修行僧が行く

OCNブログから引っ越してきました。日々の彷徨の記録を綴ります。

悲しき我が散策の路~豪雨災害

2018-07-09 14:48:36 | 散歩道

 梅雨32日目の7月6日(金)夜に発生した広島市安佐北区口田南5丁目の豪雨災害現場を歩いてきました。3棟の民家が土砂崩落に巻き込まれうち1棟で2人が亡くなったという現場を始め、この辺りは私の散歩コースのひとつでした。矢口川という小さな川が流れ、それに沿って中国自然歩道が延びる谷間に古くからの農家や新たに建った民家が点在していました。豪雨災害を機に全く姿の変わり果てた散歩コースを見るのは悲しい限りでした。亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げると共に、被災されました方々に衷心よりお見舞いを申し上げます。〔7月8日(日)〕

↓ 豪雨による濁流に川岸の土手も洗い崩され、散歩ルートの橋も完全に流されてしまった矢口川です。

↓ 3棟の民家が巻き込まれ、2人が亡くなられた土砂の崩落現場です。河合克行衆議院議員と奥様の河合あんり県会議員も秘書お一人と地元の案内人と共に視察に来られていました。

↓ 土砂崩落現場にこれ以上近づくことは足元も泥濘でおり、まだ時期尚早と考え自粛しました。

↓ 土砂崩落現場の直ぐ上手の中国自然歩道を兼ねた車道はまだ矢口川上流部からの濁流に洗われていました。周囲の田圃や畑は濁流に流されてしまっていました。

↓ つい3日前まで民家の前庭だったところが濁流流れる川に豹変していました。

↓ 中国自然歩道の路面に堆く積もった岩や倒木などの瓦礫。この先の山は想像を絶するほどの甚大な被害を受けているのでしょう!

↓ 砂と瓦礫に埋まった中国自然歩道。左に分岐する道の法面に「中国自然歩道」の標識が立っていましたが、それがなくなっていました。

↓ 今年6月12日に撮ったその標識です。緑なす平和な景観が一晩にして荒地に変容してしまいました。

↓ 狭い土地を開いた棚田も土砂に埋もれてしまっていました。右側の水溜まりは中国自然歩道です。

↓ 今年6月12日に反対側から撮影した同じ棚田です。この変貌ぶりに自然災害の怖さを感じます。
 

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