逆風に抗して Against the wind,♪ we are running against the wind.♪
ここではないどこかへ。モモンガーの旅
2018年に横浜から信州にUターン
自転車と日々の生活を
綴ります。
 



ニュージーランド南島2週間のドライブ旅行、スカイカウチで快適に機内泊してオークランドに朝9時到着。クライストチャーチへの便は11時発のNZ525。3ヶ月前の旅行計画策定の時は2時間の乗り継ぎはちょうど良い時間配分と思ったのだが、経験者の話を聞くと、この乗り継ぎが問題とのこと。

まず、入国審査、まあ列は長いものの、何とか流れて20分で通過。荷物カルーセルからスーツケースを引き取って、次が問題の持ち込み品の検疫。可愛い検疫犬の歓迎を受けるも、列がなかなか進まない。あらま~ぁ、山ほど食品を持ち込んで捕まっている人が前に居る。当方は手持ち食品はほとんど無しで現地調達の予定、持ち込んだウォーキングシューズも2度洗いしてきたのだが、列が進まない、、、、のではどうしようもない、、30分でようやく通過。で入国できたのは1時間10分経過後。スーツケースを国際空港側でドロップして、空身で国内線に乗れるのは出発1時間前まで。なので、重い荷物を持ったまま、数百m離れた国内ターミナルへの移動するしかない。事前に調べてあったので焦らなかったが、15分間隔の連絡バスは当てにならない。複雑な経路をたどって、国内線ターミナルへ。この緑線に沿って10分ほど歩くと、国内線ターミナルに到着。



国内線のチェックインは既に済んでいるので、やっと荷物をドロップして、何とか出発30分前に、さあ搭乗と国内線ゲートに向かったのだが、、、、

地上職員が私の搭乗券をスキャナーにかざすと、赤ランプが点滅する。突然職員から何か言われるが、50才台のおばちゃん職員のニュージーランド訛りの英語が即座に頭に入ってこない。ワンテンポ遅れて、あ、そうか、「非常口前の列で英語の指示に従えるか?」、、、、だって? あっ、Yes,Yes I Can! と叫ぶも、同時に別の列で連れ合いも同じ質問に撃沈。しばらく待たされて、NZの老夫妻と席を交換する羽目になってしまった。実は3ヶ月前のチケット購入の際300円余計に支払って、座席ピッチの広い、非常口列席を選んであったのだが、そんなことはとうに忘れていたし、突然の赤ランプ点滅とNZ英語で即反応ができなかったのが敗因。  あぁ、600円の無駄使い!

と言うことでようやく12:30にクライストチャーチ空港到着。レンタカーを借りにHertzのブースへ。おにーちゃんの準備した書類を再点検すると、クライストチャーチに車を返すことになってる。オイオイ、車はGreymouthで乗り棄てるんだよと文句を言うと、あっそうだった、ごめんと書類にGreymouthと書込み、サインして、これでOK, No problem,て、本当に大丈夫かよ?



借りたのは、カローラの5ドアCVT、走行は33370km


最初に取った免許がオーストラリアだったので、交通規則は同じとは言え、久しぶりのRight hand priorityとロータリー交差点に注意して、出発進行。まずは近くのHornbyのショッピングセンターへ。

Hornbyで買ったのは2degreesの1ヶ月有効、200通話、500GBのプリペイドSIM、NZ$19と安価である。
グローバルローミング可能な、トラベルSIMも持っているのだが、通信料が高いのと、通話は不可なので、このSIMは大変ありがたかった。



インド人の販売員に頼み込んで、SIMのアクティベーションも無事完了。これで、スマホが使える。
さて、次なる関門は??
12月のこの時期、NZは初夏の果物の季節。20年ほど前に書かれた旅行記で、Kaitunaの果樹園のサクランボ狩の話が出ていたので、Akaroaへの途中、寄ってみようと果樹園を探すも、見当たらない。見えるのは羊さんばかり。



久しく走って、すれ違った地元の女性を捕まえて聞いた所、10数年前にAn Orchard has goneとのこと。せっかく寄り道したのに。

気を取り直して、Akaroaに向かうも、急登の山道がどんどん細くなり、最後は細いダートだ。何か変。幸い一軒家があり、そこの子供が道を教えてくれる。峠の下まで戻れ!とのこと。Garminには有料のCity Navigatorではなく、OSMのフリー地図を入れてきたのだが、それがダメだったか? いやいや、Garminの設定が自転車モード、距離優先で案内するようになっていたことを発見。数Km引き返し、Akaroaを目指す。

再度急坂を登り、ようやくAkaroa湾が見えてきた。天気が良ければ、素晴らしい光景なのだが、残念ながら曇り、それでも海の色は綺麗だ。



アカロアはフランス人の入植した町。チョットあか抜けているかな?背後の黄色のCriterion Motelにチェックインし、夕食は右側の海に面した Ma Maisonへ。


初めてのニュージーランドでのまともな食事はシーフードリゾットとステーキ。手が込んでいて、美味しゅうございました。



食事後もまだ明るいので、アカロアの町を散策。百年以上前の建物が沢山残っている。


銀行支店として建てられた建物が現在も使われている。中を覗くと、重厚な室内と木造の壁に設けられたATMとのアンマッチが面白い。



かってこの町に電灯を灯した水力発電所はアートギャラリーになっていた。


入国時の検疫、国内線への乗り換え、レンタカー、プリペイドSIM、目的の果樹園無し、GPS頼りのドライブ、、、、と乗り越える関門は数多くあったが、初日の走行距離を115km(予定は85kmだったが、)に抑えてあったので、無事にD2を終えることができた。

走行ログが一部消失しているため、Google Mapは不完全であるが、下図をクリックすればGoogle Mapとストリートビューが開ける。



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   ニュージーランド2週間ドライブ旅行の日記リンク  
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