修行僧が行く

OCNブログから引っ越してきました。日々の彷徨の記録を綴ります。

スプリング・エフェメラル (その3)

2015-03-21 21:39:32 | 風物詩
3月21日(土)

 最高気温が20℃を超えて春めいた彼岸の中日を迎えました。朝早く広島を発って愛媛へ。買物、昼食、墓参りと所用を順調に消化してから、先週木曜日に出掛けたものの雪に閉ざされて影さえも見れなかったスプリング・エフェメラルの一つであるアワコバイモ(ユリ科バイモ属)の花を探しに皿ヶ嶺へと車を走らせました。もう雪もすっかり融けた水の元のお花畑で目を皿のようにして、高さ10cm程の細くて小さい花を探してみると、杉の林床にもうかなりの株が花を付けているのが見付かりました。皿ヶ嶺にも春の妖精が出現し、いよいよ今年も花の山の山開きとなったようです。

前回は雪に覆われて芽生えさえも確認出来なかったが、今回は杉の林床で先ずこの株を見付けることが出来た。


まだ花は若いものの、なかなか良いバランスで咲いた花である。


コバイモには沢山の種類があるが、アワコバイモは四国の固有種とのこと。


まだ花弁が完全に開いた状態ではないが、もう少し成長すると花はもっと角張った形になる。


まだ芽生えてから間のない個体のようで、花が上を向いており、まだ下に垂れていない。


花は3輪生した葉の中心から下向きに付く。
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恐羅漢山の稜線から見た峰々

2015-03-19 16:03:38 | 山歩き
3月17日(火)

  好天の予報に今冬まだ歩いてなかった恐羅漢山~旧羅漢山を訪ねました。下界の予想最高気温は20~23℃とのことで、山上も積雪こそ人の背丈を超えているもののもう春山の風情でした。寒くなく、冷たくない雪の峰を歩くのは誠に心地良いものでした。周囲の山々もこの春の陽気の中で美しく輝いているように見えました。恐羅漢山~旧羅漢山から見えた、そんな峰々を並べてみました。

百本杉の尾根から見た彦八(1,166m)、彦八の頭(1,151.9m)


恐羅漢山北尾根から見た天杉山(1,173.4m)、中ノ川山(1,170.1m)


同じく恐羅漢山北尾根から俯瞰した砥石郷山(1,176.9m)。その左右に臥龍山(1,223.2m)、深入山(1,152.5m)を従えています。


人の背丈を超える雪が残る恐羅漢山々頂(1,346.4m)


恐羅漢山々頂から聖山(1,113.0m)、高岳(1,054.1m)を俯瞰する。


恐羅漢山々頂から望む旧羅漢山(1,334m)の山頂部。


旧羅漢山々頂の巨岩越しに半四郎山(1,126m)、広見山(1,186.5m)を望む。


旧羅漢山々頂から春日山(989.0m)を遠望する。


旧羅漢山々頂から恐羅漢山(1,346.4m)の山頂部を望む。


旧羅漢山の稜線越しに吉和冠山(1,338.9m)~寂地山(1,337m)の山塊を遠望する。


シシガ谷の周りに連なる丸子頭(1,236.2m)、前三ツ倉(1,312m)、奥三ツ倉(1,322m)、十方山(1,318.8m)


恐羅漢山東斜面から覗く深入山(1,152.5m)


恐羅漢山々頂付近から俯瞰する中山(970.1m)。遥か先に深入山(1,152.5m)が聳える。


この日の軌跡


牛小屋高原駐車場9:51・・・・9:53登山口・・・・9:56かやばたゲレンデ・・・・10:08百本杉・・・・10:09ワカン装着10:18・・・・10:56主稜線出合11:00・・・・12:10恐羅漢山(1,346.4m)12:15・・・・12:27平太小屋原・・・・12:45旧羅漢山(1,334m)13:23・・・・13:32平太小屋原・・・・13:59恐羅漢山(1,346.4m)14:04・・・・14:22標高1,250mポイント(主稜を外れる)・・・・14:57夏道出合・・・・15:02かやばたゲレンデ・・・・15:05登山口15:06・・・・15:09牛小屋高原駐車場
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白木山上三田コース~その長き尾根ルート

2015-03-19 12:06:12 | 山歩き
3月16日(月)

  広島市安佐北区の上三田から13㎞余の長尾根が白木山々頂へと続いています。山の会でこのルートの山行予定があり、その山行の幹事から下見の案内を頼まれてこの日一緒に歩いてきました。長いルートながら途中には殆ど眺望が開けていないので、このルートの楽しみと言えば地図読みをしながらのピーク・ホッピングくらいでしょうか。

上三田の登山口に咲いていたアセビの花。この花も春を運んできてくれる花の一つです。


①最初のピークは登山口から25分ほど登った標高297mピークでした。赤松林の中にある小さな頂点でした。


②297mピークから25分ほど歩いて標高384mピークに到達しました。


③ひとつ手前のコブでちょっと道迷いを演じてから辿り着いたのがこの日3つ目のピークの胡谷山(540.9m)でした。三等三角点のある立派なピークでした。


胡谷山から大下りをしながら辿り着いたのが鞍部からちょっと上がったところに建つ送電線鉄塔(吉田広島線)でした。このルート上随一の眺望が得られるところでした。写真の右奥に微かに白木山の山頂が覗いています。


④この日4番目のピークは二つ目の送電線鉄塔(新西広島幹線)を通過してから10分ほど荒れ果てた尾根筋を登ったところにあった標高547mピークでした。送電線の保守道を外れると、山道は極端に荒れてきます。


⑤4番目のピークから60mほど下ってから小さなコブを踏んで80mほど登り返したところにあったのが5番目のピークの標高575mピークでした。ここも荒れた雰囲気の山域でした。


⑥登山口から3時間半ほど歩いて辿り着いたのがこの日二つ目の三等三角点が建つ大槌山(600.7m)でした。以前は南方向に眺望が開けていましたが、今では樹々が大きくなって眺望を阻害しています。それでもちょっとした広場が開けているので、ここでランチタイムを取りました。


⑦大槌山を外れるといよいよ白木山の山域に入ってきたなという感じになります。それでも暫くはアップダウンを繰り返す丘陵地形を進みます。7番目のピークはそんな連なるピークの中の最高点である標高711mのピークでした。特にピークのサインもなく締りのない所でした。


⑧この日8番目のピークは、白木山への最後の大登りの斜面の前に控えている標高695mピークでした。ただ登山道はこのピークは踏まず、南側斜面をトラバースして先に進みました。その後には、アキレス腱も伸びる急登が控えていました。


⑨この日最後のピークは、当然のことながら主峰の白木山(889.3m)でした。上三田の登山口から6時間足らずで到達しました。山頂に建てられた二等三角点の石柱が新しいものに替えられていました。


白木山の山頂の灌木の陰に今年も福寿草が咲いていました。植生のものと思われますが悪い感じはしません。元気に育つと良いですね。


この日の軌跡です。


上三田駅9:03・・・・9:23白木山登山口9:25・・・・9:33尾根上9:39・・・・9:50標高297mピーク9:57・・・・10:21標高384mピーク10:28・・・・11:08胡谷山(540.9m)11:12・・・・11:30送電線鉄塔(吉田広島線)11:39・・・・11:47送電線鉄塔(新西広島幹線)11:48・・・・11:59標高547mピーク12:02・・・・12:30標高575mピーク・・・・12:58大槌山(600.7m)(昼食)13:35・・・・14:07標高711mピーク・・・・14:30標高695mピークトラバース道・・・・15:03白木山正面道に合流・・・・15:12白木山(889.3m)15:29・・・・15:41水源地15:44・・・・15:51水場15:52・・・・15:53桧尾根入口・・・・16:45四差路16:46・・・・17:11白木山正面登山口・・・・17:20白木山駅
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スプリング・エフェメラル (その2)

2015-03-18 07:06:04 | 風物詩
3月17日(火)

  まだ雪深い西中国山地の雄・恐羅漢山への行き帰りに安芸太田町の里に咲く早春の妖精たちを訪ねてみました。里に雪が消えれば、間髪を入りずにこうして花開くスプリング・エフェメラルとも呼ばれる花々の何と健気なことでしょうか!この日はアズマイチゲとホソバコバイモの花に逢えることが出来ました。

陽光を浴びてパッと開いたアズマイチゲ。中心部が花で、白い花弁のようなのは萼片だという。


茎の先にひとつだけ花を付けるアズマイチゲ。キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草である。


段丘に一斉に咲く安芸太田町の自生地。


刈り込まれた草原で淡紫褐色の小さな花を付けたホソバコバイモに出逢いました。


ユリ科バイモ属の多年草で、中国地方と九州にしか分布しないという。


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夕刻の霧氷の稜線を歩く~皿ヶ嶺

2015-03-12 22:39:01 | 山歩き
3月12日(木)

 早朝に広島を出て愛媛へと渡りました。買物や彼岸の墓掃除などの用事を片付けてから、皿ヶ嶺登山口の上林森林公園を訪ねました。もう午後3峙半を回った時間だったので、日課のウォーキングを兼ねて風穴などの園内を暫し散策し、出来得ればアワコバイモの発芽でも確認してから下山する積りでした。しかし風穴から上は一昨日に降ったと思われる雪が積もっており、更に稜線部を仰ぎ見ると午後4時に近い時間ながらも樹林が霧氷に包まれているようなので、そこまで行ってみる気持ちになりました。靴はトレッキング用の短靴で登山支度は何らしていなかったので、ちょっと冒険ではあったものの、足元に用心しながら雪の稜線を歩いてきました。

上林森林公園から見上げると、稜線部が霧氷で覆われていることが確認出来ました。


皿ヶ嶺登山道の直登コースで稜線へと上がりました。


稜線部の日陰であった樹林にはまだ霧氷が残っていました。


引地山へ続く尾根筋に霧氷が多く残っていました。


霧氷の樹林が続く尾根道


青空の下で見る霧氷も良いものです。


時間も遅かったので長居は出来ず、名残りを惜しみながら早々に下山の途に就きました。


薄らと雪に覆われたこの広い斜面は、間もなくお花畑へと変貌します。その時が待たれます。


この日の軌跡です。
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