修行僧が行く

OCNブログから引っ越してきました。日々の彷徨の記録を綴ります。

地久院のしだれ桜

2021-04-09 19:00:00 | 散歩道

 土橋から雄鹿原へと芸北一本桜紀行を続けました。雄鹿原には芸北で最も人気のある地久院の枝垂れ桜があります。15世紀の古刹跡に立つ樹齢420年程の樹勢良し、樹形良しの古木です。高人気の樹ですが、この日はまた花見には早かったのか樹下に人影はありませんでした。天頂部はもう十分に鑑賞出来る咲き様でしたが、枝垂れた枝先はまだ蕾状態で、全般には5~6分咲きといったところだったでしょうか!?豪放さ、豪華さはまだ感じられませんでしたが、それでも初々しくも清新な古木の花を独壇場で楽しむことが出来ました。〔4月3日(土)〕

↓ 正面から見た地久院のしだれ桜です。天頂部はもうかなり咲いていましたが、四周に伸びて枝垂れ落ちる枝はまだ蕾状態でちょっと力がありませんでした。

↓ 天頂部はもうすっかり花が開いて陽光に輝いていました。

↓ 樹の根元に安置された祠の上に聳え立つ幹には勢いが感じられます。枝垂れ落ちて来る枝先の蕾が開けば、力強さが倍加されることでしょう!

↓ 枝垂れ落ちる様をアップで捉えてみれば、もう程々に花を開いた枝も認められました!

↓ もう十分に鑑賞に耐え得る咲き様と言えるかも知れません!

↓ 樹下から見上げました。枝垂れ落ちる枝先の蕾が開いてくれのを待ち遠しく感じます。

↓ 3年前に中央上部の太い幹の先端が折れてしまいましたが、その周辺の枝の樹勢はなお健全そのもので、満開の時の豪勢さに期待が膨らむほどでした!

↓ 枝垂れた枝先に花が付いて真っ白な衣裳を纏った姿に大変貌することが待たれる地久院のしだれ桜でした!

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孤高の土橋のしだれ桜

2021-04-09 07:09:00 | 散歩道

 安芸太田町から北広島町に移動して驚いたことは、その間が短距離にも拘わらず北広島町は見事に晴れていたことでした。桜の探訪者にはこれ以上に嬉しいことはありません。そんな良い心地で最初に訪ねたのは雲月山の麓にある土橋(つちはし)のしだれ桜でした。まだ早過ぎるかと危惧していましたが、7分咲き程度でしょうか、見る角度によれば清々しい桜の花を存分に見せてくれました。〔4月3日(土)〕


↓ 土橋のしだれ桜は旧芸北町でも最も山深い谷間の今は空き家となった一軒家の庭先に咲く孤高の桜です。

↓ まだフルに咲いた状態ではありませんが、枝垂れ落ちようとする枝先が美しくも健気に感じられました。

↓ しっかりと花弁を付けたまだ若々しい天頂部です!満開になる前の桜の美しい一瞬です!

↓ 高みから大きく枝垂れ落ちる枝は、これから花弁が開いてきて力強い存在に変身する筈です!

↓ 枝垂れ落ちる枝の花はまだ小さいものの、星座のように輝いています。

↓ 未熟な枝先ですが、逆光の中でちょっとした小宇宙を表現しているかのようです!

↓ 順光の中で見た成長途上の枝先です!圧倒的な力を秘めているのが分かるようです!

↓ 飛躍せんとする天頂部が、青空の下でもう輝いています。

↓ 春の良き日にもう舞を始めた土橋のしだれ桜でした。

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