修行僧が行く

OCNブログから引っ越してきました。日々の彷徨の記録を綴ります。

空城さくら亭(旧河野邸)のソメイヨシノ・北広島町

2017-04-30 03:35:39 | 広島の桜

  橋山を後にして大規模林道を走って臥龍山の南麓の空城さくら亭のソメイヨシノを訪ねました。海岸部から1か月近く遅れてソメイヨシノが咲くという特異なところです。将に本州北端の青森県を同じような気象条件なのでしょう。河野邸という個人所有の邸宅の周りに立派な桜に樹が育てられていましたが、3年前から会席料理店に改装されて「空域さくら亭」が営業しています。桜の樹もよく手入れされており、訪れたこの日はちょうど満開の時を迎えていました。(4月22日(土))

咲き誇る満開のソメイヨシノに包まれた「空城さくら亭」です。

 春爛漫の週末です、お店を訪れる人たちも多いようです。食後の記念撮影でしょうか!

 思わずカメラのシャッターを切ってしまう美しさなのでしょうね!
 

 大規模林道沿いの邸宅の前にソメイヨシノの古木の植え込みがあります。
 

 好天の下、はちきれんばかりに咲き誇っていました。

 後背の丘の上から山深い空城の郷にある邸宅周辺を俯瞰してみました。

 石見瓦の邸宅は山中にあって桜の樹に囲まれています。

 今は将に春爛漫の邸宅周辺です。

 100年を超すという邸宅前には青空と桜を写し込む池を配しています。

 店名の通りに将にさくら一色の「さくら亭」です。

 邸宅前の池には錦鯉が群れていました。

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橋山大歳神社のしだれ桜・北広島町

2017-04-30 03:34:52 | 広島の桜

 石橋正光屋敷跡以外はちょっとだけ桜の咲き具合のチェックの積りだったのですが、長沢のしだれ桜を見るにいずこの桜もほぼ満開状態のようで、急ぎポイントの桜を巡ってみることにしました。先ずは大規模林道に入って芸北町の奥まったところにある橋山集落の大歳神社のしだれ桜を訪ねました。(4月22日(土))

大歳神社の拝殿前の背が高く、真っ白で緻密な花弁をいっぱい付けたしだれ桜です。今年も健在。枝垂れた枝の先まで花弁が付いて、ほぼ満開の状態でした。

横から見るとなかなかに美形の樹相をしています。樹の上から下までよく枝が綺麗に枝垂れていることが分かります。

鳥居の下から見上げると見事な枝垂れ振りがもっと良く分かります。

外に大きく延びた中段の枝です。幹から枝先まで血管のように先っぽに行く程に徐々に細くなっていく様が良く見て取れます。見事な枝振りと言えると思います。

枝垂れた枝越しに満開のソメイヨシノの並木を眺めることが出来ました。今年はしだれ桜と同時にソメイヨシノも満開となったようです。

神社前の広場に大きく枝垂れ落ちる様はなかなかの圧巻です。

樹下から見上げてみると、小さな水の泡が落ちて来ているかのようでした。

天頂部は今年の桜の出来具合を象徴するかのように凛として実に美しい咲き様でした。

少し離れたソメイヨシノの並木のある土手から見た大歳神社です。神社前の広場は団体で訪れた写真愛好家の方々の車などで満杯となっていました。

境内の神社裏の斜面にはハシリドコロが群になって自生しています。こちらも花の時期を迎えていました。

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芸北・美和の郷

2017-04-29 08:00:15 | 広島の桜

 ドライブ中に見付けた案内板によれば、旧芸北町の広域農道のインターチェンジのある溝口から芸北文化ランドスキー場にかけての一帯は美和の里と呼ばれる地域の東部地域のようです(西部地域は移原から大暮にかけての一帯のようです)。春爛漫のこの美和の里の東部地区を車で走っていると、郷を飾る美しい桜の花に出会いました。(4月22日(土))

美和東いこいの広場として整備されている旧美和東小学校に満開の一本のソメイヨシノがありました。

校舎であった建物は美和東文化センターとして活用されているようでした。

校舎の隣には体育館も一体となって残っていました。

校門、グランドも昔日のまま残っているようです。

門柱に残っていた小学校の銘板です。

豊平と細見を結ぶ県道40号線から横畑方面への道が分岐するムラ口地区(金扁に邑はパソコンの辞書にありませんでした、やはり「ムラ」と読むのでしょうね)は見事な桜並木がありました。

 ムラ口の集落を貫通する満開の桜並木。集落ではこの日花見大会を開いているようでした。

 この辺りの桜並木が最も見事でした!

 通りの上空を鯉のぼりが泳いでいました。

 鯉のぼりを少しアップで!春遅い芸北では桜に鯉のぼりがよく似合います。

 地区の桜並木は県道から分岐してこんな風に延びていました。

 地区から望む熊城山(997.5m)。熊城山は大朝の山といったイメージでしたが、旧芸町の山でもありました。こちらから見る熊城山もなかなかに美しいですね。

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長沢のしだれ桜・北広島町

2017-04-29 07:59:37 | 広島の桜

  数年前から俄かに樹勢の衰えが顕著な長沢(ながぞう)のしだれ桜を訪ねました。樹齢400年、優れた樹形とふさふふさと枝垂れる様で芸北を代表する一本桜だっただけに心配な存在です。今年は最悪期を脱してかなりの花弁を付けて、ほぼ満開の時を迎えていました。樹勢の回復を続けてくれることを祈らずにはいられません。(4月22日(土))

最もこの樹が美しく見えるというポイントから見ると、地面に枝垂れる部分を除いてかなりの花弁が付いており樹勢の回復が続いているように思いました。

すぐ傍から見上げると天頂部から右に張り出した枝の部分までの樹の上部は白い花弁に包まれて往年の姿に似てきたように感じました。

良い感じに伸びた天頂部です。枝垂れる様はやはり美しいものです。

右に伸びるこの部分の花の繁り具合などは往年のこの樹を彷彿させる勢いです。

午後の逆光の中に立つ姿です。枝を思い切って広げているような姿は健気に感じられます。


西日を左から受けて白い花弁をつけた姿が輝いているようです。美しい往年の姿を彷彿させるアングルです。

天頂部の花弁の繁り様はかなり回復していると言えるのではないでしょうか。やはり見ていて気持ちの良い樹です。

逆光の中で枝の部分が桜色に輝いています。この色合いが厚みを増すよう、なお樹勢が回復することを祈ります。

周囲に植えられた幼木も花を付けるようになってきました。老若の元気な揃い踏みを期待します。

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石橋正光屋敷跡のしだれ桜・北広島町

2017-04-29 07:59:05 | 広島の桜

  広島の桜も最終段階に近づいてきました。地域的に残っている所と言えば芸北と東城の千鳥別尺でしょうか。フォト歩きで桜を訪ねている友人からこの週末にその芸北の石橋正光屋敷跡のしだれ桜が満開になりそうとの情報を得ていたので訪ねてみました。(4月22日(土))

山裾の史跡に咲くしだれ桜は、遠目にはピンク色をして満開の時を迎えている様子でした。

史跡に入ってみると、全体的にちょっと花弁が少なめでやや寂しげな咲き具合と感じましたが、散った様子もなくほぼ満開の時を迎えているようでした。

大きく枝を広げて移原の集落を俯瞰するように高台にある史跡に立つ桜です。

広島藩の名刀工・石橋正光の屋敷跡を示す石柱が建っています。

頭上に広がる枝はやや流れ気味で、しだれ桜であることを何とか理解出来そうです。

移原の集落に向けて枝垂れ落ちるような枝先です。

隣の水を張った田圃では田植えの準備の代掻きを行っていました。田圃に向けて枝垂れた枝には今年は花がついていませんでした。花がふさふさとついておれば、絶好のアングルであったのでしょうが・・・・!


5月の連休には田植えなのでしょうか、しだれ桜をバックにして代掻きに忙しい農家の方々の姿をカメラに納めさせて戴きました。

植え込み越しに見た逆光の中の満開の桜です。

周囲の山裾の樹々と溶け合った光景です。

ソメイヨシノも満開となり、周囲の棚田では農作業が始まっていました。移原の集落にも春の到来です、

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