修行僧が行く

OCNブログから引っ越してきました。日々の彷徨の記録を綴ります。

上関海峡

2020-02-29 07:37:33 | 散歩道

 折角長躯して上関まで来たので瀬戸内海の海上交通の要衝のひとつである上関海峡を少し詳しく観察しました。海上保安庁の解説には「周防灘東部、長島と本州間、下関・中関と並び瀬戸内海の三関の一つで、海上交通の要衝となっている。強流速は2.4ノット(時速約4.4㎞)、幅100mと狭く、海峡を横断する上関大橋が架かっている。」とあります。〔2月27日(木)〕

↓ 長島側から見た上関大橋の架かる上関海峡です。左が本州・室津側、右が長島側です。

↓ 長島側の海岸から見た上関海峡です。全長220mの上関大橋が架かっています。この橋は昭和44年に完成しました。

↓ 長島側の旧砲台跡から見た上関大橋です。

↓ 江戸時代末期には毛利藩により海峡の両岸に砲台が築かれていたとの解説がありました。

↓ 旧砲台跡から南方向を見ると横島が浮かんでいました。

↓ 上関海峡の東方向には周防大島の南側に位置する平郡島が浮かんでいます。

↓ 上関海峡の北側は室津半島です。その南端近くに皇座山(526.7m)が聳えています。

↓ 2000トン(DWT)程の船が狭い海峡を通過して行きます。

↓ この船は新日鉄グループのステンレス運搬のプッシャーバージ船「うるめ」(2100DWT))のようです。同グループの呉と周南の工場間を運行している模様です。

↓ 西から苛性ソーダを運搬する「第二正運丸」が海峡に迫ってきました。

↓ 「第二正運丸」は無事に海峡を通過して行きました。

↓ 海峡の室津側に灯台が設置されています。その前の海峡を通過する小さな漁船などは、大きな船がたてた波に翻弄されながら通過していました。

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間もなく葉桜に~上関の河津桜

2020-02-28 07:31:12 | 散歩道

 暖冬の今年は花期が早かった河津桜でした。早々の満開の情報をフォロー出来ずに過ごしていましたが、やっと時間が取れたので遅まきながらと思いつつ山口県上関町の城山歴史公園を訪ねました。下段の遊歩道の桜はもうほぼ葉桜状態でしたが、園内高台の桜はピークアウトはしているものの、まだピンクの花弁の勢いは強く最後の花見が楽しめました。3月1日(日)まで桜まつりが開かれていますが、その日まで花が持ってくれると良いですね!〔2月27日(木)〕

↓ 上関海峡を望む上関城山歴史公園には180本の河津桜が育てられています。

↓ 室津半島の先端に架かる上関大橋を渡った長島にある公園内の河津桜はまだ妖艶な最後の姿を見せてくれました。

↓ 満開の時を過ぎた平日ゆえに混雑はありませんでしたが、最後の花見を楽しむそれなりの人出がありました。

↓ 黄緑色の葉が出始めていましたが、まだ花弁のピンクが勝り家族連れやグループの花見客を楽しませてくれていました。

↓ 園内には3000球の早咲きの黄水仙が植えられており、河津桜のピンクの花とのコレボレーションが見事です!

↓ 桜の花越しに海峡を行く船が眺められるのもこの公園の魅力のひとつです!

↓ 例年この公園ではあまりメジロの姿を見掛けませんでしたが、この日は沢山の群に出会えました。

↓ 花期の最終盤でしたが、メジロたちは花弁を突くように花の蜜を啄んでいました!

↓ 曇りがちでしたが時折り射す陽にピンクに輝く河津桜でした!

↓ 葉が出始めた河津桜越しに海峡の向こう側に聳える皇座山(526.7ⅿ)を見上げました。

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セツブンソウ咲く里を訪ねる

2020-02-27 07:14:32 | 散歩道

 ユキワリイチゲ咲く安田の里を後してそこから約9㎞離れた広島県庄原市総領町のセツブンソウの自生地を訪ねました。スプリングエフェメラルのホッピングとは嬉しくも楽しいものです!総領町ではNPO法人節分草保存会の活動により7か所のセツブンソウ自生地が公開され、県の内外から多くの愛好家の人々を集めています。例年はこれから見頃を迎える頃合ですが、暖冬の今年はもう開き切った花がピークアウトしそうでした。ちょっと遅めの訪問となってしまったようです。〔2月24日(月)〕

↓ 見事に花開いたセツブンソウ(キンポウゲ科セツブンソウ属)の群落です。

↓ セツブンソウは旧暦の節分の頃に花開く、春告げ花として多くの人々に愛好されています。

↓ 開き切ったセツブンソウの花の蜜を求めて小さなミツバチが花のと間を転々と飛び回っていました。

↓ 凛として咲く二輪! 5枚の花弁のように見えるのは、この花もまた咢片とのこと!

↓ 開き切った群落を後方から眺めました。

↓ 今シーズンは早くから開花して訪れる人々を楽しませてくれているようです。今年の自生地の公開期間は2月15日(土)~3月8日(日)で、最終日の3月8日(日)には節分草祭が開催されるとのことです。

↓ セツブンソウには変わり花もあります。これは斑入りの花です。

↓ こちらは斑入りというより、ピンクの花がほかの花々に交じって咲いていました。

↓ 八重のセツブンソウです。沢山の群落の中から変わり花を探すのも楽しいものです!

↓ セツブンソウの自生地を訪ねながら、その道筋でその他の早春の花々に会うのも楽しいものです。これはフクジュソウ(キンポウゲ科フクジュソウ属)です。

↓ ミツマタ(ジンチョウゲ科ミツマタ属)の花が開き始めていました。

↓ ここにもセリバオウレン(キンポウゲ科オウレン属)が咲いていました。

↓ 総領町を流れる田総川の土手にキズイセン(ヒガンバナ科スイセン属)が花開いていました

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ユキワリイチゲ咲く里を訪ねる

2020-02-26 07:04:10 | 散歩道

 広島に咲くスプリングエフェメラルを訪ねました。広島を留守がちにしている間に春の妖精たちはもう随分と咲き進んだようです。先ずは好天でしたので、好天の時しか花弁が開かないユキワリイチゲに会いに三次市吉舎町の安田の里を訪ねました。〔2月24日(月)・天皇誕生日の振替休日〕

↓ 上下川右岸の道路端の斜面に群落をなして咲くユキワリイチゲ(キンポウゲ科イチリンソウ属)です。

↓ ユキワリイチゲは一般には薄紫色の花が多いのですが、ここ吉舎町安田のものは珍しくも白色です。

↓ 斜め方向から眺めました。白色の花弁のように見えるのは実は咢片とのこと。

↓ 草刈りなどの世話をしないと芽を出さない花のようです。安田自治振興会の皆さんのお世話でこうして見事に咲いた花を見ることが出来ます。

↓ 急斜面に咲く花を背面から狙ってみました!

↓ この日の地元の新聞で紹介されたこともあってか、ユキワリイチゲ自生地は大勢の見物客や写真愛好家で賑わっていました。

↓ 上下川対岸の県道沿いの斜面には小規模なセツブンソウ(キンポウゲ科セツブンソウ属)の自生地があり、今年はもう綺麗に咲いていました。

↓ セツブンソウと共にセリバオウレン(キンポウゲ科オウレン属)も咲き始めていました。

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ここの中洲はバード・サンクチュアリ!?

2020-02-25 07:21:06 | 散歩道

 好天の休日、孫の幼稚園の”おゆうぎ会”を観覧してから旧太田川沿いの広島市中区大芝、楠木町、白島北町界隈を散策しました。この辺りで気になるのは猿猴川の分岐点近くにある中洲でしょうか。陸から離れて、野犬などの天敵が近付く心配のない所ゆえ、ここにはいつも何らかの鳥が住み着いています。この日もそんな中洲などを眺めながらの散策となりました。〔2月23日(日)〕

↓ 大芝水門から広島市街地へと流れる旧太田川(本川)を眺めました。

↓ 右岸の大芝公園付近から浅瀬に立ちん坊をして餌の到来を待つコサギの姿を眺めました。

↓ 北大橋から上流方向のすぐのところに大きな中洲が見えていました。

↓ 左岸の白島北町側に回り込んで中洲を眺めました。

↓ 中州の灌木の上には沢山のアオサギの姿がありました!ここは鳥たちにはサンクチュアリ的なところのようです!

↓ アオサギたちはここで営巣しているようです!巣の中に幼鳥がいることが分かりました!

↓ 少し遡ったところに架かる祇園新橋の上をアストラムラインの高架がダイナミックに北上しています。左右が祇園新橋です。

↓ 大芝水門付近から眺めた祇園新橋です。

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