修行僧が行く

OCNブログから引っ越してきました。日々の彷徨の記録を綴ります。

溝口の集落を散策

2021-04-29 07:17:00 | 散歩道

 芸北広域農道を溝口で下りて暫し溝口(北広島町溝口)の集落を散策することとしました。何か所か興味のある所がありました。4月の下旬となって集落の田圃は田植えの準備を終えてもう水を張っていました。そんな佇まいの集落の中を興味に任せてあちこちと立ち寄ってみました。〔4月27日(火)〕

↓ 照宮神社近くの山裾に築後200年程に茅葺きの民家が建っています。一昨年に屋根を葺き替えて今も住居として利用されています。

↓ 家の前の田圃も水を張って田植えの準備OKといったところのようでした。

↓ 水を張った田圃の中に照宮神社の参道が通じています。まるで田圃のあぜ道のようです!

↓ 参道の先に地域の氏神様の照宮神社があります。

↓ 集落近くの高台に満開の桜が咲いていたので立ち寄ってみました。

↓ 集落の中を流れる丁川(よろがわ)沿いにはまだ沢山の桜の花が見られました。

↓ 自宅の周りを芝桜で囲んだ農家もありました。

↓ 廃校となった旧美和東小学校の校舎は現在美和東文化センターとして使われいます。

↓ 美和東文化センターの隣の田圃にはサクラソウ園が開かれており、今年はもう見頃を迎えていました。ちょっと離れた熊城山の山裾には当地独自種のサクラソウの自生地もあります。

↓ この地区をサクラソウ(サクラソウ科サクラソウ属)の里にすることを目指して2000年に芸北町八幡のサクラソウをバイオ技術で増殖させて植え付けたものと聞いています。

↓ 集落を流れる丁川の下流域を少し歩いてみました。川は加計へと流れて太田川に合流します。流域に石楠花があることを期待していましたがこの日は見付けることが出来ませんでした。

↓ 加計へ通じる狭隘な県道の道沿いにイカリソウ(メギ科イカリソウ属)が沢山咲いていました。

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新緑の芸北へ

2021-04-28 06:49:00 | 散歩道

 広島市を始め広島県の南部の新緑はもう随分と深い緑色となってきました。間もなく大型連休が始まりますが、新型コロナ禍は勿論のこと、天気も暫く不順との予報です。暫く青空を望めないようなので、この日一日芸北を気儘に走ってみようと出掛けました。豊平から芸北へは芸北広域農道を採りました。ここまで来るとまだ山肌は新緑に覆われており、所々に桜の花も残り清新な春の季節の中にありました。〔4月27日(火)〕

↓ 水を張った田圃に八重桜が影を落とします。豊平のシンボル龍頭山(928.3m)を望む大筒集落の春の佇まいです。

↓ 芸北広域農道に入って石見路トンネル手前の広場から新緑に輝く龍頭山を眺望しました。

↓ 高みから俯瞰した豊平の中心地・琴谷です。棚田の田植えの準備が進んでいるようでした。

↓ 標高600m付近の新緑越しに龍頭山を見上げました。

↓ 椎谷山(954.1m)も新緑を纏っていました。

↓ 広域農道から見上げた頭上遥かの稜線付近に満開の桜がありました。芸北ではまだ多くの桜を見ることが出来ます。

↓ ここにも新緑に交じってヤマザクラが咲いていました。

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観音堂(禎祥寺)の藤

2021-04-27 06:51:00 | 散歩道

 愛媛から広島への帰路に愛媛県西条市喜多川にある禎祥寺に立ち寄りました。小さな寺院ですが山門周辺から境内の観音堂前にかけてノダフジの藤棚が設営されており、今が盛りと咲き誇っていました。この藤は樹齢約400年、幹の目通り2.6メートルの愛媛県指定の天然記念物で、東西14メートル、南北18.1メートルの棚に目いっぱい枝を伸ばしています。地元では専ら「観音堂の藤」と呼ばれているようで、この日はちょうど見頃を迎えていました。〔4月22日(木)〕

↓ 山門前にふさふさとした藤の花が垂れて我々訪問客を迎えてくれました。

↓ 山門前から続く藤棚の正面側にも長くて太い藤の花の房が垂れていました。

↓ フジの花の房を掻き分けてみると見事な花弁が相集うていました。

↓ 山門を潜って境内に入ると小さな観音堂が鎮座しており、その前に藤棚が設営されていました。

↓ 境内の高みから眺めてみると実に見事な藤棚が境内に拡がっていました。

↓ 藤棚の下に潜り込んでみると、全面に見事な藤の花の房が垂れてきていました。

↓ 今見頃の元気いっぱいの藤の花に鋭気を授けられました。しかし、藤の花も今年は早い!

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庭に咲くラン科の花

2021-04-26 06:31:40 | 散歩道

 愛媛での滞在中好天の日が続きます。畑への夏野菜の植え付け準備や庭の草取りなどの作業は骨は折れましたがこの天気で順調に進みました。庭の手入れをしているとあまり見掛けないラン科の花が目に止まりました。気付いてからよく見ると、庭の数か所に分布していました。以前からあったものの私が知らなかっただけかも知れません。〔4月21日(水)〕

↓ 今回気付いたのはキンリョウヘン(金稜辺)(ラン科シュンラン属)の花でした。

↓ キンリョウヘンは小型のシンビジウムの仲間で、世間では花を楽しむというよりも葉芸の方が重視されるようです。庭で育てる花ではないということかも知れません?

↓ こ時期のラン科の花で一般的なのがシラン(ラン科シラン属)です。同じ庭に沢山咲いています。

↓ シランはこの時期に色々なところで見掛ける花です。注視すると実にランの花らしい面相をしています!

↓ ラン科の花を見下ろすように「春モミジ」がその頭上に聳え立っています。

↓ 春に紅く美しいモミジです。1か月ほど前に沢山あった小さな枝を剪定していたせいか、大きな立派な葉をつけた枝が繁茂してくれました。

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皿ヶ嶺に咲く花~シコクカッコソウ

2021-04-25 04:11:38 | 山歩き

 沢山の春の花々を楽しんだ天狗の庭を抜けて山頂部へ向かう途中で、地元の登山者と情報交換をしているともうシコクカッコソウ(サクラソウ科サクラソウ属)が咲いているというではありませんか。稜線直下の群落をチェックしてみようと思っていましたが、稜線部ではまだ時期尚早であろうと今回見えることは期待していませんでした。地元の人々の助けを得ながら探索して見事そのポイントに辿り着くことが出来ました。〔4月19日(月)〕

↓ 早くも満開状態のシコクカッコソウに1年ぶりに再会しました。

↓ 急斜面のガレ場に広がるシコクカッコソウの群落に出会えました。

↓ かつては広く分布していた群落も盗掘に遭って随分と少なくなってしまったと聞きました。こんな美しい群落がいつまでも残って欲しいものです!

↓ 今の残っている群落は概して落石の危険がありそうな微妙な場所に限定されているようでした。

↓ 嬉しいことにシコクカッコソウの群落近くにツルリンドウ(リンドウ科ツルリンドウ属)の花が咲いていました。

↓ ヤマルリソウ(ムラサキ科ルリソウ属)の花も並んで咲いていました。

↓ 岩陰に静かに咲く株もありました!

↓ 皆一斉に咲いたような大きな群落にも出会えました。

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