修行僧が行く

OCNブログから引っ越してきました。日々の彷徨の記録を綴ります。

晩夏の皿ヶ嶺を歩く

2015-08-27 23:42:50 | 山歩き
8月27日(木)

 朝夕の気温が急速に低下してきて、夏の終わりを感じる頃になりました。暫く山行から遠ざかった状況でしたが、久し振りに時間をとって皿ヶ嶺の逍遙を楽しんできました。

晴れ上がった一日でしたが、麓から見上げた皿ヶ嶺は厚い雲をかぶっていました。


水の元の「流しそうめん」のお店は、今年は旧盆が過ぎても店を開いていました。


竜神平へと続く正面登山道を採って登り始めました。馴染みのミズナラの古木の下を通過。


ハガクレツリフネがまだ沢山咲いていました。


ソバナが登山道沿道の斜面に咲いていました。


夏らしく大いに繁ったブナの古木。


コオニユリ咲く竜神平


竜神平の登山道を彩るカワラナデシコとツリガネニンジン


厚い雲を纏っていた皿ヶ嶺だったが、山頂に達した時には快晴の空が広がっていた。


山頂からは大川嶺など愛媛・高知県境の山並みが望めた。


山頂の一角にあるヤマナシが小さく堅い実を結んでいた。


やはりここでは風穴に寄らぬわけにはいくまい。


風穴の中にはシーズンが去った後の名残りのヒマラヤの青い芥子が2輪咲いていた。


園地の繁みにはタカネハンショウズルが蕾を沢山付けていた。間もなく開花のよう。


この日の軌跡
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

真夏に咲く花を求めて

2015-08-09 23:27:01 | 山歩き
8月7日(金)

酷暑が続きます。この厳しい暑さの中を、奥山の幽谷に咲く花を求めて西中国山地を歩いてきました。”天涯の花”と呼ばれる真夏に咲く花が、険しい谷の斜面に咲いて迎えてくれました。

雲海棚引く山間の幽谷を目指して山道を歩きました。


テンニンソウ(シソ科)も真夏に咲く花です。登山口近くの渓流沿いに咲いていました。


初夏に真っ白な花を咲かせていたコバノフユイチゴ(バラ科)が稔って紅い実を付けていました。甘酸っぱい味が生気を運んできてくれます。


ヤマジノホトトギス(ユリ科)も夏らしい花です。登山道脇に沢山咲いていました。


この日の目的の”天涯の花”キレンゲショウマ(ユキノシタ科)のお花畑の出会いました。


まだ走りの時期ながらも、綺麗に咲き始めています。花期の長い花で、見頃はまだこれからです。


開いた花、まだ蕾の花、どちらも良い感じです。


ツインで見事に咲きました。


ミツバチが勤勉に働いていました。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鎮魂と祈念の川辺

2015-08-07 07:53:34 | イベント
8月6日(木)

 8月6日は広島の原爆記念日。70年前のこの日午前8時15分に人類史上初めて原始爆弾が市民に向けて投下されたのでした。この日の夕刻から夜にかけて、爆心地に近い元安川の川辺で恒例の灯篭流しが行われました。カメラを片手にして、この鎮魂と祈りのイベントに立ち会ってきました。

原爆ドームを対岸に望む元安川の川辺から灯篭が流されます。


想いを込めて灯篭を川面に放ちます。


多くの観衆に包まれた空間を川は静かに流れています。


トワイライトの川面を灯篭が流れ行きます。


鎮魂と祈りのコメントが灯篭には記されています。


夜が更けてゆくに従い川面はより彩り豊かになってきた感じです。


汽水域の川はいつの間にか引き潮から上げ潮に変わっており、灯篭は上流方向へと流されていました。


被爆70周年のこの日は、訪日外国人旅行者の姿も一際多く、この灯篭流しも将にインターナショナルな行事となってきた感じでした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

因島大橋(しまなみ海道)を歩く

2015-08-01 09:28:54 | 散歩道
7月31日(金)

 ここ数年習い性となっている月間数回の広島から愛媛への旅の途次に、因島にある大浜パーキングエリアに車を置いて因島大橋の歩道を歩いて向島との間を往復するのが楽しみになっている。自転車道と歩道の兼用の通路は車道の下の日陰に設置されており、特に真夏の散歩には打って付けのところと言える。ギンギラギンの夏の直射日光を避けることが出来るだけでなく、海峡を渡る涼しい海風を受けながらの暑さ知らずの散策が楽しめる。この日も、片道30分、往復1時間の散歩を楽しんだ。

大浜パーキングエリア(因島)側から因島大橋にアプローチ


因島大橋の料金所:バイク(125cc以下)だけが有料(50円)で、歩行者、自転車は無料。


車道の下に設けられた通路。歩道と125cc以下のバイク、自転車が走る車道が併設されている。


明治43年建築の大浜崎灯台、旧潮流信号所が望めました。


橋の下を通る船舶を見ることも出来ます。


橋の中央部にある標識です。


車道側の交通表示です。四国まではまだ遠い!。


海峡烏が布刈瀬戸を見渡していました。


向島側から望む因島大橋


ノウゼンカズラ咲く向島側の自転車道
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする