修行僧が行く

OCNブログから引っ越してきました。日々の彷徨の記録を綴ります。

下山林道・ウシロヤマ谷ルートから登る十方山、そして水越新道を下る、

2015-09-25 07:56:15 | 山歩き
9月23日(水)

 シルバーウィークの最終日に十方山(1,318.9m)へのバリエーションルートである下山林道~ウシロヤマ谷~瀬戸の滝ルートを辿って十方山へ登ってきました。下山にはシシガ谷登山口まで笹が刈り払われたばかりの水越新道を採ってみました。歩行距離19.4キロメートル、総所要時間9時間、累積標高差±1,400メートルのちょっとハードな山行となりました。

細見谷に沿った清新な空気の十方山林道を辿ります。


十方山林道を離れてここから下山林道に分け入ります。


秋の草や花を掻き分けながら下山林道を登り行きます。


標高1100メートルほどの下山林道の最高点の峠を過ぎると方向を変えた林道の行く手に十方山の稜線が見えてきました。


どこまで行っても下山林道は草に覆われていましたが、この高地ではまだオタカラコウ(キク科)が健在でした。


二軒小屋から歩くこと4時間余でやっと下山林道の終点に到達出来ました。ここで遅いランチタイムを取りました。


下山林道終点からウシロヤマ谷に下り、暫しその渓谷を下りました。


ウシロヤマ谷を約30分下降してから枝沢に入り、その沢を詰めて稜線へと登り返しました。


枝沢を詰めて十方山への瀬戸の滝ルートの登山道に出ました。まるで高速道路のような立派な道でした。


二軒小屋から7時間余の時間をかけて十方山々頂に到着しました。昼頃まで晴れていた空も、急激な天気の悪化で厚い雲に覆われてしまっていました。


数か月前に笹を刈り払って通じたばかりの水越新道を採ってシシガ谷登山口まで真直ぐに下りました。笹の切り株がまだ尖がっていて歩き難い道ですが、シシガ谷ルートより確実に短い時間で登降出来ます。多くの登山者に歩いてもらって、登山道が早く安定することを願うものです。


十方山々頂から50分余でシシガ谷登山口に下り着くことが出来ました。後は、十方山林道を二軒小屋まで歩くだけです。


この日の軌跡です。


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御調八幡宮から仏通寺まで中国自然歩道を歩く山行

2015-09-17 23:32:27 | 山歩き
9月15日(火)

 秋めいた天気の日々、少し長い距離を歩いてみたくなり、最後に訪ねたのがもう十数年前で道中の様子などもすっかり忘却の彼方となってしまった三原市北部の竜王山と大峰山の山域を歩く気になった。急な話ではあったが、仁王さん夫妻に声を掛けると同道出来るというので、峰々に寄りながら御調八幡宮から仏通寺までの中国自然歩道の完全踏破をも目指すことととした。案内図によれば、この由緒ある社寺を結ぶ自然歩道の総延長距離は11.6㎞あるという。

山行のスタートは御調八幡宮


途中の八幡峠を挟んで長い階段路が延々と続く。この道中はかなりの忍耐力を要する。


竜王山の山頂近くにある御調八幡宮の奥ノ院に当たる貴船神社に寄ってみた。暫く人の手が加わっていないような荒れようであった。


今は立入禁止の鉄塔の展望台が残る竜王山の山頂。一等三角点が建つ。


竜王山々頂から少し下ったところにある東屋から三原沖の瀬戸内が眺望出来た。この日のルートは概して眺望に恵まれないので、ここは貴重な展望所である。


県道東城線が通る八坂峠に出た。


八坂峠にある大峰山・仏通寺方面への入口


まだまだ遠くに見える大峰山の稜線を仰ぎながら中国自然歩道を西に進み行く。


八坂峠から1時間25分を要して大峰山の山頂に到着。修験道の山というが、樹木に囲まれた山頂で眺望は一切得られなかった。


大峰山から仏通寺へは3.5㎞ほど距離であったが、この区間の中国自然歩道だけは荒れていた。瓦礫に埋もれた自然歩道を歩くよりも、ほぼ平行して走っている馬瀬林道を歩く方が今は楽なようであった。


自然歩道よりは歩き易い馬瀬林道も決して良く管理されている訳ではないが・・・・。


この日のゴールの曼珠沙華咲く仏通寺。御調八幡宮から6時間半の時間を要した。


この日の軌跡です。
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初秋の深入山(1,152.7m)

2015-09-13 10:34:13 | 山歩き
9月8日(火)

 暫く遠のいていた山歩きですが、久し振りに初秋の彩りの深入山を歩いてきました。このところの悪天から抜け出すことの出来ない日で、中腹から上はガスに包まれていましたが、路傍に咲く秋の花々を存分に楽しんできました。

南登山口から山上がガスに包まれた深入山を見上げてみました。


林間コースを登りました。


樹林を抜けるとススキが穂を出した草原が広がっていました。


路傍にホクチアザミ(キク科)が姿を現しました。


ワレモコウ(バラ科)も沢山咲いていました。


ちょっと西登山道を下ってツチアケビ(ラン科)を見てきました。


西尾根を辿っていよいよガスの中に入って行きました。


ガスに包まれた9合目東屋でランチタイムを取りました。


東屋の周辺にマツムシソウ(マツムシソウ科)が沢山咲いていました。


山頂直下の草原にアキノキリンソウ(キク科)が咲き始めていました。


深入山々頂


ハバヤマボクチ(キク科)はこの時期の深入山に多い花です。


まだ桔梗の花が残っていました。


南登山道から南登山口のグリーンシャワーを俯瞰


この日の軌跡です。
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