修行僧が行く

OCNブログから引っ越してきました。日々の彷徨の記録を綴ります。

臥龍山~冬のブナ

2008-12-29 22:39:55 | 登山

12月27日(土)  期待していた雪はさほど降らず、この歳末の臥龍山にはラッセルする深い雪は勿論のこと、頭上を覆う霧氷の天井もなかった。しかし、冬のブナの森には網の目のようなとか、蜘蛛の巣のようななどと譬えられる繊細で且つ大きな枝模様があった。こんな樹々の姿を見れるだけでも、この山に来た甲斐があるというものだといつも思う。

【写真↓】小粒な樹であるが、四周から介添えするように繊細な枝が伸びてきている。20081227_033

【写真↓】枝を大きく伸ばしたブナの古木である。この樹だけでどれ程の量の葉を纏うのであろうか!ブナとは生命感に溢れた樹だと思う。20081227_043_3

【写真↓】稜線上で出合ったブナの古木。雪を纏って健気に、また誇るように立っていた。20081227_104

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メリー・クリスマス

2008-12-24 22:54:21 | 風物詩

説明は要りませんね! 今年も広島世界平和記念聖堂(広島市中区幟町)前の広場に展示されています。20081224_002

20081224_001_2

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熊棚(くまだな)

2008-12-20 21:31:56 | 登山

12月20日(土)  広島・島根県境の中川山(なかごうやま)~天杉山(あますぎやま)の尾根を歩いてきました。12月も下旬入りの頃ゆえ、もうマムシや蛇は冬眠を始めたものの、この山域に多いはずの熊(ツキノワグマ)はまだまだ冬眠していないのではと思えます。樹々が全ての葉を落としたこの時期は、熊棚を発見するのが容易です。ミズナラの樹上に多いようですが、樹の高みに枯葉の付いた枯れ枝が引っ掛かっていると、それはほぼ熊棚です。木の実が稔った時期に、樹上に上った熊が枝を折って木の実を食した跡というわけです。本日歩いた尾根筋には、夥しい数の熊棚が見られました。やはり確実に熊が生息している地域というわけで、歩いていてもやはり落ち着くことが出来ませんでした。

【写真↓】尾根筋の樹の高みに残った熊棚。熊はよくぞあんな高みまで上ったものと感心します。木の幹にははっきりと爪跡が残っていました。20081220_230_2 

【写真↓】多分同じ熊が日を違えて食事を摂った跡ではないかと思います。こんな光景を見るにつけ、熊の跋扈する地域で遊ばせてもらっていることを自覚します。20081220_208

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六甲全縦の軌跡

2008-12-06 13:22:05 | 登山

11月23日(日)に参加した六甲全山縦走のGPS軌跡図を戴いた。何せ17時間近くに及ぶ長時間の山行であったゆえに、厖大なデータ量なのであろう。ここに示せるのはこれが限界に近いような気がする。データ量からもこの縦走行の大変さが推し量れるような気がします。

20081123155_2

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