修行僧が行く

OCNブログから引っ越してきました。日々の彷徨の記録を綴ります。

管絃祭(宮島・厳島神社)

2008-07-20 23:56:16 | 

7月19日(土)  安芸の宮島・厳島神社で執り行われる最大の神事といわれる「管絃祭」を観てきました。テレビや新聞のニュースでは毎年見るところですが、実際に観たのは初めてのことでした。その起源は平安の平清盛の時代まで遡り、厳島大神を慰め奉るため行われる歴史的な行事です。午後4時から真夜中の零時近くまで厳島神社や大野瀬戸を舞台に行われる神事は、気宇壮大な平安絵巻でした。実際に観てみると、やはり感動もので、その凄さが改めて感じ取れました。

【写真↓】海上での最初の儀である「大鳥居の儀」。御座船が江波町漕船によって厳島神社本社前で左廻りに三度廻される。01

【写真↓】三隻の漕船に引かれて厳島神社から地御前神社に向かう御座船。左右の漕船が阿賀町の船、真中の漕船が江波町の船。03

【写真↓】満身の力で漕ぐ江波町漕船の水手(かこ)たち。人力だけで神事の船は進む。02_2

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大晦日は吹雪と鎮火祭の宮島

2007-12-31 23:52:49 | 

12月31日(月)  今年ももう大晦日、昨年に続き安芸の宮島を訪ねました。年の納めの鎮火祭を見物するためです。ちょっといつもと違っていたのは、昨日からの歳末寒波が居座り宮島も時に吹雪に見舞われていたことです。吹雪と鎮火祭、水と火・・・、見方を変えれば宮島らしい取り合わせかもしれません。

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【写真↑】吹雪く宮島。駒ケ林の上空の雲が一時割れて空が開けました。

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【写真↑】今日だけは雪国に立つ大鳥居

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【写真↑】桧皮の屋根に薄く雪を被った厳島神社の回廊

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【写真↑】 ほんの束の間の晴れ間に朱に輝く五重塔

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【写真↑】吹雪の中の多宝塔

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【写真↑】夜の帷の降りた午後6時過ぎから御笠浜行われる鎮火祭

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【写真↑】庶民は大松明から火をもらう

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【写真↑】鎮火祭は大松明を担ぎ練り歩く火難除けの勇壮な祭だ

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神楽に酔う秋の夜

2007-10-27 23:39:58 | 

今、広島は秋祭りの季節。広島の秋祭りになくてはならぬのが神楽の奉納。笛と太鼓と鉦(かね)の音が聞こえてくると、つい身体が自然にリズムを取り始めてしまう。わが町内会も例年通り秋祭りの前夜祭に芸北から神楽団を迎えて、公園の広場の特設舞台で奉納した。深々と冷え込む夜であったが、神楽の舞いは午後6時から日付の変わった午前0時20分まで続いた。(10月20日~21日)

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【写真↑】公園に設置した特設舞台であるが、しっかりとした強度で例年神楽団からの評判は良い。

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【↑写真↓】「勿来の関」のシーン20071020_099_2

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【写真↑】大蛇の出番がなければ神楽ではない!大蛇が最後に登場して神楽はクライマックスを迎えるものだ。この夜は、全体の進行が遅くなってしまって、時間の掛かる「八岐の大蛇」は出てこないで、「伊吹山」で締め括られた。

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はじける笑顔~きんさいYOSAKOIパレード

2007-05-06 14:12:07 | 

5月5日(土)  5月3日(木)から3日間開催された「2007ひろしまフラワーフェスティバル(FF)」。最終日のメイン行事は『きんさいYOSAKOIパレード』。所用で広島市街地に出たので、その足で約1時間パレードを見てきた。

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【写真↑】パレードは平和大通りで開催される。

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【写真↑】「眞秀羅乃幻影」の踊り手さん

【写真↓】元気な「益田蟠竜おどり隊」0505ff03

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【写真↑】「金眼鬼」の勇壮な踊り

【写真↓】「jhon-blaze」は優美なジャズ風の踊りで

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【写真↑】「広島美容専門学校HBC」のメンバー。パレード部門Aゾーンで最優秀賞を獲得したという。

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鎮火祭(厳島神社)

2006-12-31 23:10:03 | 

12月31日(日)

 安芸の宮島は厳島神社の一年最後の祭である鎮火祭に行ってきました。午後6時から厳島神社~御笠浜(みかさのはま)で開かれました。火難除けの祭で、神社で清められた斎火(いみび)を競うように大きな松明(たいまつ)に移し、勇壮に練り歩きます。時に激しく文字通り練り廻します。一般市民は、小さな松明を用意し、大松明が練り歩いている間に、斎火から火をもらっていました。火を消した松明は、火難除けの護符として持ち帰るということです。私も、有名なモミジ饅頭店で大松明から取ったそのお守りを戴いて帰りました。

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【写真↑】実に大きな松明です。20人以上の大人が担ぎ、また引いて練り歩きます。

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【写真↑】厳島の大鳥居を拝する御笠浜を大松明を担いで練り歩く。火は最後部に点火される。

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【写真↑】地元の中学生たちも大松明を持って、祭に参加していた。未成年なれども勇壮に練り歩く。

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【写真↑】激しく練って廻すと火の粉が飛び、時には松明が落ちて弾けたりもしていた。

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