修行僧が行く

OCNブログから引っ越してきました。日々の彷徨の記録を綴ります。

千鳥別尺のヤマザクラ

2021-04-18 06:53:00 | 散歩道

 今年の広島の桜紀行もいよいよファイナルを迎えました。最後は千鳥別尺にしようと桜便りを注視していると、この日の午前中に「庄原観光ナビ」の表示がそれまでの「咲き始め」から急遽「見頃」「満開」へと変りました。天気の崩れも心配されたので、これは直ぐに行かねばなるまいと片道100㎞余りの距離を庄原市東城町千鳥に向け車を走らせました。〔4月11日(日)〕

↓ 県内第一位の巨樹とされるヤマザクラが千鳥別尺の山野を一望出来る高台でほぼ満開の時を迎えていました。

↓ ヤマザクラらしく小さな花弁をびっしりと枝に付けて咲いていました。下部の花弁の開き具合に今ひとつの感はありましたが、八分咲き以上で「満開」の範疇に入るものでした。

↓ 樹下から見上げるとこの日は上に行くほど小さな花弁がよく開いて、高みでは星のようにキラキラと輝いているようでした。

↓ この重厚な咲きっぷりはが何とも言えません!これだけの花がごく短時間で花開き、瞬く間に散ってしまうことがあり、よく驚かされます。

↓ 根元近くから別尺の集落が望めました。

↓ 根元には荒神さんを祀った祠が安置されており、地域の人々の厚い信仰を集めていると聞きます。

↓ ヤマザクラの隣には例年通り真っ白なスモモの花が咲き誇っていました。ふたつの花のコラボレーションも千鳥別尺の見所のひとつです!

↓ ヤマザクラとスモモの花の交響詩といったところでしょうか!

↓ ヤマザクラは見るアングルで樹形が変りますが、樹高27メートル、根回り6.7メートルの巨樹はどの角度から見ても圧倒されます。

↓ 逆光の中に巨樹の幾つにも分かれた幹を見ると、その樹勢の良さに改めて気付かされます。

↓ 壮健な幹や枝とたわわに繁った花弁が調和した姿には惚れ惚れとします!

↓ 何百年にも亘って千鳥別尺を見守ってきた古木です。これからも末永く見守っていって欲しいものです。

↓ 東城の高い空の下、千鳥別尺の山野を一望しました!

↓ 自然災害や新型コロナ禍があってここ3年地域の人々との交歓が出来ない状態が続いています。交歓出来る日が早く戻ってくることを願わずにはいられません!

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