今週末も四国で過ごしています。土曜日は天気の安定しない一日でした。曇天の空から陽が差したり、俄かに厚い雲に覆われて雨が降ってきたりといった具合。午後遅くその天気も安定してきたかと思って、今週も皿ヶ嶺の登山道を歩いてみました。一週間の間に季節は長足に進み、登山道には潤沢にグリーンシャワーが注いでいました。
【写真↓】気温が上昇してきて風穴に吹き出す冷気は霧になって漂っていました。
【写真↓】 登山道脇の斜面に咲くホウチャクソウ。今、お花畑の主役になろうとしているかのようだった。
【写真↓】まだ残っていたヤマシャクヤクの花。オシベはまるで金細工のようであった。「黄金色のヤマシャク」といったところか・・・!
【写真↓】長い間待っていたクマガイソウもやっと咲いていた。昨年は盗掘もあったようだ。大切に護っていきたいものである。
5月13日(金)
約3週間振りに石鎚山系東温アルプスの皿ヶ嶺を歩きました。山の中腹まで新緑が上がってきており、花の山を飾る花々も徐々に交替しているようでした。今回も多くの花々に出逢いましたが、その中でこの時期を代表する3種の花をご紹介します。
【写真↓】今が見頃のヤマシャクヤクの花。水の元の直ぐ上のお花畑では咲いていましたが、風穴から上の登山道沿いの斜面ではまだこれからという感じでした。
【写真↓】水の元の直ぐ上のお花畑には、昨日までの3日連続の大雨で傷んだヤマシャクヤクの花を多く見掛けました。まだまだ健康な株もありました。
【写真↓】いつものお花畑に咲いたシコクカッコウソウ。今年は花の数が随分と少なく感じられた。
【写真↓】険しい崖の上に咲いていた株。意外にも小さな株ながら皿ヶ嶺の北面斜面のあちこちに咲いているのを目にして嬉しくなてきた。