修行僧が行く

OCNブログから引っ越してきました。日々の彷徨の記録を綴ります。

立烏帽子山(1,299m)~比婆山系最高峰

2021-09-30 00:10:20 | 山歩き

 比婆山系山歩きの2番手はこの山域の最高峰の立烏帽子山です。例年9月の初めの頃にこの山にアケボノシュスランを訪ねますが、9月も終わり近くとなってその姿を見れなかったのは残念なことでした。登山道沿いの笹や夏草を刈った直後だったので、残っていた株も草屑に埋もれてしまったのかも知れません。一気に歩き通してもいい山なのですが、この日は意外に見るべき花や樹が多く、好眺望もあってゆっくりと写真を撮りながら山を越えました。〔9月25日(土)〕

↓ 立烏帽子山への稜線上の取り付き口の立烏帽子駐車場の周りではキツリフネ(ツリフネソウ科ツリフネソウ属)が花盛りでした。

↓ 立烏帽子山はその全域がブナの純林で覆われています。

↓ 登山道沿いの大方の花々は刈り払われていましたが、運よく残ったアキチョウジ(シソ科ヤマハッカ属)が綺麗に咲いていました。

↓ 山頂標識が立つだけの立烏帽子山の山頂です。比婆山系の最高峰ながら、ちょっと寂しい感じです!

↓ ガマズミ(レンプクソウ科ガマズミ属)の実が紅く熟れ、その葉も色づいてきていました。

↓ ホツツジ(ツツジ科ホツツジ属)の葉は早くも紅葉を始めていました。

↓ 立烏帽子山の山頂部からの眺望は抜群です。先ほどまでいた竜王山を俯瞰しました。

↓ 池の段の稜線越しに毛無山(福田の頭)(1,252.7m)を遠望しました。

↓ 竜王山と池の段の間には深い谷が刻まれています。

↓ ヤマラッキョウ(ヒガンバナ科ネギ属)の花が良い色合いで稜線上の登山道を飾っていました。

↓ アキノキリンソウ(キク科アキノキリンソウ属)も良い色合いで咲き誇っていました。

↓ タンナトリカブト(キンポウゲ科トリカブト属)がもう開花していました。

↓ 立烏帽子山から鞍部への下山路から池の段稜線の眺望を楽しみました。

↓ 鞍部への下山路沿いや鞍部の広場はイヨフウロ(フウロソウ科フウロソウ属)が多い所ですが、9月末とあって残った花は僅少でした。

↓ 下って来た鞍部からこれから上る池の段を見上げました。

↓ 鞍部にはイヨフウロに代わってリンドウ(リンドウ科リンドウ属)が盛んに咲いていました。

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夕焼けの散歩道

2021-09-29 00:20:50 | 散歩道

 夕刻の散策!西の空がどう焼けるかが楽しみです。あまり焼けなくても、それなりに美しくはあるのですが・・・・!出来れば、あまり見たことがない色合いや模様で焼けてくれればいいと願っています。さて、この日の空は・・・・!?〔9月23日(木)〕

↓ よく焼けました!分厚い黒雲がいい具合に残ってくれました。

↓ 広島アルプス権現峠付近は抜群の焼け具合です!

↓ シルエットになった稜線部は皮膚感覚で歩く感触が分かります!

↓ 予期せぬ色合いへの変化もこの夕刻の時間を過ごす醍醐味の一つです!

↓ 時間の変化と共に色彩のグラデーションがより鮮明になってきました!

↓ 山のシルエットがより濃くなって行きました!

↓ 全般に青みが増してきて、いよいよ麗しのトワイライト・タイムを迎えます!

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秋風渡る比婆山系・竜王山

2021-09-28 00:05:58 | 山歩き

 朝の気温が急に下がってきていよいよ秋の到来を思わせます。そんな中、久々に比婆山系を歩きました。先ずは竜王山(1,255.8m)へ。例年は9月上旬の秋の花が最も多い頃に訪ねるのですが、もう9月も下旬遅くとあってか、花の数もやや少なめでした。とは言え、好天の下秋の風が渡る高原を思い切り楽しむことが出来ました。〔9月25日(土)〕

↓ 秋の風が渡る比婆山系竜王山の山頂稜線部です。薄が繁り叢には秋の花々が咲いていました。

↓ 叢に囲まれた竜王山々頂広場には、方位盤と二等三角点が建てられています。

↓ 山頂付近から池の段~立烏帽子山~御陵(比婆山)の連山が望めました。

↓ 叢では今ウメバチソウ(ユキノシタ科ウメバチソウ属)が花盛りです。

↓ 盛りは過ぎたとはいえ、秋の竜王山を代表するマツムシソウ(マツムシソウ科マツムシソウ属)はまだ健在でした。

↓ 秋が深まってくるとリンドウ(リンドウ科リンドウ属)が咲き誇ってきます。

↓ ヤマラッキョウ(ヒガンバナ科ネギ属)も今が花盛りといったところでした。

↓ ピークを過ぎたとは言え、アキノキリンソウ(キク科アキノキリンソウ属)はまだまだ沢山咲いていました。

↓ 薄の原越しに毛無山(福田の頭)(1,252,7m)が望めました。左側に井西山(1,186.6m)の姿も見えました。

↓ 薄の原越しに池の段~立烏帽子山~御陵(比婆山)の姿をもう一度!

↓ 竜王山の山頂直下まで伸びてきている車道の終点部にシラヤマギク(キク科シオン属)の群落がありました。

↓ 車道沿いにはキセルアザミ(キク科アザミ属)の群落があるのですが、今年はもう除草がなされており群落は殆ど姿を消していました。

↓ ツリフネソウ(ツリフネソウ科ツリフネソウ属)も車道沿いに群落を形成していますが、こちらも殆ど除草されて姿を消していました。

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黄昏の太田川

2021-09-27 00:01:03 | 散歩道

 陽が西の山の端に沈んでからのそんなに長くはない時間、太田川の河畔から見る景観は徐々に変化して行きます。一日の終わりのひと時を飾るその景観の色合いや意匠には決まったものはなく、日によって様々です。この日はちょっと遅くなった夕刻の散策で、秋の夕暮れ、黄昏時の景観の移ろいを楽しみました。〔9月24日(金)〕

↓ 黄昏時の空を映し込んだ川面に釣り人が棄てた釣り舟が浮かんでいました。
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↓ 舟から降りた釣り人は浅瀬に立って鮎を追っていました。

↓ 少し離れた流れが少しきつい瀬にも鮎を追う釣り人の姿がありました。

↓ 陽が沈んでから暫く時間が経って西の空の色合いが濃くなってきました。

↓ 徐々に暗くなっていく川面ですが、釣り人には竿を納めようという気配がありません。

↓ 暗くなる前の空の色合いはなお徐々に変化していきます!

↓ 茜色に焼かれた空に薄墨色の雲が浮かびます。

↓ 今夕は黒雲の狭間を茜色の空が埋めたようです!

↓ 闇が訪れる直前には山並みのシルエットがいよいよ濃くなってきました。

↓ 夜の帳が降りてくる頃、川面には車のヘッドランプやテールランプの影が映り込んできました。

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落合南の棚田の近況

2021-09-26 00:01:45 | 散歩道

 広島市近郊の田圃の稲は青々として刈り入れはまだまだ先のように見えます。近所の落合南の棚田を散歩コースに選んで歩いていると、その例外もあって一か所だけ稲架掛けが見られましたが、その他の田圃の稲の様子は様々でした。それでも各々順調に育っている模様でした。〔9月23日(木)〕

↓ 畔に彼岸花の咲く田圃では刈り入れが終わり稲架掛けがなされていました!

↓ その稲架掛けが見られるものの、周囲の田圃はまだ青々した状況です!

↓ 詳細に観察すると、田植え時期や品種などの違いにより、出穂の状況などが田圃により様々な様子であることが分かります。

↓ 穂が実ってきた田圃では鳥の食害を防ぐ為に田圃をネットで覆っています!

↓ 農家の庭先ではアメジストセージ(シソ科サルビア属)が咲き揃ってきました。この花が満開になる頃には稲の採り入れが始まります!

↓ 落合南の町では棚田の中に住宅地が広がっています!

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