2月22日(土)
好天に誘われるようにして四国・東温アルプスの皿ヶ嶺(1,282m)を歩いてきました。暫く山を休んでいたチャコが同伴しました。登山口に近付くにつれて驚いたのは、雪の多さでした。風穴直下の駐車場では雪が深く車輪が危うくも宙廻りしそうでした。安全のため、急ぎ下方の水の元に車を移動して駐車することにしました。とは言うものの、雪原を覆うのはパウダースノーで、その上を歩くのは楽しいものでした。約4時間、好天下の雪の山歩きを楽しむことが出来ました。
【写真↓】皿ヶ嶺北面の登山道を登り行きます。積雪量はいつにない多さです。
【写真↓】稜線上のお馴染みの古ブナは雪を纏って貫禄十分と言ったところでした。
【写真↓】好天下の休日の昼前というのに珍しくも無人であった皿ヶ嶺の山頂。愛媛・高知県境の雪に覆われた山稜が遠望出来ました。
【写真↓】この日も山頂直下の樹間に石鎚山塊が望めました。彼の地も好天下の登山日和のようでした。
【写真↓】ブナ林の中の雪原を登り来る登山者。たっぷりの雪で森がより深く感じられました。
【写真↓】雪で覆われた竜神平でランチタイム中の登山者。昼近く陽に照らされて春を感じさせる暖かさとなりました。こんな陽気ですので、期待の霧氷にはお目に掛かれませんでした。
2月16日(日)
労山県連交流山行に参加して宮島を歩いてきました。午前中に「地形図基礎講座」を受講した後、読図訓練も兼ねて道なき包山の北東尾根の薮を掻き分けて下りました。サルトリイバラや背丈を超える羊歯に手を焼く難局もありましたが、巧く尾根筋を辿ることが出来て、1時間05分で山頂から包ヶ浦自然公園のキャンプ場へ下ることが出来ました。個人的にはこれで包山から東西南北の四方向への下降(大休峠~鷹ノ巣砲台縦走、腰細尾根、北東尾根)を成就することが出来ました。
【写真↓】博奕尾から大休峠への巻き道から包山とその北東尾根を望む。
【写真↓】山名標が灌木の枝に結び付けられているだけの包山の山頂。
【写真↓】北東尾根に乗って東方向に鷹ノ巣尾根、大奈佐美島を俯瞰する。
【写真↓】北東尾根はほぼ羊歯で覆われて、踏み跡らしきものは殆どなかった。
【写真↓】覆いかぶさる羊歯を掻き分けて下り行く。この日14人が踏破したので、暫くの間は尾根筋にそのトレースが残っていると思われます。
2月1日(土)
山の会の自主山行に参加してJR山陽本線・八本松駅から曾場ヶ城・水ヶ丸山山塊~鉾取山・原山・天狗防山を経由して安芸中野駅までのロングトレイルを歩いて来ました。総歩行距離22.0㎞、累積標高差+1,888m、-2,136m、所要時間9時間50分の難行でした。ヘッドランプ使用覚悟で臨みましたが、何とか日のあるうちにゴールの安芸中野駅に到着することが出来ました。まずはメデタシ、メデタシでした。
【写真↓】八本松小学校登山口で入念なストレッチで準備体操。総勢15名で出発です。
【写真↓】賀茂台地を眺望しながらトレイルを進みます。(曾場ヶ城本丸)
【写真↓】曾場ヶ城山々頂から水ヶ丸山を眺める。まだまだ遠い!
【写真↓】弥仙山(652m)が行く手に立ちはだかっているかのよう。
【写真↓】水ヶ丸山々頂。ここで20分間のランチタイムを取る。
【写真↓】下切登山口への尾根ルートを採って水ヶ丸山からの下山の途に就く。
【写真↓】下切登山口ルートはアップダウンが幾度も繰り返されるハードなルート。
【写真↓】登山道を失い標高差100メートルほどの薮の中に突っ込んだ!
【写真↓】舛越峠で所用等のある5人が中野東駅に向け下山、残り10名で鉾取山へ向かう。