修行僧が行く

OCNブログから引っ越してきました。日々の彷徨の記録を綴ります。

ヒマラヤの青いケシが咲いていました~皿ヶ嶺・風穴

2017-06-20 15:07:38 | 山歩き

6月20日(火)

2週間ぶりに皿ヶ嶺の風穴を訪ねました。2週間前には固い蕾であったヒマラヤの青いケシが5輪咲いていました。早い年には5月の下旬には開花する花ですが、今年は随分と遅い開花となったようです。梅雨入り早々から長い間空梅雨の状況を呈していましたが、愛媛県地方も今夜から雨になるようです。雨にも似合う花と言えるかと思います。

風穴の外縁に置かれたプランターに咲いた2輪の花です。朝日の中で透き通るような青い花弁を開けていました。


2輪の花をアップで撮ってみました。両方とも花の中を撮ろうとするとちょっと窮屈な感じとなってしまいました。


2輪のうち下の花に寄ってみました。午前7時頃、花弁にまだ朝露が滴っていました。


風穴の中に2輪開花していました。これ以外はまだ蕾でした。この先続々と咲き続けると思います。


風穴の中に咲く一輪です。開いてからあまり日数の経っていない若々しい花のようです。


風穴の外縁に置かれたプランターに咲いたもう一輪の花です。逆光の中の小さな花でしたが、寄ってみると意外にきれいに撮れました。


ヒマラヤの青いケシの花が咲く風穴です。

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旧羅漢山の森に天女の舞を見る

2017-06-19 17:37:24 | 山歩き

6月18日(日)

 春から初夏の花の季節の最後を飾るのはやはりオオヤマレンゲであろうか。今シーズンの山の花々の花期は遅れ勝ちでその最盛期を的確に掴むのは本当に難しい。ちょっと早過ぎるかなとの懸念を持ちながら旧羅漢山を訪ねてみると、何と走りの花々が満開状態で迎えてくれた。早出をしたお陰もあって朝の森の中を独占状態で鑑賞出来た。旧羅漢山の深い森で天女の舞を満喫した。

頭上高い樹の上で微笑む天女たち。森に射し込む朝日が彼女たちの健勝を祝福しているかのようだ!


天女に譬えられるオオヤマレンゲではあるが、開いたばかりのこの姿はいつもながらに”森の熊さん”と思ってしまう。


走りの花は開いたが、樹にはまだ沢山の蕾がついていた。まだしばらくの間花を楽しめよう。

 

清新な朝日をバックから受けて白く輝く若い天女!この微笑みが最大の魅力!


まだ森の中に残っていたサラサドウダンとのコラボレーションを見せるオオヤマレンゲ。

 

深い旧羅漢山の森を高みから見下ろすオオヤマレンゲ。天女の舞の譬えが頷ける景観である。

 

開いて間もない花なのであろう。朝日の中で若い花全体が白い。舞はまだこれから学ぶのであろう!


この純白の花弁は何に譬うべきか!?花芯も瑞々しい!まさに純潔の天女である!!


朝日の射す森で満面の微笑みを見せるオオヤマレンゲ。今最も美しい時であろうか。

 

木漏れ日を背面に浴びて花の奥から微かに微笑む若いオオヤマレンゲ。やがて花弁を開いてs満面の微笑みを森に表すことであろう!

 

 

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ミヤマキリシマ咲く九重を歩く

2017-06-15 22:01:48 | 山歩き

6月9日(金) 

昨年に続き ミヤマキリシマ大爆発の九重の平治岳~大船山を歩いてきました。花に酔い痴れた一日でした。

大戸越(うとんごし)から登る平治岳の南斜面は登るほどに見事なミヤマキリシマが展開していました。

 
平治岳南峰直下からピンクに染まった斜面越しに坊がつる、三俣山等の九重山塊を望む。

 

南峰から西に尾根を延ばす平治岳本峰を望む。南峰も本峰もピンクの世界でした。


本峰の西尾根はピンクの絨毯を全面に敷き詰めたかのような風情。

 
南峰から本峰への道すがら、花の群落の一角から由布岳が覗いていました。

 
平治岳山頂付近から三俣山をバックにした西尾根の花園を俯瞰する。九重を代表する景観である。


平治岳本峰西尾根のミヤマキリシマ群落越しに大船山、阿蘇平原方面を眺望する。

西尾根先端部から山頂方面を見上げると、多様なミヤマキリシマの色合いを見ることが出来ました。



全面ピンクに染まった西尾根から南峰へ続く尾根越しに大船山を見上げる。


このピンクの絨毯の真ん中どころに一度寝そべってみたいものだ!

 
大戸越に下ってから大船山の尾根に向けて登り返した。6~7分咲きの大船山の尾根から満開の平治岳を望む。

 
ミヤマキリシマに覆われた北大船山付近から九重山塊、坊がつるの湿原を俯瞰する。


北大船山から大船山を見上げる。大船山まで足を延ばして是非とも見てみたい景観である。


大船山々頂からピンクに染まった段原、北大船山、米窪、平治岳の大眺望を堪能した。

 
この日の軌跡です。総歩行距離19.1㎞の長丁場でした。

 

吉部駐車場3:27・・・・3:38林道分岐・・・・4:24大船林道出合・・・・4:30大船山4号集材路入口・・・・4:48大戸越方面巻き道入口・・・・5:37坊がつる道出合・・・・6:08大戸越6:23・・・・7:18南峰7:36・・・・7:51平治岳(1,642.8m)7:56・・・・8:12尾根先端部8:17・・・・8:29平治岳(1,642.8m)8:30・・・・8:40(休憩)8:47・・・・8:55南峰9:03・・・・9:24大戸越9:26・・・・10:14尾根上・・・・10:50北大船山(1,706m)10:59・・・・11:08段原11:13・・・・11:37大船山(1,786.2m)11:45・・・・12:08段原12:17・・・・13:26坊がつる13:39・・・・13:52大船林道出合・・・・14:05左岸登山道分岐・・・・15:14坊がつる方面登山口・・・・15:19吉部駐車場

山行の詳細はHP一歩入魂」でご覧ください。

    http://www.chacoandmonk.sakura.ne.jp/2017/0609kuju02.html   

 

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入梅前、夏の息吹を感じる山歩き~皿ヶ嶺

2017-06-07 18:35:45 | 山歩き

6月5日(月)

 入梅前の好日、愛媛県の皿ヶ嶺を歩いてきました。花の山で有名ですが、この時期は夏の花に替わる直前の端境期で花はあまり期待できませんでした。ただ緑が深くなった山は、入梅を前に夏の息吹を感じさせてくれるものでした。夏の花々に彩られる皿ヶ嶺がまた楽しみです。

 
まだ蕾のヒマラヤの青い芥子です。今年は開花が遅れているようです。

 

ヒマラヤの青い芥子が育つ風穴です。年中冷気が噴出しています。

 
登山道を覆うミズナラの古木です。緑深くなり気持ちの良い緑陰を作ってくれます。

 
タニギキョウの花です。小さな花ですが、林床に今が盛りと咲いています。

 

竜神平で憩う登山者グループ。入梅前のこの時期が暑くなく、寒くなくの良い季節ですね。

 

山頂でガマズミの花が満開になっていました。この花も夏の到来を実感させてくれますね。


皿ヶ嶺山頂から南を望むと四国カルストの山並が長く尾根を引いています。


皿ヶ嶺山頂直下のブナ林の樹間から石鎚山の山塊が望めました。

 

 稜線部に立つブナの古木も深い緑に染まってきました。夏の到来を感じます。

 

花の少ないこの時期です、フタリシズカも貴重な野草です。杉林の林床に咲いていました。



この日の軌跡です。

 

上林森林公園駐車場10:56・・・・11:04風穴11:08・・・・11:28直登道分岐・・・・12:02ベンチのある休憩所・・・・12:21竜神平・・・・12:28竜神平端Uターン・・・・12:32竜神平12:34・・・・13:05皿ヶ嶺(1,278)13:32・・・・13:36皿ヶ嶺三角点(1,270.5m)・・・・13:45十字峠・・・・14:06引地山分れ・・・・14:09丸太のベンチ14:14・・・・14:28直登道分岐・・・・14:36風穴14:38・・・・14:42上林森林公園駐車場


山行の詳細は HP一歩入魂」でご覧ください。

       http://www.chacoandmonk.sakura.ne.jp/2017/0605saragamine02.html

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初夏の花咲く伯耆大山

2017-06-02 14:43:32 | 山歩き

6月1日(木)

 早くも6月となりました。イワカガミを始めとする伯耆大山のお花畑が満開との情報に出掛けてきました。早暁から昼まで満開の花々に魅了されて牛歩の歩みの山歩きとなりました。霧に巻かれた山頂では、幸運なことに俄かにガスが明けて眺望を得ることが出来ました。お陰で実りの多い一日となりました。

お花畑の太宗を占めるコイワカガミの群落が満開となっていました。


お花畑の斜面のあちこちにコイワカガミの花園が広がり、斜面をピンク色に染めていました。



ガスが垂れ籠めた空をバックに可憐に咲くコイワカガミ群落。


コイワカガミに交じってマイヅルソウが白い花を咲かせていました。


ツガザクラの群落とコイワカガミの群落の大コラボレーションです。

 

各所でツガザクラとコイワカガミが共生するシーンが見られました。初夏の大山らしい景観です。


イワカガミ、イワカガミ・・・・、この時節の伯耆大山のお花畑はコイワカガミ・ワールドです。

 

こちらはダイセンクワガタとコイワカガミのコラボです。砂礫に咲くダイセンクワガタもこの時節の伯耆大山を代表るする花です。

 

ちょっと地味な花ですが、コメツガザクラの花も可愛いものです。


ガスに包まれていた山頂が俄かに晴れて伯耆大山の稜線と南壁が姿を現してくれました。



ガスが晴れた後、地球の丸味が感じられる見事な水平線を望むことが出来ました。


下山路では青空の下に映えるコイワカガミの群落を存分に楽しむことが出来ました。

下山路でもコイワカガミを中心にしたお花畑に魅了されっ放しでした。


伯耆大山の大眺望をわが物にするかの如き姿勢で咲くコイワカガミの群落もありました。


コイワカガミとレンゲツツジのコラボレーションです。伯耆大山の初夏らしい景色です。

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