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修行僧が行く

OCNブログから引っ越してきました。日々の彷徨の記録を綴ります。

芸北で出会った花々

2021-04-08 18:42:00 | 散歩道

 与一野の枝垂れ桜を見た後、寺領で満開のソメイヨシノとコラボして咲く花々をいくつか撮影してから、一本桜のある北広島町へと車を走らせました。その間に見付けた花々を小特集してみました。〔4月3日(土)〕

↓ 与一野の枝垂れ桜のある寺領には多くの花桃(バラ科モモ属)の花がソメイヨシノと共に咲き誇っていました。

↓ こちらはレンギョウ(モクセイ科レンギョウ属)とソメイヨシノのコラボレーションです。下界ではもう終わったレンギョウがここでは今満開でした!

↓ 色違いの花桃とソメイヨシノの揃い咲きです!

↓ 山裾では野生のヤマブキ(バラ科ヤマブキ属)の花が群落をなして揃い咲きをしています。

↓ ヤマブキと共にタチツボスミレ(スミレ科スミレ属)が山裾で群落をなして咲いていました。

↓ 叢に今年もオキナグサ(キンポウゲ科オキナグサ属)が群落をなして咲いていてくれました。

↓ 6枚の咢片を広げたオキナグサ!今はまだ下向きですが、徐々に上向きになってくれる筈!


与一野の枝垂れ桜を訪ねる

2021-04-08 07:19:00 | 散歩道

 今春は何処の桜も早咲きで探訪のスケジュール作りに過去のデータはあまり役に立ちません。4月に入ったばかりなのにもう県北の桜の心配も必要になってきました。与一野の枝垂れ桜(広島県安芸太田町寺領)はもう3月末には満開となったようです。遅まきながらその桜を訪ねてから、時間の許す限り芸北の桜の様子を探索して歩こうと決意しました。〔4月3日(土)〕

↓ 与一野の枝垂れ桜は満開の時からもう数日が経過して、少し細身になって高台のマウンドの上に立っていました。

↓ 明日には天気が崩れて花散らしの雨となりそうとの予報ですが、ここ安芸太田町ではもうすっかりと花見には残念な曇天となってしまっていました。そんな中でしたが、樹高12m程の樹は均衡のとれた美しい樹形を見せてくれていました。

↓ 満開から数日が過ぎて花はかなり散ったようですが、天頂部の花弁はまだ潤沢に残っているようでした。

↓ 潤沢に花弁を付けて豪勢に枝垂れ落ちる姿が魅力の樹ですが、流石にもう枝垂れ落ちる枝の花弁が随分と少なくなっているようでした。

↓ 地元の人々は田圃を整備して水を張り、田圃の周りを花々で包んで花見客を迎えてくれています。

↓ 高台にある農家の庭先からの眺望です。曇天下ながら昭和15年(1940年)に皇紀2600年を奉祝してご当主が植えられて81年目となる樹が周りの景観を引き締めて絶景を形作っていました!

↓ 田圃に映り込む静謐な山里の景観が心を癒してくれます!

↓ 天気が良ければこの山里が一際輝いてくれるのですが、この日は生憎の曇天で残念でした。

↓ 花桃の咲くマウンド下の集落から枝垂れ桜を見上げました。

↓ 集落の一画に祀られている那須与一の墓と言われる墓石!源平の屋島の戦いでの「扇の的射ち」で有名な那須与一が晩年この地に地頭として送られ田畑の開拓に励んだことから、ここが与一野という地名となったと言われています。