11月19日(月)
殊の外早かった今年の紅葉!昨日の宮島に続き、今年はまだ訪ねることが出来ていなかった天上山の中腹にある引き明けの森を訪ねてきました。もう樹々は完全に葉を落としてしまっていることを覚悟しての訪問でしたが、引き明けの森の最奥部まで登って行くと何とまだ見頃と言っても良いカエデやモミジの素晴らしい紅葉の森が見られました。遅きに失しても、裏切らない引き明けの森に改めて感動しました。
【写真↓】朝霧の龍頭峡が登山口。午前9時半頃になってやっと尾根から太陽が顔を出した。
【写真↓】登山口から1時間余で到達した引き明けの森。入口から暫し谷奥へと歩くも、予想通りに森の樹々は完全に葉を落とした状態であった。
【写真↓】引き明けの森の周回路を右回りで登って行き、最上段の登山道を谷奥へと巻いて行くと、樅の古木の林の先に黄葉、紅葉の森が拡がっていた。
【写真↓】ブナは完全に葉を落としていたが、モミジ、カエデの黄葉が先ずは喜ばせてくれた。
【写真↓】一時的にいつ雨が降ってもおかしくない天気となったので、紅葉狩りは下山時に・・・として天上山山頂まで登ってランチタイムとした。幸いなことに、昼食中に天気は回復してくれた。天上山の山頂からは十方山や恐羅漢山の山頂部が望めた。
【写真↓】昼食後に再び引き明けの森に引き返して下山の途に就いた。午後は安定した好天となって、日射しを浴びた紅葉の森は一際美しかった。
11月18日(日)
今年は紅葉が里まで降りて来るのがすこぶる早いようです。例年なら11月下旬となる安芸の宮島の紅葉の見頃がもう終わりそうとの報に、何はさて措き出掛けてみることにしました。好天の日曜日となり今や世界遺産、平清盛ブーム等で人気の宮島は更に大賑わいの様相を呈していました。人波に乗って塔の岡⇒紅葉谷公園⇒大聖院⇒大元公園と歩き、終盤を迎えた紅葉狩りを楽しんだ後、大元公園からは、弥山への大元公園コースを辿って登山を楽しむこととしました。時間が遅かったので途中の焼山、駒ヶ林に登り、多宝塔コースで夕暮れ迫る宮島の街へと下りました。
【写真↓】紅葉に彩られた塔の岡に建つ五重の塔、千畳閣を望む。
【写真↓】もみじ橋を渡って数多の観光客が紅葉谷公園へと急ぐ。
【写真↓】もみじ歩道に面した園地にまだ緑色のままのモミジを発見。日陰にあるモミジは色付くのが随分と遅くなるようだ。
【写真↓】大聖院に和服を着た2名のお嬢さんが参拝に来られた。記念のスナップ撮影中のお二人を紅葉越しにショットしてみました。後で声を掛けてお聞きしたところ「着物が好きでこうして歩いているだけ」とのことであった。
11月10日(土)
中国地方の山の紅葉が一段落した週末、ネット仲間が7名集うてのオフ会を挙行しました。行き先はメンバーの要望が強かった恐羅漢山・旧羅漢山の稜線の西側の踏破。旧羅漢山から広見谷に下り、ジョシのキビレを越えて亀井谷に転戦、三十三曲りの急坂を登って台所原へと周回して来ました。所要時間9時間15分、歩行距離18キロメートルの大ウォークとなりました。
【写真↓】カマのキビレからハゲノ谷に下った谷奥に立つ孤高の三本栃。昨冬の積雪に最も大きな幹が折れてしまって二本栃となってしまったのは残念である。
【写真↓】笹に埋もれようとしているジョシのキビレ。広見谷と亀井谷を結ぶ山中の峠である。
【写真↓】ジョシのキビレからジョシ谷に下る巻き道周辺は見事な紅葉で彩られていた。
【写真↓】亀井谷に下って、先ずはお馴染みの「広見入口」の道標を見に行ってみた。
【写真↓】ちょっと霞んではいるが、この秋最後の紅葉に彩られた亀井谷。
【写真↓】笹に覆われた三十三曲りの急坂を登って台所原を目指す。
【写真】三十三曲りを登り切り、笹が被さる巻き道を乗り切ると間もなく台所原。ここまで来ると秋になって笹が奇麗に刈られていた