主要ポイントで晴天に恵まれてきた幸運もそろそろ尽き、朝起きると雨であった。
旅の中間点クイーンズタウンは連泊にしていたので、クイーンズタウンを離れれば、雲も切れるかと、グレノーチーに向かって走りだすと、雨が断続的になってきた。ベネット ブラフ ルックアウトからはグレノーキーの辺りも見えている。

雨のワインディングロードを順調に走り、観光地と言うより、山村のグレノーキーに到着。 あの山の向こうはルートバーントラックを経てミルフォードだ。たった十数kmしか離れていないのに、車で300kmも走ってこなければならないのが不思議。

時折激しい雨が降る中、ダートリバーからのジェットボートが帰ってきた。

切り立った絶壁からは、何本もの滝が流れ落ちているが、その山裾は牧場になっている。

ルピナスの咲く中、黙々と草を食む羊たち。

観光客の行かないような、奥の方に行って見ようかと走りだすも、だんだんダートの道が細くなり、雨も降っているので、あきらめ、グレノーキーに戻る。なかなか雨雲が切れないので、夏の日に輝く雪山、氷河、雪渓は見えない。

途中、美しく整備された売り出し中の庭園をちょっと覗き、クイーンズタウンにもどる。
クィーンズタウンと言えば、ファーグバーガーなのかな? お昼ご飯はバーガーテイクアウト+サラダを宿でいただく。
なかなか晴れ上がらないが、せっかくだからケーブルカーで高い所に登り景色を見よう。
宿から歩けばよかったのに、車で出かけ、駐車場探しにウロウロ。何とか山頂に着けば、ワカティプ湖とクイーンズタウンを望むこの風景。

終点ではバンジージャンプとか、

漕がないで済むMTBでのダウンヒルとか、色々な楽しみ方があるようだ。

もう少し遠くまで見渡せるともっと良いのだが、

まあ、この位にして、次の目的地、アロータウンに向かう。

アロータウンは砂金採りで栄えた町。

しかも、百数十年前の建物が沢山残っていて、小奇麗なカフェや土産物店になっている。
一方、ダークサイドの歴史として、ここには中国人苦力の家並みもある。クーリーの家はほとんどが背の低い掘っ立て小屋。

アロータウンからの帰途、行きと異なる山側のMalaghan Roadを経由して帰ってきたら、特徴のある橋を渡り、渓谷沿いの道になる。
Uターンして戻ると、ジェットボートツアーで有名なショットオーバー川のジェットボートの発着所だった。もう夕方でツアーは終わっており、誰もいない。これを証拠写真にボートに乗ったことにしておこう。

クイーンズタウンはNZアルプスの軽井沢と言った感じ。多くのショップと、レストランが立ち並んでいる。少しは観光もせねばね、、

実は今日は連れ合いの誕生日、電話でこの日本食レストラン、南十字星を予約しておいた。

名物?のイセエビ他が山盛りのシーフードプラターを注文。

美味しかったです。
で、お店からのサプライズサービス。誕生日と告げてあったせいで、ミニケーキとアイスのプレゼント。ずいぶん家族ポイントが稼げた。

曇り時々雨または晴れの観光には不向きな天候だったが、終わりよければ、すべて良し。
走ったコースはこんな所。ワカティプ湖に囲まれたエリア。
下図をダブルクリックすれば、拡大可能な各地点での写真、コースタイム、ストリートビューなどが判るグーグルマップが開ける。

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ニュージーランド2週間ドライブ旅行の日記リンク
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