となりました.。〔10月3日(土)〕

↓ 山口百恵さんのファイナルステージ:”さようならの向こう側”→”This is my trial(instrumental)”
(写真はネットから拝借しました。)

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宮島弥山・大元コースのセッコク

2020-06-09 07:03:19 | イベント

 この時期の宮島の山中にはセッコクの花が見事に咲きます。ここでは弥山からの大元コース下山中に出会った駒ヶ林西面の岩壁に付着したセッコク(ラン科セッコク属)を昨年に引き続きご披露します。嘆かわしい盗掘が続くこの花ですが、ここなら先ずは大丈夫かと考えました。〔6月8日(月)〕

↓ ややオーバーハング気味な岩壁の上部のほぼ垂直の岩壁に見事に咲いたセッコクです。

↓ 高い岩壁の中ほどの棚に帯状に伸びるセッコクの群落がありました。

↓ 厳しい環境の壁面に齧り付いて立派な花を咲かせたようです!

↓ 岩壁の下に立ってセッコクの咲く垂直の壁を見上げました!

↓ 厳しい環境ですが、様々な植物が岩壁に張り付いています。

↓ 岩壁の小さな割れ目に生存するチャンスを見出したようです!

↓ 小さな割れ目に幾種類もの植物が根を張っており、ここも生存競争が厳しそうでした!

↓ 岩壁に続く苔や草付きの壁にも多くのセッコクが張り着いていました!

↓ 大元コースの登山道からセッコクの花咲く岩壁を見上げました。

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比治山大学公開講演会

2019-11-28 06:56:40 | イベント

 今年の比治山大学公開講演会は「不動院文化財の現地研修」と銘打って不動院で行われました。比治山大学研究助成「不動院と安国寺恵瓊に関する研究」の一環です。2部構成で、先ず比治山大学現代文化学部教授の山崎真克氏から「不動院文書」についてのお話を聞き、次いで不動院副住職の麻生弘融氏から「不動院の文化財」について解説をして戴きました。豊臣秀吉の朱印状や恵瓊自筆の文書を見ることが出来、また平成の大整備事業を終えた建物や貴重な仏像に関わる貴重なお話をうかがうことが出来て、極めて充実した時間を過ごしました。〔11月23日(土)〕、

↓ 国宝金堂。天正年間に山口市にあった大内氏の菩提寺・凌雲寺から安国寺恵瓊が移築したもの。

↓ 重要文化財の鐘楼。1433年に建てられた建物。

↓ 金堂と鐘楼を並べるとなかなかの豪華版!

↓ 不動院の広間で行われた前半の山崎真克教授の不動院文書に関するセッションの様子です。

↓ 後半は金堂内で麻生弘融副住職のお話をお聞きしました!

↓ 金堂の須弥壇に安置されているのは国の特別文化財指定の木造薬師如来坐像です。平成の大整備事業中にお顔に平安中期の金が付着しているのが発見されたとのことです。本来は日光月光菩薩像があったそうですが、原爆投下直後に被災者への炊き出しの燃料にされて失われたのではないかとのお話がありました!

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神楽「八岐大蛇」

2019-10-23 06:46:26 | イベント

 秋まつり前夜祭の夜神楽の最後の演目は「八岐大蛇(やまたのおろち)」。この大蛇抜きの夜神楽は考えられないという必須の演目です。時計は午後11時を回って、子供達の姿が殆どなくなった会場に、最後まで賑やかなお囃子が響き渡りました。〔10月19日(土)〕

↓ 開幕と同時に若い娘を喰う大蛇が登場!こんな出だしを見たのは初めてで驚きました!

↓ 悪行が祟って高天原を追われた素戔嗚尊(すさのおのみこと)が出雲の国の斐伊川の上流に登場です!

↓ 素戔嗚尊は嘆き悲しむ足名椎(あしなづち)、手名椎(てなづち)老夫婦と奇稲田姫(くしいなだひめ)に出会います。訳を聞けば、去年までの7人の姉と同様に今夜姫は大蛇に取られてしまうと言います。


↓ 素戔嗚尊は大蛇を退治して姫を助けるので姫を自分にくれと申し出、老夫婦もそれに同意します。

↓ 素戔嗚尊は老夫婦に強い酒を造るように命じます!

 ↓ 樽の酒の表面に写った奇稲田姫を求めて大蛇たちが集まってきました!


↓ この夜は6尾の大蛇が狭い舞台を埋め尽くしました。


↓ 舞台の上を重なるように動き回る大蛇のパフォーマンスには圧倒されました。


↓ 期待を遥かに上回る迫力満点の舞台でした。梶矢神楽団の力は凄いものです!


↓ ひと暴れした大蛇たちは樽の酒を飲み始めました!

↓ 6尾の大蛇が競うようにして酒樽に首を突っ込んで酒を飲みます。

↓ やがて強い酒がたちまちに回って、大蛇たちは居眠りを始めました。


↓ 居眠りする様も多様でした!


↓ 大蛇が居眠りを始めると素戔嗚尊が登場して十握(とつか)の剣で切り付けて退治を始めました。


↓ 素戔嗚尊と大蛇との格闘も見どころです。攻守を変えつつ闘いは続きます。

 ↓ 素戔嗚尊は次々と大蛇の首を撥ねて行きます。

 ↓ 花火を使って大蛇が火を噴くのも見どころのひとつです!
 

↓ 遂に最後の一尾を退治!

↓ 大蛇の尾から天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)も回収!

↓ 素戔嗚尊の勝利の舞が続きました!
 

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